猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

心臓手術後一周年記念

2009年10月31日 | Weblog
昨年10月に心臓動脈弁の置換手術をしてちょうど一年が経った。

良い先生方に恵まれたことや、自分自身よくぞ大手術に耐えられたものだと思っている。それにこの一年間は何もなく全く調子もよく普段通りの生活が出来ていることが不思議なくらいだ。
現在は毎月一回名古屋ハートセンターに通い、手術していただいた大川先生に診ていただいている。

いままではたくさんの人たちに助けていただいたので、これからは自分の体を労わりつつ、何か世の中のお役にたてるようなことができたらありがたいと思っている。NPOで何かお手伝いできるようなことがあればよいと思っている。

もうひとつは趣味で描いている絵の世界を少しづつ広げてゆきたい。
07年3月にドイツスケッチ旅行ですっかりドイツに魅了されてしまったので、来年は再度訪れてみようかと思っている。

それには何よりも健康でなければいけないので、①歩く②よく話す③たくさんの人と交流するを実践して心身共に健康でいたい。

このスケッチは鳥羽水族館から見た風景だが、あまり面白くはない絵となってしまった。

鳥羽スケッチ旅行 絵と言葉(お話)を楽しむ会

2009年10月28日 | Weblog
旅行に行った時など簡単なスケッチができたら、どんなに楽しいだろう。
絵という共通の趣味を持った気のおけない仲間ができたらどんなに楽しいことか。

ということで、この会は月に一回名古屋市の公会堂で仲間が集まって、絵を描いたり話をしたり、時には美術館の見学をしたりしています。
そして年に二回程度(今年は清里と鳥羽)スケッチ旅行をします。
スケッチ旅行とはいっても美術館訪問やグルメ探索などを行ったりしており、言わばざっくばらんな交流の場でもあります。

絵は楽しんで描かないといけません。
絵には上手いとか下手とかいう基準は一切ないのです。
誰もが字を書くように、誰もが絵を描けるはずです。
一番いけないのは既成概念が先にあって、その絵を上手いとか下手とか評価してしまうことです。

個人には個性があり、その個性を絵という形で表現された絵ほど面白いのです。
子供の絵が面白いというのは、うまく描こうとか競争して褒められようということがないからです。
あるがままの個性が絵に出ているのが面白いのです。

どうですか?少しは絵を描きたくはなってきませんか?

10月の絵と言葉を楽しむ会 ⑦

2009年10月27日 | Weblog
太田さんのご主人の絵です。
何といっても明るくて楽しい絵になっています。
雲の描き方がとても面白いと思います。
波もややマンガ的に描かれたのですが、それが楽しい雰囲気を出しています。
鉄塔を描かれていますが、こんなに変化が出るとは知りませんでした。
手前の木々を色に変化をつけて濃いめに描いたのも効果が出ています。

10月の絵と言葉を楽しむ会⑥

2009年10月27日 | Weblog
太田さんの奥さんの絵です。

手前の山とメインとなる山そして遠く向こうにある山のそれぞれの色を変えたので、遠近感がよく出ています。
メインの島の鉄塔が効いていますね。
左の方にわずかに見える海を描いたので絵に変化があって良いと思います。
そして右下にある建物の屋根の色がすごく効いています。
力強い楽しい絵となりました。

10月の絵と言葉を楽しむ会④

2009年10月27日 | Weblog
長谷川さんの窓から見た景色は面白い構図ですね。
海に船や真珠いかだを配置したのて変化が出ています。
窓枠の右下側が黒くなっているので窓の感じが出ました。
長谷川さんはいつもやわらかな絵を描かれるので、きっとやさしい人だと思います。見られた方はとても癒されるのではないでしょうか?

10月の絵と言葉を楽しむ会③

2009年10月27日 | Weblog
丹羽さんの絵です。
手前の山と奥の方の山の色が変化していて絵に立体感が出ています。
奥の山の色もきれいに描けていて「安心感」のある絵です。
奥の山にある鉄塔も効いています。
手前の建物の屋根の色がとても効いています。
欲を言えば手前の建物をもう少し上に出した方が良かったかもしれません。

10月の絵と言葉を楽しむ会②

2009年10月27日 | Weblog
深沢さんの絵です。
「落ち着いたやわらかな絵」となりました。
遠景の島をうすめに描いたので遠近感がよく出ています。
手前の屋根の色や木の色が馴染んでいて安定した絵になっています。
水彩のタッチもなかなか上手くゆきましたね。
深沢さんはもう少し大きなスケッチブックを使うようにしたらいかがでしょうか?

10月の絵と言葉を楽しむ会①

2009年10月27日 | Weblog
会のお世話をしていただいている祝原さんの絵です。
宿泊したあるティア鳥羽の部屋からみた風景です。
性格の素直さが出ている明るい絵です。
ホテルの建物を中心にして、前面の不揃いな木や島の鉄塔とかタンクが
適当に配置されていて動きを感じる絵になっています。
こういう絵の方が見る側を楽しませてくれます。
これからも決してうまく描こうと思わないでください。

愛知・半田市の元カブトビール工場とポスター

2009年10月23日 | Weblog
愛知・半田市にある元カブトビール工場は絵を描く人たちには絶好のモチーフだと思う。画家の杉本健吉さんがこの赤レンガの工場を好んで描いていた。

たまたま中に入れたので見学をさせてもらった。
まず目に入ったのが昭和初期当時の絵で描かれたポスターだ。
絵は江戸時代の浮世絵のようで、カブトビールの字がぎこちなくてよい。