猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

新年の清々しさを!

2012年12月31日 | Weblog

今年も最後の日になったしまった。

振り返ってみれば、子供のころは ああもしたい!こうもしたい!

と夢ばかり見ていたようだった。夢の中で過ごしてきた感じがする。

それが習慣となったためか、お陰でこの歳になった今でも夢見ている毎日だ。

何事もイメージを作り上げて見ているせいか、すべてをいい風に考えるようになってきた。

さて、正月のイメージ作りはどうしようか?

こんなことを考えている。先ずは、新年の清々しさを体験したいと思っている。

明日は元旦の朝、近くの入鹿池の日の出を見に行くことにしている。

そして、5日は京都・先斗町に芸子さんのお茶屋さんへの挨拶回りを見に行く。

アマチュアカメラマンが多いと聞く、もちろん写真も撮るが、

むしろ「京都の新年」を体で味わいたいと思う。


ウィルスに感染していた

2012年12月30日 | Weblog

プロバイダーを変えたので、新たにウィルスソフトを入れた。

大型電気店でウィルスのチェックをしたもらったところ、いくつものウィルスに感染されていた。

中でも悪質なのは、パスワードなどパソコンでのやり取りをすべて読み取られていたのだった。

これにはビックリした。そのようなことは、まさか自分にはないと思っていた。

幸い事故わなかったのだが、これではパソコンで取引することができなくなってしまう。

自分のパソコンは大手電力会社が、マカフィーを使ってウィルスにかからないようにしていた。

安心しきっていたのが、十数個のウィルスにかかってしまった。

そして送受信の中身までのぞかれていたのだと思うとぞっとする。

若い時なら柔軟に対処できるのだが、この年になるとパソコンでのやり取りが怖くなってしまった。

昔ながらの管理方法が一番良いのではないかと思っている。


簡単なパソコンは?

2012年12月28日 | Weblog

デスクトップのパソコンが壊れてしまったので、新たにノートパソコンを買った。

ソニーのバイオという機種だが、これが便利すぎて何とも遣りにくいのだ。

まずはパソコンの終了の仕方がわからなくて往生した。

通常ならデスクトップの画面に出ているスタート→終了オプションで消せるのだが、

このバイオは右上にカーソルを持って行って、終了マークを出してからでないと消せないのだ。

最初はさっぱりわからなくて、パソコンを点けたのはいいが、消せなくなってしまうのではないかと思った。

若い人はいいかもしれないが、年寄りは今までのやり方をある程度踏襲してもらわないと、

まったくわからなくなってしまう。それにウインドウズ10が入っているので手におえないのだ。

いま電車の中ではスマートフォンのオンパレードだ、老齢化社会では年寄りが使わなければ、

普及しないのだから、年寄りでも使えるようなものが出ないと一般化しないのではないか?

とにかく複雑な操作でなければ使えないようなものは、一般化しないと思う。

携帯電話が普及したのも、シンプルな操作で使えるようになったことが原因だと思う。

パソコンの歴史は長いのだから、いいかげんで簡単な操作にならないものだろうか?

現実はますます複雑になってきているように思う。それにパソコンはあまりにも高すぎる。


名古屋市民ギャラリーの作品

2012年12月22日 | Weblog

久し振りで栄の名古屋市民ギャラリーに行ってきた。

名古屋市高年大学写真クラブOBの皆さんの「フォト・写楽彩写真展」の案内を頂いたので見に行った。

作品は素晴らしいものばかりで、写真愛好者としては大変勉強になるものばかりだった。

今日はこの他に風景画展やポルトガル写真展・東海地区の大学写真展などが開かれていた。

ところで、名古屋市民ギャラリーは6日ごとに開催しているが、いつもいっぱいのようだ。

それだけ写真や絵を創作し発表している方々がいるということだ。

若い人から定年後の方々が、一生懸命になってアートを求める姿には頭が下がる。

展示品にはいい作品がいっぱいある、年一回そういう作品を集めて選抜展(自己推薦)をやったらどうだろうか?

名古屋市では毎年各区の美術展の優秀作品を集めて「名古屋市民美術展」を開催している。

なお、2012年の作品は来年1月22日(火)~27日(日)に展示するそうだ。

「名古屋市民ギャラリー」に展示した作品の中から、そういうものが展示出来ないものだろうか?

そのままで終わってしまうのは、あまりにももったいないような気がする。


人生を楽しむ!NHKBS「世界ふれあい街歩き」

2012年12月18日 | Weblog

NHKBSの「世界ふれあい街歩き」は見ていると楽しくなる番組だ。

世界の人たちから「人生を楽しむとはこういうことだ!」と言われているように感じる。

今日はハワイのヒロだった。ここは日系人が多く住んでいる街のようだ。

とにかく住んでいる人たちが明るく、そして人生を楽しんでいるのがよくわかる。

人生を楽しんで生きるコツは、どうも「何事にもプラス思考に受け止める」ことにあるようだ。

例えば、ヒロは雨が多くて日本人なら「うっとうしい」と感じると思うのだが、

ヒロの人たちは「雨が降るから緑が美しい!」と解釈するのだ。

そして、人々は「ゆっくり生きて、人生をリラックスする」と言っていた。

今日、放送したハワイだけでなく、ヨーロッパや中国の人々も

同じような気持ちで生きているのだと思う。物事を「悲観的には解釈しない」ということを学んだ。

この番組を、そんなことを考えながら見ているが、とにかく「気持ちが明るくなってくる」楽しい番組だ。

確か火曜日の夜8時から放送しているので、ぜひ一度見てほしい。


古い建物の良さを知る

2012年12月16日 | Weblog

岐阜市の空穂(うつぼ)屋

高山市の旧山岸写真館

水波氏の酒波神社の鐘楼

 

岐阜新聞によると岐阜の建造物6件が登録有形文化財になるという。

いずれも江戸時代や明治時代そして昭和初期に建てられた建造物である。

こういう建物の中にいると、どういう訳か気持ちが落ちつくのは自分だけだろうか?

これからも登録文化財はどんどん増やしてほしい。

いまどきの建物は、どういう訳かなじめないのだ。

建物というのは、そこに入っている人々の気持ちを変えてしまう。

どうも昔の方が落ちついているように感じる。

昔は経済的にも建物を建てるというような余裕がないということもあるので、

一概には言えないかもしれない。

しかし、建物は時代を反映しているのは確かだと思う。

例えば、昭和初期に建てられた旧山岸写真館のような建物が

並んでいるような街に迷い込んだらどうであろうか?


名古屋のど真ん中に天然温泉!!

2012年12月14日 | Weblog

先日、絵の会の皆さんとの忘年会があった。

名古屋栄に昔からあるクラウンホテルだ。

このホテルは昭和の名残があって実に広々としてくつろげる。

何といっても、風呂が天然温泉なのがいい。

忘年会はゆったりした和室で、そのあとはゆっくりと温泉で入浴した。

自分が会社に行っている時に、遠方から来る人たちをこのホテルに紹介したものだ。

しかし、自分はこのホテルを利用したことがなかった。

今度、利用してみてこのホテルの良さが分かった。

名古屋のど真ん中で天然温泉付きのホテルなど贅沢な話だ。

しかも建物が昭和に作られ、かなりゆったりしている。

ビジネスホテルなので、利用料金も安いし大いに利用してもよいと思った。

こういうホテルが名古屋に残っていること自体が奇跡的である。

クラウンホテルのアドレスはhttp://www.nagoyacrown.co.jp/


役所の仕事を民間に移行したら?

2012年12月11日 | Weblog

最近は経費節減で官庁の仕事を、民間に移行している。

名古屋法務局春日井支局でも窓口業務は民間会社がやっている。

民間に移行することによって、サービスが驚くほどよくなっているのがわかる。

先ず、窓口の対応が良いので、気持ちがよい。困った様子をしていると声をかけてくれるし、

窓口の処理もてきぱきして、いままで言われていた「役所仕事」とはほど遠くなっていた。

そして、いつまでも待たせるようなことはしないので、こちらの仕事も効率的になる。

一昔前までは「役所仕事」と言って、「遅い・待たせる」といった事が日常茶飯事だった。

外国では警察や消防署などでも、民間に移行していると聞く。世の中も変わってきたものだと思った。

市役所や役場の仕事は民間に移行っすると、明るくなって気持ちがよいというだけでなく、

効率的になって、市民が喜ぶのだはないだろうか?税金の使い方ももっと効果的に出来ると思う。

役所の仕事を民間に移行することで、日本全体をもっと効率な国にしたいものだ。


音楽の変革者の訃報

2012年12月09日 | Weblog

スケッチ「おもちゃに夢中」パステル

CMにもなっている「テイクファイブ」のデイブ・ブルーベックが91歳で亡くなった。

まだ、独身の頃、彼の演奏を生で聴いたことがある。

50年近くも前のことだから不確かなものかもしれない。

モダンジャズといえば、とても不可思議な音で構成されている、

若いころは、何とも言えないこの新しいこの音に魅了されていた。

映画では「ヌーベルバーグ」が、音楽はモダンジャズが興っていたのだ。

若者は常に変革を求めて、従来の既成概念を壊そうとしている。

そんなときに、デイブ・ブルーベックがあらわれたのだ。

「テイク・ファイブ」は今は音楽として、自然に当たり前のように聴いている。

しかし、50年ほど前は、邪魔な音楽として受け入れられなかった。

ビートルズだってそうだ。今では昔からあった音楽のように、

全く違和感を感じないで、当たり前のように流れているのだから。 


素晴らしい歌舞伎役者そして父親が亡くなった

2012年12月07日 | Weblog

18代目中村勘三郎が57歳という若さで亡くなった。

歌舞伎を庶民に浸透させた、濃密な57年間だったように感じる。

彼にとっては、あまりにも短すぎる57年だったのではないだろうか?

庶民の側にあった歌舞伎は、これまであまりにも形式過ぎていたのではないかと思う。

彼は本能的にそれを感じていて、常に変革しようと動いていた。

その間、息子の中村勘九郎と中村七之助は大きく成長していた。

父親の背中をみていたのだろう、親が亡くなっても舞台を空けることはなかった。

一番関心するのは、いつの間にか親の姿を追いかけていたということだ。

そういうように子どもを育てた、勘三郎は立派だった。

歌舞伎という仕事でも立派だったが、親としての勘三郎も凄い男だった。

彼亡き後は、二人の息子が彼のやり残した仕事を受け継いで、立派にやり遂げるのであろう。

勘三郎は実にいい仕事をしたものだ! そしていい父親でもあったのだ!