猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

人相は変えることができるのか?

2010年10月31日 | Weblog

昨日のスケッチ旅行では、仲間の皆さんから大切なことを教わった。

皆さんをみていると、『日頃の生活に「話」と「笑い」そして「歌」がある』ということだ。

そうすると「今、健康かどうか」のバロメーターは、この三つをチェックすれば解るんだ。

(反省:自分の場合は、特に「笑い」が足りないのではないか?)

人から見ると、案外話しにくい人相になっているのではないのか?

柔和でニコニコしていて「人が話しかけたくなるような人相」にあこがれている。

生活に「笑い」が多ければ、そういう人相になるかも知れないぞ!

この歳になってからだと、チョットきついかな?

しかし、仲間の皆さんが教えてくれた大切な贈り物だ。

とにかくやってみよう。

とりあえず、「何事ものんびりと構える」 「反対の立場で考えてみる」 「なんとかなるものだ」の気持ちを大切にしよう。

明日から、人相が少し少しずつ変わってくるかもしれないぞ!


蓼科湖スケッチ旅行(11月の絵と会話を楽しむ会)

2010年10月30日 | Weblog
                                    「 絵と会話を楽しむ会 」は大型台風14号が 接近しそうだという29日 、
                             蓼科にスケッチ旅行に出掛けた。
                                         
                 29日はお陰で晴れていたので、ホテルの眼下にある女神湖でスケッチ
                         紅葉に抱かれた「蓼科山」が格好の対象だ。
     
                   翌日は蓼科湖の湖畔にある「やまなみ」で”新そば”をいただいた。
                        そして、「マリー・ローランサン美術館」を見学。 


                             この会が出来て、2年7か月。
                         「絵を描くのが苦手」と言っていた皆さんも
                      ここにきて、「描く楽しさ」を身につけてきたように思う。                 
                                         
                       
                                           
                                 
                                        太田さんの奥さんのクレパス画。
                                 後ろの蓼科山と山麓の紅葉、そして赤いもみじの葉が
                                 「絵に色の変化」を出していて面白いと思います。
                                 
                                                       
                                            太田さんのご主人の絵
                                  手前の白樺、紅葉などの木に動きがあっていいですね。
                                  皆さんからも「夢があって楽しい絵だ」という評判です。
                                  余分と思えるものは、どんどん切って描いているのが、
                                  夢のある絵となったように感じます。                                  

                                                        
                                                河西さんの絵
                                   湖に立っている枯れ木、そして左側のもみじの紅葉、
                                   山麓の紅葉などがカラフルに描かれていていいですね。
                                   後ろの蓼科山とのバランスも素晴らしいです。                     
                                                                       
                                                        
                                              長谷川さんの絵
                                        柔らかでほんわりした絵になりました。
                                          秋の雰囲気が上手く出ています。
                                       手前の葦そして建物が柔らかでいいですね。
                                         そして、湖面の描き方も面白いです。

                                                        
                                               徳弘さんの絵
                                         蓼科山の描き方が面白いです。
                                    蜘蛛の間から顔を出している空で、画面に動きが
                                   出ています。何となく面白い絵なので魅力を感じます。                                 
                                
 

昔の日本橋界隈

2010年10月28日 | Weblog
COREDO室町がオープンした。

江戸時代の日本橋界隈には老舗が軒を並べていたそうだ。

刃物の木屋、千疋屋、山本海苔店、にんべんなどである。

本当は日本橋を復元して、木造のこういう老舗が軒を並べているのが理

想的だ。ビルの中に商店街があるというのが少し悲しい。

東京もオリンピックのときに、近代化と称して古い都市が壊されてしまっ

た。今度、オープンした「COREDO室町」の精神は、「江戸時代の日本

橋に戻ろう」ということのようだ。少し前にこのブログで、「若者の長屋住

まい」を取り上げたが、庶民の気持ちは「あまりにも情がない社会」を「も

っとふれあいと情のある社会に戻したい」ということだと思う。

そういう動きがそこいらじゅうで起こっているのではないだろうか?

「産地販売店」やそこに行かなければ食べられない「手作り飲食店」が増えて

いるのもうなずける。

「COREDO室町」はそういう形の「さきがけ」ではないのだろうか?

残念ながらそういうことが解ってくるまでには50年は掛かってしまう。

電子書籍は普及するのか?

2010年10月25日 | Weblog
今日、久し振りで名古屋駅前の高島屋にある三省堂に行ってきた。

娘を名古屋駅に迎えに行ったついでに寄ったのだ。確か午後5時前頃だったと思う。

人出は多く新書本売り場や新刊書売り場などは、肩が触れ合うほどだった。

中でも若い女性客が多かったように思った。

こういう光景を見て、はたして電子書籍の時代は来るのだろうかと思った。

一方、若い人たちは電車の中で「i phone」を使っているが、ほとんどがゲームをやっていて電子書籍は読んでいない

ようだ。

「i phone」
では、自が小さくて読みにくいのかも知れない?

電子書籍には合っていると思われる、「i pad」を使っている人もあまり見かけない。

われわれの年代では、本屋の棚に並べてある本を探すのがいいと思う。

そして、ぱらぱらとめくって好きな個所を読むのが、本の醍醐味だと思う。

どうも電子書籍はなじまない

歳を取るにつれて生きる環境はどんどん厳しくなる

2010年10月24日 | Weblog

歳をとってくると解ることだが、「体力が衰えてくるので、意識的に体づくりをやらねばならない」ことや、

組織から離れるため、意識的に孤立して生きてゆく方法」を身につけなければならなくなる。

だから、現役時代と比べると、生きてゆく環境は大変厳しくなって居るのだと思う

今の時代は人に迷惑かけないように、年金と貯めてきた財産で生活してゆかねばならないから大変だ。

いつまでも、第一線で活躍するわけにはゆかないので、できるだけ早くそういう生活に慣れることだ

そうはいっても、歳を取ってからでも、何らかの形で世の中に「主張」していなければ面白くないと思う

可能な限り現役でいるのもいいし、絵や俳句や音楽などで主張するのもいいと思う

自分などは何かで「主張」しているわけではないが、そうありたいと思って試行錯誤している毎日であ



長屋のコミュニケーション

2010年10月22日 | Weblog
NHKのニュースで、「若者たちが長屋に住む」という現象が起きているということを知った。

東京・大田区で古い長屋を改造したら、若者たちが住み着いているという。

それぞれの家には、小さな庭があって、その庭を通って各家に通じているという。

マンションは、こういうコミュニケーションが出来ないようになっている。

孤立して生活するようになっているのだ。

長屋の話は、次第に昔のコミュニケーションが見直されてきたのだろうか?

人間の心理として、当然のことだと思う。

メールとかブログのコミニュケーションは限界がある。

「お互いに顔を見ながら話す」のに勝ることはない。

最近、強く思うことだ。

いい友人は財産だ

2010年10月19日 | Weblog

日頃は、友人たちとは行き来しているわけではない。

しかし、友人たちが何かにチャレンジして生きているのを見ると、自分の中にパワーが宿るような気が

する。

先日、小説を書いている友人から、彼の小説を取り上げた「朗読会」をやるという手紙をもらった。

彼は30年ほど前に、有望新人として取り上げられたことがある。

「地域の文学」という雑誌に、彼の小説が大江健三郎や水上勉など大家と一緒に掲載されたこともあるが、今は地域に根ざした文学活動

を行っている。

もう一人の友人は、中山道の徒歩旅行にチャレンジしている。

先日、途中で体調をん崩して途中でリタイアしたようだが、再度挑戦するようだ。

さらに他の友人は、組合の議長という重責を持ちながら、若い浪曲師を応援したり川柳を作ったりしている。

そういう友人達とはたまにメールや電話で連絡するだけなのだが、いつも動いている彼らには何か大

きなものをもらっているようだ。


懐の深い日本になろう・・・(尖閣諸島問題で考えたこと)

2010年10月17日 | Weblog
先日、友人からこんな話を聞いた。

日本に観光旅行で来ている中国人は、ホテルでバイキング料理のとき、自分が食べてからビニール袋に入れて持って帰るそうだ。

ホテル側が注意すると「どうせ余れば捨てるのではないか?それに料金をはらっているのに何が悪いか?」との返事が返ってくるという。

そういう中国人が宿泊するホテルには、日本人は利用しないという。

何となくわかるような気がするが、考えてみれば日本だってやってきたことだ。

過ってニューヨークの美術館で、自分が捨てたゴミでもないのに、日本人だというだけで犯人扱いにされた経験がある。

日本のようにこれだけインフラが整備されて、個人の文化度も高くなってきている国は少ないと思う。

中国のような発展途上国の国民を嫌っていたら、世界から取り残されてしまう。

むしろ視野を広くしてマナーや風習が違う国民を受け入れなければいけない。

日本に沢山の方々に来てもらって、文化レベルの違いを肌で解ってもらうことが大切だと思う。

尖閣諸島の問題にしても、日本人と中国人の考え方の違いが良くわかる。

こういうような問題を一つ一つ話し合ってお互いに理解し合うのが大切だ。

感情的になるのは賢いことではない。

多度山ウォーキング

2010年10月16日 | Weblog
今日は同窓会の仲間と約8kmの多度山ウォーキングに行ってきた。

出発は養老鉄道・多度山駅。

多度山の頂上からの展望は木曽川、長良川、揖斐川の三川が一望できるという素晴らしいものだ。

術後初めての本格的なウォーキングで、体力的な不安は一挙に吹っ飛んだ。




出発点の多度駅。のんびりと構えた駅舎がいい。



多度駅から宇賀神社に向かう。
左側の道が登りになっているので、家が傾いたように見える。



木立の中の宇賀神社



多度山を登って行く途中にハングライダー基地があった。



多度大社には流鏑馬祭り用の神馬が
繋がれていた。



多度駅に行くまでの参道は、古い街並みがみられる。



こんな洒落た料亭もある。外から見える庭がよさそうだ。



多度神社前にある土産物店で買った大豆菓子。

呼子と吉野ヶ里歴史公園のスケッチ

2010年10月13日 | Weblog
              九州旅行に行ってきた 。 
                        
             先ずは佐賀県の呼子(よぶこ)、三瀬の「蕎麦街道」、佐賀県でも長崎に

          近い嬉野温泉に入った。翌日は吉野ヶ里歴史公園を見学して、博多の

          天神で寿司とラーメンと街の散策というコースだ。 
          
          

          
                    

                       

                                      佐賀県の玄界灘にある呼子(よぶこ)という町に行った。
                この町はイカの町だ。「イカ刺し」「イカしゅうまい」が旨い。
                すぐ前の海岸はイカ釣り漁船の港だ。
                このおばさんは、三輪車で来てイカを干していた。


                                              
                       
                                             
                    こんなに大規模な弥生時代の遺跡群だとは知らなかった。
               九州という土地は多くの渡来人が、行き来していたであろう
               と想像できる。いたるところで、日本人と違う文化の違いを感じる。
               博多の街を歩いていても、どこかセンスが違うのだ。
               街並みを見ても日本人のセンスにはないものがある。
               弥生時代には、すでに渡来人が入っていたのではないだろ
               うか?