猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

笑顔でコミュニュケーションを

2012年01月30日 | Weblog

お多福さんの人形を描いてみた。

わが国には昔から「お多福さん」という、とてもいい「笑顔」の人がいる。

ところで、毎朝ひげそりの時、自分の顔を鏡で見るのだが、

鏡に写ったた顔を見ると、ちまち陰気になってしまうのは自分だけだろうか?

だいたい自分は物事を悲観的に考えるほうだから、

陰気な顔になってしまったのだろう。

しかし、笑顔を作ってみると自分でも少しは見れるようになるようだ。

「お多福さん」の「笑顔」をみると昔の人は「笑顔」を大切にしていたようだ。

笑顔ができるのは人間だけなので、笑顔を大いに使おうと思う。

特に、これからは外国人とのコミュニケーションは欠かせなくなってくるだろう。

先日、イラク人とアメリカ兵がお互いの誤解で一触即発状態になったとき、

お互いに言葉がわからない中で「笑顔」によって誤解が取れたという話を聞いた。

現実の生活では「笑顔」も消えてしまうこともあると思うが、

時々でもいいから、「笑顔」を意識していたいと思う。


運を引き寄せるには?

2012年01月29日 | Weblog

昨年末は指の骨折など悪いことばかりが続いた。

今年は少しはいいことが起こるのではないかと期待して、

元旦の初詣に地元の神社でおみくじを引いたら「大吉」と出た。

これに気をよくして正月早々地元の新聞の「明治村招待券」

に応募しところ見事当選し、先日招待券が送られてきた。

さらに一昨日静岡の友人から

「あなたから頂いた年賀状が3等に当選した」との電話があった。

運がいいときは集中するものである。

自分は今年から「運がいい男」と思うことにした。

なんでもそうであるが「思い込めばそれなりの結果がついてくる」ものだ。

いままでの経験から自分は運がないと思っていたが、

それでは「運を引き寄せることはできない」ようだ。


平成24年1月絵と会話を楽しむ会

2012年01月28日 | Weblog

今日は「絵と会話を楽しむ会」の今年初めての会合でした。

この会では、暫くは身近にあるものを描く癖をつけようとしています。

そうすれば家でも描き癖がつくのではないかというのが狙いです。

今日は、皆さんそれぞれ気に入った花やみかんや置物を持ってきて描きました。

長谷川さんは蠟梅と菊の花を描きました。季節感もたっぷりの作品です。

季節ごとにこういうスケッチをしておくのもいい思い出になりますね。

河西さんはドイツのビールカップの絵柄を描いたお洒落な絵です。

全部描いてしまわないのも良いですね!

太田さんの奥さんはパステルで「みかん」を描きました。

太田さんは風邪を引いていたので、思うように描けなかったようですが、

なかなかおいしそうに描けていますよ!

太田さんのご主人は犬の人形を見て飼っていた愛犬の面影を見たようです。

子どもの頃のコウタロウ君がすごく可愛いですね。

久し振りに参加された丹羽さんは愛用の革のカバンを描きました。

革の雰囲気を出そうとご苦労されていました。毎日持ち歩いている

カバンも絵のモチーフになるようです。

徳弘さんはご自分の携帯電話とストラップを描きました。

こういう絵も面白いですね。


人の顔は「いままで生きてきた歴史」だ

2012年01月26日 | Weblog

ジャズピアニストのハンク・ジョーンズ(似ていない!)のレコードのジャケットだ。

パイプを前に置いて描いてみた。

雑誌「サライ」を見ていたら、やたらこのジャケットの写真が印象に残った。

サライには『ジャケットの顔写真も秀逸。これまで生きてきた激動の歳月、

そして90歳を過ぎてもなお意気盛んな生命のオーラ、

穏やかな心と不屈の意志がうかがえる』と書いてある。

いつも思うのは、人の顔は「その人がいままで生きてきた歴史」を感じるのだ。

特に歳を経た人たちの顔は、いままでどういう姿勢で生きてきたかがわかる。

顔だけは隠しようがないので、いい人生を送ってきたかどうかが

顔を見ればおおよそ解ってしまうのであろう。

周りの人たちは、そんな見方でお互いの顔を見ているのであろうか?

歳をとってくると、若者よりは心のあり様が顔に出るのかな?

「気をつけなければいけないぞ!」と思う。


高速道路は架けなおそう!

2012年01月24日 | Weblog

 

雑誌・サライの昨年の3月号に昭和3年の日本橋の風景写真があった。

帝国製痲や三越などの昭和初期の建物が写っていたので

日本橋の欄干と昭和3年の建物風景を組み合わせて描いてみた。

今の日本橋は高速道路の下に埋もれているようだが、

当時の日本橋は広々としている。

日本橋の風景を元の姿に戻すことが必要ではないだろうか?

特に東京ではオリンピック時に効率一辺倒で作った、

高速道路を全面的に見直す必要がある。

名古屋でも高速道路は限界に来ている。

人間的な解放館感や景観面から再検討すべきだ。


庶民の国際交流をしよう。犬山でペルーの音楽を聴く

2012年01月22日 | Weblog

(ペルーの「コンドルは飛んでいる」を歌うASIANDINA)

合唱団の知人から「”歓喜の歌”を皆で歌うので聴きに来ないか」

という誘いがあったので、早速犬山市の国際交流の場「フロイデ」に行ってきた。

犬山市はドイツのサンクト・ゴアルスハウゼン市と友好都市提携している。

木曽川を日本ラインと呼んでいることからドイツとの交流が盛んな土地だ。

ドイツだけではない、どうも今日の催しを見ると世界各国と交流しているようだ。

今日も合唱の前にペルーの音楽「コンドルは飛んでいる」を聴かせてもらった。

ペルーから来た「ASIANDINA」という4人のグループの素晴らしい歌声だ。

なにも歌だけでなく庶民が交流できるような場があると効果は大きいと思う。

今日も各国の食べ物のマーケットもあったようだ。

いまは日本だけで生きてゆけない時代となっているので、

各国とのこういう交流はどんどんやってもらいたい。

 


郡上八幡 鯉のぼりの寒ざらし

2012年01月21日 | Weblog

先日、郡上八幡で「鯉のぼりの寒ざらし」を見てきた。

大勢のアマチュアカメラマンが来ていたのには驚いた。

中には岩場で足を滑らせて川の中に落ちた方もいた。

「鯉のぼりの寒ざらし」は郡上八幡市の無形文化財で有名な催しだという。

はじめて見たが鯉のぼりの色と川面の色が溶け合ってとてもよかった。

写真を撮るには絶好の機会ではないだろうか?

 


信長の発想に驚く

2012年01月18日 | Weblog

(岐阜駅前の喫茶店 珍竹林)

岐阜の駅前にはサライブロガーの仲間が

喫茶店を開いているので時々お邪魔する。

この店はご夫婦が取り仕切っていて、雰囲気が良いのでつい長居してしまう。

それに、何といっても自家焙煎のコーヒーの味がいいのがありがたい。

店の紹介で金華山にロープウェイで登り、岐阜城に行ってみた。

天気が良かったので岐阜市内や濃尾平野が一望できた。

いつも思うのだが、信長の想像力と実行力は大したものだ。

岐阜の街は日本の真ん中にあって、為政者の発想はいつもここから始まるようだ。

日本に来ていた宣教師フロイスが活字で残しているので、

信長の考え方がほぼ正確に伝えられている。

今日改めて岐阜城を見学して、信長の発想の凄さには驚いた。

喫茶店の名前は珍竹林だ。岐阜市玉姓町3-27で電話は058-262-5157。

珍竹林には教えていただき本当にありがとうございました。


人を育てた建築家 コンドル

2012年01月16日 | Weblog

(コンドルが設計した桑名・六華苑)

桑名市にコンドルが設計した建築があるのをご存じだろうか?

コンドルは明治10年に25歳で来日し、

日本人の奥さんと結婚し67歳で日本で亡なった。

彼の建築家としての業績はおおきい、三井倶楽部や旧古川邸などの設計の他、

東京駅を設計した辰野金五ら多くの建築家を育成している。

海外で人を育てるということは実に素晴らしいことではないだろうか。

(医師の中村哲さんはアフガニスタンで井戸掘りの技術を教えているように)

今年はコンドルが設計した建築物を尋ねて歩きたいと思っている。

昨年は「旧古川邸」を見てきたが、今年は六華苑を見に行きたいと思っている。

現存する数少ない建築物の一つなので、どうしても見ておきたい。

こんな近くにいながらまだ見ていないのが残念だ。 


子どもはいつも空想やイメージの世界だ

2012年01月14日 | Weblog

今日は久し振りでデッサンが出来た。

月一回は子供を描く機会があるのでありがたい。

指導をお願いしている若い先生が、自分の子供と一緒に来てくれるのだ。

その子はいつも一生懸命に絵を描いている。

色の使い方などは、大人が考えぬような良い色を出すので驚いてしまう。

たぶん描いているときは、その場に入り込んでいるのだろう。

例えば、花畑だったら色とりどりな花の中に入っているのだろうな?

子どもの絵を見るとそんな気がしてしょうがない。

子どもと同じ世界をいつまでも持ち続けているのが、後世に名を残せる画家たちだ。

ピカソだって「子供が描くような絵を描いてみたい!」と言っている。

自分も精神だけでも子どもに戻れたらと思う時がある。

現実の世界に安住していていいのだろうか?

たまには空想の世界やイメージの世界に入り込むのもいいかもしれない。