猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

北海道・美瑛のスケッチ2 草刈り風景

2012年10月28日 | Weblog

北海道・美瑛の草刈り風景

いま北海道・美瑛と富良野のスケッチを描いている。

これは前田信三さんの作品が展示してある、拓真館近くの畑での草刈り風景だ。

写真を撮りに行ったので、スケッチは帰ってから写真を見ながら描いている。

北海道の雄大さを出すために、雲の面白さが出ていればいいと思っている。

パステル・水彩絵の具・ペン・F62枚で描いた。

 


北海道・美瑛のスケッチ

2012年10月28日 | Weblog

8月に行った北海道・美瑛の風景を描いている。

写真を見て思いだしながら描いているのでかなり荒っぽいスケッチとなった。

クレパスと水彩絵具とペンを使ったみた。

これは丁度、その時にスケッチしていた方から教わった手法だ。

クレパスは「ぺんてる」を使っている。

帰ってきてからその方に聴いた画材を直ぐに注文した。

さすがに大手の筆記用具メーカーだな!と思ったことがある。

「ぺんてる」に対しては予め、問い合わせしておいたところ、

「ぺんてる」から直ぐに「近くの書店で扱っている」という回答があった。

そして、その書店に行って注文したところ、既に「ぺんてる」からその書店に

メールが来ていたので直ぐに注文することが出来、しかも数日で現品が届いていた。

客に対して良心的な回答と手配があったことはさすがだな!と思った。

個人でもそうだが、「相手を思いやって事に対応」すれば

何事も上手くゆくのではないだろうか?

どうも自分は身近なものに対しては、慣っこになってしまって

そういう配慮がおろそかになっているようだ。

「ぺんてる」から教えて頂いたことに改めて感謝したい。 


死後の世界とお墓

2012年10月24日 | Weblog

今日の中日新聞に「樹木葬」の特集があった。

『代々受け継ぐ家単位の墓石ではなく、サクラなどの樹の下に遺骨鵜を埋める

「樹木葬」への関心が高まっている』ようだ。

都立小平霊園で「樹林墓地」の募集したら16.3倍の高倍率だったとのことだ。

この特集に目が行ったのは、自分が潜在的に墓のことが気になっていたのだと思う。

寂しい話だが、自分が死んだあとのことをこの際じっくりと考えてみるのも悪くはないと思った。

自分の考えは「人間死んだら、気持も肉体も全てがなくなってしまう」と思っている。

4年近く前に心臓の手術をした際にそう思った。

全身麻酔をうたれ、手術中の4時間は全く記憶がなかったのだ。

恐らく死後は「全てなにもない」ということになってしまうのではないかと思っている。

ただ生きている者には死者の思い出が残り、いつまでも忘れることはない。

生きている者が死者を祭るためにお墓が出来たのだと思っている。

だからお墓は生きている者のためにあるのだ。

樹木葬など形は変わるかもしれないが、お墓というものは将来もなくならないと思う。

自分の死後、経済的に生きている者の生活に負担がかかっては心残りだ。

そして、お墓参りも生きている者が気軽に来れるようにしたい。

いろいろ考えたが、お墓は昔からのお寺に置くのが一番良いと思う。

個人のお墓は家の者が守ってくれればいいが

いつの間にかなくなっているかもしれないのだ。、

そういうことから言うと昔からのお寺にある

合同の墓地が一番いいように思う。 


昭和の町並みとチンドン屋

2012年10月21日 | Weblog

今日は一宮市の萩原町チンドン祭りに行ってきた。

萩原町は初めて行くが、

「昭和の町並」がそのまま残っているような感じだった。

玄人のチンドン祭りの歴史は古いようだが、

今日見た「素人チンドン祭り」は8年目のようだ。

参加者は学生や家族そして気の合った仲間など様々だが、

何といっても皆楽しんでいるのがわかる。

見ている方々も参加者の気持ちと一緒になって楽しんでいるようだった。

昭和の町にチンドン屋が練り歩く様子はいい雰囲気だと思った。

萩原町が町おこしの一環としてチンドン祭りを始めたのは、

商店街が昭和の町の雰囲気を残しているからであろう。

チンドン祭りが成功しているのも不思議ではない。 

とにかく萩原町はいい雰囲気を残していて、

町の雰囲気をチンドン屋とドッキングし成功したのだと思う。


トヨタテクノミュージアム・・・日本人の実力を見た

2012年10月19日 | Weblog

昭和11年に完成 トヨタスタンダードセダン

これまでのトヨタ車がずらりと並んでいた

最初の工場がそのまま残されている

トヨタ産業技術記念館(テクノミュージアム)は素晴らしい。

日本人の優秀さがよくわかった。

豊田佐吉から始まってトヨタ自動車になるまでの変遷を知ることで、

日本人というものがよくわかるのではないかと思う。

こういう時だから是非とも見学をしてみたらどうだろう?

一度この産業記念館を見学したら、誰もが日本人の優秀さを見直すに違いない。

今日は金曜日であったが、見学者は外国人そして学生など多くの方々がいた。

特に繊維機械館では豊田佐吉が「なぜ?なぜ?」と考えた挙句、

自動織機を完成させたのは圧巻であった。

そのいきさつ、そして機械の発展の説明は感動して聴いていた。

それが自動車の生産につながってきたというのだから凄いと思った。

つくづく世の中には偉い人がいるものだと思った。


紅葉が始まった

2012年10月17日 | Weblog

 

 

今日は赤沢自然林の紅葉を撮りに行ってきた。

赤沢自然林は寝覚の床で有名な上松の奥にある。

山の木々はすっかり紅葉になっていたので驚いた。

つい先日まであんなに暑かったのに。

季節というのは確実にやってくるものだと思った。

人間はというと、少し慌てて生きているようだ。

自然は確実にやってくるのだから、

何事もそれに合わせてやればいいと思う。


先人の賢い知恵・・・親の法事

2012年10月15日 | Weblog

昨日は父と母の法事だった。

法事はこの世に居ない者を供養し、思い出話をするということもあるが、

子どもたちはじめ親戚一同が、お互いの無事を確認し合うということもある。

法事は、まさに先人が考えた知恵ではないかと思った。

この世に居ないもののお陰で、こうして皆が集まることが出来たのだ。

面白いのは、皆が集まることによって、そんな理屈は吹っ飛んで話に花が咲いたことだ。

「長兄の子どもはいつの間にか頼もしい存在になったものだ!」とか、

「二番目の兄貴は相変わらず減らず口を言って元気がいいな!」とか、

「姉も連れ添いを亡くしてからも、前向きに生きているな!」など

本人の無事そして子どもたちが親(兄や姉たち)を気にかけていてくれるのがよくわかった。

法事があることで、自分の兄弟の家族の状況がわかり安心したのである。

お陰でこういう状況を知って、安心して自分の生活が出来る事がわかった。

これからもこういう行事が続けられるよう盛り上げて行きたい。


「誠実な対応」ということ

2012年10月10日 | Weblog

先日、、北海道旅行で出会った「彫刻家」の方と手紙のやり取りをしている。

特にスケッチの時の画材についてのことが中心だ。

先日もクレパスで描いた旭岳のスケッチを送ってきてくれた。

素晴らしい作品で在ることは当然なことだが、この作品を見ていろいろなことを教わった。

画材の使い方だけでなく、絵に向かう真摯な姿勢を教わったように思う。

何といっても「行きずりの旅行者に対して、

真摯に対応している」ことは誰にでもできることではない。

世の中には素晴らしい方が居るものだと感心している。

こういう方と出会ったのは今回が初めてだ。

自分も「どなたにも誠実に対応しているのか?」と反省した。

送って頂いた絵については彫刻家の方の許可が下り次第ブログに載せてみたい。


人生最後の終え方

2012年10月05日 | Weblog

流通ジャーナリストの金子哲雄さんが41歳という若さで亡くなった。

金子さんほど明るい亡くなり方をした人はいないだろう。

そして、周りの人たちに感謝し、通夜から葬儀まで準備して亡くなったのだから偉い人だ。

死に方の一つを見せられたような気がする。

金子さんより40年も多く生きている自分でも、いまだに最後のことは考えていない。 

自分はこんな方法で人生の最後を締めくくりたいと思って書いてみた。 

(先日BS7で「人生の終え方」という番組をみた。そしてその話も参考にした。) 

・ 先ずは苦しんで死にたくはない。

・ 「いつも夢と現実をさまよっている」ような生き方をしたい

・ 面白く生きたいので、何事もいい風に受けとめたい。

 ・ 周りの人たちに、いつも感謝して生きたい。


彼岸花の季節になると思いだす話

2012年10月04日 | Weblog

彼岸花群生地

彼岸花一輪

光の中の彼岸花

今日、近くの五条川に彼岸花の群生地があるというので写真を撮ってきた。

彼岸花の季節になると、終戦後まもなくの子供のころを思い出す。

子どものころ住んでいたところは、お寺の近くだったので、

お墓参りの方々がよく通った。

マーちゃんという友達を誘って彼岸花を売り、小遣い稼ぎをしたことだ。

彼岸花は近くの山から採ってきて、

ゴザを敷いてその上に花を並べていたようだ。

それを母親に見つかって、大目玉をもらった覚えがある。

売れたかどうかは全く覚えがない。

彼岸花の花が咲く季節になると思い出す。