猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

大塚国際美術館に行く

2012年09月29日 | Weblog

昨日と今日は淡路島に行ってきた。

淡路島では「大塚国際美術館」を見学するのが目的だ。

この美術館は有名な絵画を陶板に転写したというユニークな美術館だ。

絵は陶板に転写してあるので、触っても変化することはないので、

写真も自由に写せるし、なによりも臨場感があるのがこの美術館の特徴だ。

展示方法は古代~現代に分かれて展示してあるが、

時々思いきった展示方法で驚くことが多い。

例えば「最後の晩餐」を修復前と後を、同じ部屋に展示してあるなどだ。

ところで、入場料は一般が3150 円なのが気になる。、

豪華な美術館であるためか入場料は大変高い。

それでも入場者は結構多く、今日もかなりの見学者で賑わっていた。

やはり絵は本物でなければ迫力がないという方には、物足りなさが残ると思う。

こういうあたかも「自分がその現場にいるような美術館」もいいものだ。

大塚国際美術館のURLは http://www.o-museum.or.jp/character/


女性の一人旅

2012年09月27日 | Weblog

花を持つ女性(クレパス・水彩)

 

今度の旅は、年金生活者7人が「北海道の風景を撮影する旅」である。

先生と経験者が撮影場所を案内をして回ろうというのだ。

途中、若い女性の一人旅をしている方に出会った。

一人旅らしき方や、気のあった友達風の二人旅の方がたくさんいた。

一人旅の方には皆さんが世間話をしているようだった。

男性は幾つになっても女性に好奇心があるものだと思った。

それを機会に「最近の女性感」についての話がよく出るようになった。

我々の世代では「女性の一人旅などは考えられなかった」というのが、大方の意見だった。

「親は心配ではないだろうか?」とか「今の女性は昔と違って自立しているようだ」とか。

確かに最近の女性は「自立」して居るためか、「自分の考えでどんどん行動に移す」時代だ。

家族を持ったら行けなくなるので、特に国内の旅とか海外の旅には積極的に行くようだ。

女性の旅人に出会ったお陰で話題が賑やかになったことは確かだ。 


旅先での収穫 北海道富良野・美瑛・大雪山を巡って

2012年09月25日 | Weblog

富良野の夕日

美瑛町の草刈り風景

大雪山の風景

 

北海道は何といっても風景が雄大だ。

こういう風景を見ていると気持が大きくなる。

とにかく開拓当初は木々を切り倒し畑にしたのだから、

その苦労は並大抵のものではなかったかと思う。

なにしろ、少し街中を離れると周りは木々で囲まれているのだ。

ところで、今度の旅行でロープウェーで大雪山に行ったとき、

つくづく「皆のお陰で生きている!」と思ったことはない。

心臓動脈弁を手術した自分が、いま「大雪山」にいるのだ。

いい先生に巡り合えたことやよき仲間の皆さん、全てがありがたいと思った。

いい写真を撮るということも目的の一つであったが、

今度の旅行で「皆のお陰で生きている」と思ったのは大きな収穫だった。 


大雪山で出会った彫刻家

2012年09月23日 | Weblog

今度の北海道の旅で多くの収穫があったが、

大雪山で出会った彫刻家の方には、多くのことを教えてもらった。

いろいろ話していたら、私たちが行った美瑛の展望台からスケッチをしていた方で、

その後大雪山でスケッチをされたとのことだった。

描かれていたスケッチが素晴らしかったので、

どんな画材を使っているかを聞いてみた。

そしたらいろいろ工夫されていることや、

画材について、こと細かに教えてくれたのだ。

普通、彫刻家や画家は画材については教えてはくれないものだ。

ご本人はもちろん動向されていた奥様も非常に穏やかで

家庭の雰囲気が想像できるようなお人柄だった。

ネットをみたらその彫刻家の作品を見ることが出来た。

早速、礼状を出しておこうと思った。

そんなことがあったので、自分にとってはとてもいい旅だった。


北海道への旅

2012年09月22日 | Weblog

18日から北海道に行ってきた。

昨日の夜、帰ってきたが、いまはとにかく眠かい。

写真の仲間7人での珍道中だった。

主に富良野・美瑛・大雪山旭日岳の撮影である。

北海道は愛知県よりも暑かった。

長年北海道に住んでいる方も驚いていた。

明日からは写真を入れながら珍道中の報告をしたいと思う。

 


地域の美術展に参加して交流する

2012年09月16日 | Weblog

写真の部に出した「漁港寸景」

 

私の住んでる町は、毎年「町の美術展」を開催している。

今年は初めて写真の部に参加した。

この町の美術展の特徴は参加すれば

どの作品も出してくれ、入賞とかの格差を付けないのが特徴だ。

そして、参加して「いいな~」と思ったことがあった。

ご近所や趣味の友達や行きつけの店の方などと

コミュニュケーションが出来ることがわかった。

会場に行ってご近所のご夫妻と「写真の趣味」の話で盛り上がったことや

、行きつけの理髪店のご夫妻が見にきてくれたことなど、

自分の一面を知ってもらったことが本当にうれしかった。

こういう交流が出来るので、来年も参加すしてみたいと思った


問題を抱えている人ほど生き生きしている

2012年09月14日 | Weblog

歳を取ったら毎日やることがいっぱいあるほうがよい。、

予定表に行動予定がいっぱい書かれている方は幸せだ。

目標があって毎日の行動がそれに収斂されていればなおさら良い。

なぜそんなことを言うのかというと、

この歳になると「何か問題を抱えている人ほど生き生きしている」ように思うからだ。

本人は問題を「苦」としてとらえのが普通であるが、

実は「苦」のお陰で、常に緊張感を持つことになる。

だから顔艶もよく生き生きしているのだろう。

反対に「樂」の中では「刺激もないし、つまらない毎日を過ごす」ことになる。

自分も幸いに金がないという「苦」(問題)を持っている。

お陰で頭の中では常に「やりくり」で結構忙しい。

だからいいのかも知れない。


日本人という不思議な国民・・・NHKBS「世界街歩き」

2012年09月10日 | Weblog

NHKBS3の「世界街歩き」はよく見ている。

今日は「サントペテルブルク」の街を紹介していた。

いろいろな街を訪れているが、そこに住んでいる人々に

インタビューするが共通して居るのは、

「自分たちの街を自慢する」ことだ。

日本人の場合は、世界で一番安全でいい環境に

いながら常に不平不満を言っているように思う。

日本人はお金を持っているが、自分の国を愛せない日本人。

他の国の人々はそれを不思議な眼で見ているようだ。

お金は持っているのでどこにでも出掛ける日本人。

しかし、自分の国を愛せない、本当に不思議な国民だ。

「世界街歩き」を見ていて、いつも感じることだ。


細野環境相の決断

2012年09月08日 | Weblog

昨日、細野環境相が若い人たちから要請されている

総裁選へには出ないことを決めた。

彼の決断の理由を聴いて「その通り」だと思った。

理由は「原発事故の対応に専念する」ということだ。

細野さんのこの決断にはだれもが納得すると思う。

周りから「出るな」という、アドバイスもあったようだが、

最後は自分が決めたことだと思う。

「原発事故の怖さや後始末の難しさをを知っている」

彼から出たもっともな「決断」だったのではないか。

このことは野田首相も同じ気持ちだと思う。

首相も「今度の災害や原発事故が収束するまでは、やめるわけにはいかない」

と思っているに違いない。

いま、政治に必要なのは「心」だと感じている。

この総裁選の立候補者を見ると、いろいろな「心」が感じ取れる。

被災者や世界の人たちは政府の「本気度」と立候補者の「心」を

じっと見ているのではないだろうか?


年寄りの自覚

2012年09月06日 | Weblog

先日、健康診断に行ったら、身長が低くなっていたのには驚いた。

人間は歳を取ると小さくなって行くことは知っていたが、

自分が小さくなっていたのを知った時のショックは大きい。

「いや、まてよ!」これは神様から「年寄りを自覚せよ!」

と言われたのだと思う。確かに年寄りは若い人たちにはかなわない。 

具体的にはこんな症状が出てきた時は歳を取ったのだと思う。

①身体の動きが「しんどく」なって来るので、何をするにも消極的になってきたとき。

②背は小さくなる、シワは増える、頭は白くなるなど、いかにも年寄りらしくなってきたとき。

身体にこういう症状が出てきたら若い人たちに引き継いだ方がいい。

世の中は動いている、ほとんどのことは若い人たちに任せた方がいい。

流れをつかむのは、50歳代までの若い人たちが得意な分野だ、

年寄りは、経験から体得したものを、若い人たちに伝えゆくのが役割だと思う。

政治の世界をみても、どんどん若い人たちに引き継がれている。