猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

ノエルルージュ

2009年03月24日 | Weblog
今日のWBC決勝戦ほど緊張感を持ってみた試合はありませんでした。
普段はあまり野球は観ませんが、WBCだけは必ず観ていました。
韓国のレベルは高く、日本にとってはよきライバルが出来たという事です。
WBCの優勝、定額給付金、1000円高速道路と経済効果は大きいと思います。
その証拠には株価が一挙に跳ね上がっています。

ノエルルージュ、別名チョコレートコスモスと言います。
近所の園芸店でみつけました。
この花の色を描くのは難しく、紫色になってしまいました。

何でもスケッチ

2009年03月23日 | Weblog
マチスは常に自分の眼と手の感覚を失わない為に、朝起きると手当たり次第に2~30枚のスケッチをしていたようです。

これに対して平山郁夫さんは「マラソンしたり体操したりして鍛えるように、やはり眼と手と頭を直結させる為には、身体で覚えさせないとだめですね。ただ手だけだと職人になりますから、絶えず物を見て感じるという訓練を忘れないことですね。」<平山郁夫・私のスケッチ技法>より。

この本を読んでから再度「何でもスケッチ」だ!と行動に移すのですが、悲しいかな結果はこの通り。
恥も刺激のうちと思いながら、続けてゆけば少しは身につくはずだと、希望を持ちつつ訓練の毎日です。

織部の皿

2009年03月23日 | Weblog
先日、多治見・市之倉の貞山陶房の加藤晃人さんの作品が気に入ってしまい、新作で釜から出したばかりのお皿を譲っていただきました。

織部風のデザインで丁度アコーディオンの鍵盤を思わせるような模様だったので、娘が来たときに天婦羅でも盛り付けてみようかと思っています。

心臓(動脈弁)の手術から5ヶ月

2009年03月18日 | Weblog
心臓手術をやってから早いもので、もうじき5ヶ月が経ちます。

手術は動脈弁を生体弁に置換したのですが、術後の経過はまったく順調で今では以前と変わらない生活を送っています。
考えてみると、手術前は「動脈弁不全」という病気がどんなものかとか、手術は心臓だけに大変複雑微妙なものであるか等、よく理解しないでただ先生方を全面的に信頼して受けたのが良かったのではないかと思っています。

いまになってインターネットや医学書などで知ると、大変な手術をやったのだということが良くわかり、よくぞこんなに元気で回復したものだと思うのです。

豊橋ハートセンターの大川先生はじめ素晴らしい先生方に出会えたために、今の自分が在ると思っています。
先生方には感謝しても仕切れないという気持ちで一杯です。

川柳「党首会談」

2009年03月17日 | Weblog
「こんなとき党首討論して欲しい」という川柳は友人が朝日新聞で特賞となった作品です。

麻生さんも小沢さんもてんてこ舞いの中ですが、一度超党派で政策連携をしてみたら一挙に盛り上がるのではないでしょうか?

なに?「俺はそれど頃ではない」(小沢)って?

動き始めた日本 高速道路が1千円

2009年03月15日 | Weblog
定額給付金に続いて「高速道路の1千円」が4月から始まります。

日本の道路はじめ鉄道などのインフラは世界でも最高水準のところにあります。
そして旅行や趣味などの自己実現の欲求もかなり高いレベルにあると思います。
そんな中で高速道路でどこまで行っても1千円ということになれば、国民は動き出すことは間違いないでしょう。

「定額給付金」と「高速道路の1千円」で個人消費はかなり回復するでしょう。
この二つの施策で国民の旅行や買い物にかなり弾みが付くはずです。
特に観光地の飲食店やみやげ物店そしてホテルや旅館は4月・5月の旅行時期に入るので、かなり賑わうはずです。

敢えて言えばこれに併せて新幹線や在来線の代金を割り引いたら、さらに人は動いてお金も使うようになると思います。
とにかく当面はあらゆる施策を打ち出して、個人消費を盛り上げるかがポイントになりそうです。

スケッチは「おきな草」です。
幻の山野草といわれていますが、地味で老成した雰囲気が気に入っています。

とにかくありがたいものです 定額給付金

2009年03月14日 | Weblog
今日、役場から「定額給付金」の申請書が届きました。
自分のところは夫婦で4万円いただけるそうです。

年金生活者はたまには旅行に行ったり外食をしたりしてみたいし、子供の苦しい生活を見ていると助けてもやりたいと思うのは誰でも同じだと思います。
とても貯金など出来るものではありません。

現役の方々も大不況の今の時代ですから貯金などとても出来ません。
直ちにスーパーで食料や衣料を買うことになるでしょう。

この不況の中で、一時的でもいいから国民の気持ちを開放して気分転換を行うには必要なことだったと思います。
定額給付金をもっと有効な方法で使ったらどうか、という人も半数以上いたと思いますが、直接需要に結びつくものは国民に支給する現金以外には無いと思います。

過って各市町村に1億円渡したことがありました。
こんなことに比べたらどれだけ気持ちと経済が活性化されることなのか、全ては国民全てに行き渡った後の結果が証明するでしょう。

50年前の若者が集まって

2009年03月12日 | Weblog
50年前に19歳だった若者4人が昨日舘山寺温泉で再会しました。

iさんは数年前に江戸時代の旅人さながら東海道を歩いて踏破したという健脚で、今度は中山道を踏破したいと計画しています。
落語好きで飄々とした生き方がなんとも羨ましく思っています。

Hさんは最近まで技術者として第一線で活躍する傍ら茶道の師匠でもあるという経歴の持ち主です。彼も現在中山道を歩いているところであり、同じ目的のiさんと話が弾んでいました。
何事も技術者らしい真摯に取り組んでいる姿はいいものです。

Tさんはどこにそんな時間があるのかと思えるほど忙しかったのに、クレー射撃に熱中し地元の大会にはいつも入賞しているという不思議な人です。
仕事の方はごく最近リタイアしたものの、持ち前の人柄で地域の世話役など忙しい毎日を過ごしているようです。

私はというと、こういう友人達の囲まれて毎日が楽しく過ごせるという幸せ者ではないかと思っています。

私達はどうも価値観が共通しているようで、夕べの一夜の話も若い頃観た映画や今読んでいる本の話などに花が咲いていました。

これからの時間はかなりのスピードで過ぎ去ると思うので、逢う機会も頻繁にしたいと思うのは自分だけではないと思います。

ペンギンが空を飛ぶという発想

2009年03月08日 | Weblog
この映画は題名は「旭山動物園物語」で「ペンギンが空を飛ぶ」というサブテーマが付いていますが、映画の題名は「ペンギンが空を飛ぶ」だけにしても良かったように思いました。

世間ではペンギンが空を飛ぶはずがないと思っているのですが、旭山動物園の人たちは常識を覆すのです。

そんなはずがない?しかし、空を飛んだのです。
つまり発想の転換というか、視点を変えれば成し遂げられるのだということです。

今の世の中で一番必要なことをこの映画は訴えているのです。
夢を持ち続けること、そして現場に携わっているものの智恵を結集すれば必ず実現できるのです。

マスコミは不況の暗い部分ばかりを取り上げないで、「ペンギンが空を飛ぶ」ようなことを取り上げて欲しいものです。


野菜のスケッチ 生しいたけ

2009年03月04日 | Weblog
スーパーに行ったとき、野菜売り場を散策するのもよいものです。
野菜たちが「僕達を描いてくれ」と言っているようなので、こちらに訴えているような野菜をいくつか買ってきて描いています。

この生しいたけたちは、パックに入れられて窮屈そうだったので、持ってかえって開放してやったら、それぞれが自由な格好をしていかにも嬉しくて転げまわっているようで面白かったので、描いてみました。

絵が硬かったようなので、もう少し遊びの部分を取り入れて描きたいと思います。