猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

継続は力なり

2011年12月31日 | Weblog

いよいよあと何時間で新しい年を迎えることになった。

3年前の心臓手術そして年末の指の骨折続き今度の打撲だ。

いずれも「生きている」ことがこんなにもありがたいと思ったことはない。

とにかく身体を思うように動かせなくなってしまったのだ。

好きなことを縦横無尽に実践してみたいと思っていたところに、

普通通りの生活が出来なくなってしまったのだ。

本当に残念だけど、やり様によっては何とかなるはずだ。

先ずは好きな絵(下手の横好き)を毎日描くことを実践しようと思う。

継続は力なりだ!

(実は前からそう思っていて、毎日描いたり描かなかったりしている、

そういう不徹底さがいかんのだ。)

皆さんよい年をお迎えください。


自分が勝手に出来る時間

2011年12月29日 | Weblog

一週間前に窓のサッシ戸に嫌というほど指を挟んでしまった。

今朝起きたら挟んだ左手の中指が痛くてたまらなかった。

「これはいかんぞ!」と医者にい診てもらったら、

なんと、中指の骨が骨折していたのがわかった。

医者の話だと2ヶ月くらいは静かにしていた方が良いとのことだ。

とにかく痛いのが辛いので、痛み止めを飲みながらの毎日である。

そんなことで、明日からの会合などの予定はすべて断った。

暫くは静かにしていなければならないので、外出は控えなければならない。

家で勝手な絵を描いたり、積んでおいた本を読んだりするしかなさそうだ。

日頃出来ないことが実行できるチャンスだと思う。

自分が勝手に出来る時間が取れるということだ。

こういう時もたまにはあっても良いのではないだろうか?

自分がしたいことは何か?が見つけられるような気がする。

予想外のことが見つけられそうな気もする。 


寿命というもの

2011年12月27日 | Weblog

先日、久し振りに静岡に行って子どもの頃からの友人と会ってきた。

彼は今年の春に「がん」が発見されたが、

手術結果がよく今では第一線で活躍している。

その彼と会って話していたら、先日クルマを大破するような事故を起こしたという。

穏やかなではないと思いながら聴いていたら、

彼はこれまでに、一つ間違えば死んでしまうような交通事故を3回起こしたという。

彼が「がん」になったことや、その後の「交通事故」の話から、

彼は「生かされている人間だ!」と思った。

死神から見放された幸せな人間ではないか。

ところで、どうも人間には寿命というものがあって、

どんなに病気や事故に出会っても、飄々と長生きしている人間はいるものだ。

そういう人のことを世の中では「寿命がある人」とか「運の強い人」とか言われている。

寿命ばかりは本人は一切わからないものだ。だからこそいいのかもしれない。

とにかく「寿命」なんて言うものは、いつ来るのかわからないので

先を心配しないで、楽しく生きた方がいいような気がする。


人形劇は面白い!!

2011年12月26日 | Weblog

名古屋・桜通りに人形劇場があるのをはじめて知った。

久屋大通り駅近くの損保ジャパンビルにある

「損保ジャパン人形劇場ひまわりホール」だ。

昨日は「P新人賞2011年最終選考上演会」ということで行ってきた。

人形劇をじっくり見るのは初めてだ。先ずは温かな雰囲気に気持ちが癒された。

さすがに新人賞の最終選考ということで、

ここまで残った3グループの芸は質が高かったと思う。

人形劇は文楽人形のようなものだと想像していたが、

見る者がイメージを自由自在に広げられるようなものだった。

主役は人形・段ボール・絵など多彩に使われていた。

こういうものが実に面白く物語の主役になっていた。

考えてみれば子供達の想像の世界と同じだと思った。

しかし、日本人の大人には潜在的に

文楽人形や人情話の地が流れているのではないかと思った。

大人の人形劇があってもいいのではないかとふっと思ったりした。

とにかく大人は、あまり抽象化されると解らなくなってくるのではないか?

その証拠に会場では選考委員と観客の見る目が違っていた、

投票結果では選考委員の結果を観客が覆していたのが印象的だった。 


感動の連続 ユニバーサル・スタジオ

2011年12月25日 | Weblog

スタジオ内風景1

スタジオ内風景2

スタジオ内風景3

シヨー

パレード1

パレード2

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに初めて行ってきた。

クリスマスのアトラクションを撮ってみたいと思ったのだ。

なにしろ会場は子どもや若い人たちがいっぱいで嬉しくなってしまった。

それに何といっても夜のアトラクションがいい。

「マジカル・スターライト・パレード」の豪華絢爛さには感動した。

「観客と演技者が一体となったときに」人は感動するのだということも。

感動とは、人々が一体となって共有することで始まるような気がする。

先ずは写真で当日の様子を見てもらいたい。 


好きなことに取り囲まれた環境づくり

2011年12月20日 | Weblog

好きなことに取り囲まれる環境をつくるのもいいと思っている。

例えば、絵を見るのが好きなので、近くのメナード美術館にはよく行く。

この美術館はゴッホ、ピカソ、セザンヌ、マティスなどの名画がめじろ押しだ。

何といっても、筆使いの跡が生々しく見られるので、いろいろなことを推測する。

例えばゴッホの絵は、彼がこの絵を描いた半年後に自殺したというが、

「筆の勢いからはそんな気がしない」というような推測するのが楽しい。

また、マティスの「ヴェールをかぶった女」を見ると

マティスの性格が解っるような気がする。

そして、こんなこともしている。先日静岡の友人からみかんが送られてきたので、

早速、ハガキにみかんを絵(下手ながら)に描いて礼状として送った。

という具合にしていると、絵を何となく描いてみたくなるのだ。


忘れることはいいことだ!

2011年12月15日 | Weblog

今日、デジカメ教室に84歳の方が入られた。

その方は77歳でパソコンを習ったとのことだ。

そのエネルギーには頭が下がる。

そういう方がいるので、人生の勉強になるのだと思った。

やはり名前はなかなか覚えられないと言っていた。

「そういう方でもそうなんだ」とホッとした。

自分などはひどいときには、話している相手の名前を思い出せないまま

その相手と話をしているときがある。

失礼になるので、最後まで相手の名前を出さないように話している。

最近では名前の覚え方を工夫しているつもりだ。

例えば、坂本なら「坂本竜馬」で覚えるようにしている。

それでも忘れてしまう。情けないくらいだ。

しかし、忘れるということがなかったら「人間さぞ苦しいだろう」と思う。

「苦い思い出」とか「忘れたいこと」は誰にでもあるのだから

「忘れるとは人間に与えられた特権」だと思うようにしている。


俳句を学んで老化を防ぐ

2011年12月11日 | Weblog

最近、自分の体の中で確実に老化が進んでいると感じる。

特に顕著なのことは、身体の動が重く感じることだ。

もうひとつは、誰かと話しているときなど話題が広がらない。

若い時のように話のアイデアが湧き出て話がどんどん広がらないのだ。

それに人の名前や固有名詞が出てこない時が多い。

そんなことなので、少しでも老化を遅らせるための努力は続けようと思っている。

先ずは毎日ウォーキングすることだ。

そして、趣味の写真を撮って動き回るようにする。

先日も一宮の138タワー公園で写真を撮りに行った。

歩いた歩数は16000歩だった。

一方、頭の方は脳細胞がどんどん減っているので、

自分の思いを印象的に表現にしようと思う。

具体的には俳句を覚え、出来るだけ詩で表現するつもりだ。

俳句で表現した方が、感情が膨らんで表現出来ると思うからだ。

今日もいくつか作ったのだが、ここに書けるようなものではない。

どれだけの効果があるか、実行してみたい。


美術館で心の休みを

2011年12月09日 | Weblog

昨日、名古屋・徳川美術館に行ってきた。

平日というのに多くの方々が来ていた。

館内の日本食レストランはいっぱいだった。

恥ずかしいながら徳川美術館は初めてだ。

常設展は「尾張徳川家の大名道具」であり、

特別展は「源氏物語の世界展」だった。

何といっても心の休息ができたのはありがたい。

日頃は雑念の中にいるので、たまにはこういう場所に来るのもいい。

美術館には優雅な雰囲気で満たされている。

この美術館は昭和10年に出来た建物をそのまま使っており、

歴史を感じさせる雰囲気なのがいいのかも知れない。


日本人の幸福量は?

2011年12月07日 | Weblog

ブータン国王夫妻の来日を機に「国民総幸福量(GNH)」が話題になっている。

ブータンでは国民の98%が幸せと感じているが、日本ではどうか?

たぶんかなり落ち込むのではないだろうか。

高齢化している日本では、我々のような高齢者の考え方が決め手になると思う。

少子高齢化の時代の中で将来の不安はいっぱいある。

病気になったときの不安・・・・病気になったときは子供が面倒を見てくれるか?

という不安。

経済的な不安・・・・年金が少なくなってくると生活が出来るか?という不安。

死への不安・・・・いよいよ最後の時には家族に見守られて死ねるか?という不安。

こういう不安がなければ幸福量は大幅に上がるはずである。