猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

花見と俳句

2010年04月03日 | Weblog

桜の季節なので、花見の話ばかりだ。

心臓の手術で命拾いしたせいか、桜を見るたびに「これが見納めの花見に

なるかもしれない」と思っている。

だから、何度も何度も花見をしたいと思っている。

何も句の流儀を知らない者が一句。

   「見納めと 思う花見の 病後かな」

 

今日も五条川と木曽川に行ってきた。

五条川の桜は、川沿約8キロに帯のように植えられた桜が開花している風

景が見ものだ。

木曽川は扶桑町の散策コースの薄紅桜や三本桜、そして枝垂れ花桃や菜

の花が咲き乱れて、春爛漫の風景が何とも素晴らしい。

アピタの屋上からみた五条川の桜。延々と約8キロ続いている。

花のトンネルで、川が見えない。

木曽川の「薄紅桜」、毎年矍鑠として咲いている。

木曽川のしだれ花桃。遠くに山那(やな)の渡しの常夜灯が見える。

菜の花の向こうに木曽川がゆっくりと流れている。