猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

トヨタ博物館Ⅱ 日本のクラッシックカー

2010年09月30日 | Weblog

トヨタ博物館には「日本の古い時代の車」が展示してある。

中でもダイハツミゼットは、丁度テレビが普及した時代に入ってに入って大量販売・大

量生産となった典型的な車だった。

もうひとつのトラックはたぶん’50年代のトヨタ車だと思うが、名前を控えてくるのを忘

れてしまった。特に方向指示器が懐かしい。温かさを感じるクルマだ。

          

 

          

 


トヨタ博物館 クラッシックカーのスケッチ

2010年09月28日 | Weblog

       トヨタ博物館でクラッシックカーのスケッチを描いてきた。

           もちろん一日だけでは描けるものではない。

                 とにかく楽しいところだ。         

            

               シトロエンSCVタイプC3 1925年  

             

             フィアット500(トッポリーノ) 1936年イタリア

            「ローマの休日」にも使われた。

             

                   トヨタAA型 1936年

                観音開きの扉がなんともいえない。

          人間なら自分に近い年齢だ。それだけに親しみやすい。

            


絵と会話を楽しむ会’10年9月 トヨタ博物館

2010年09月25日 | Weblog

今日は愛知県長久手町の「トヨタ博物館」に行き、クラッシックカーのスケッ

チ会と食事会だ。

「トヨタ博物館」は皆さん初めてなので、先ずは「自動車の歴史」を学んだ。

さすがに世界の「トヨタ」だと感じたのは、立派な博物館と案内嬢の皆さん

の親切な説明だった。一時間にかけて「車の歴史」を説明してくれたので、

自動車の発展段階が大方わかった。

締めくくりはなんといっても、これから普及するであろう「電気自動車」の説

明だった。さ
すがに、”すぐ近くに来ている時代を予感”しているのか、皆さ

んから沢山の質問が出ていた。

スケッチは一社の「和楽 なかじま」でお互いの成果を見せて頂きながら、

マツタケご飯を美味しく頂いた。 

食事も美味しかったが、何よりも皆さんの「味のある作品」が楽しかった。 

                      

            クラッシックカーは人間味があって、見ているだけで

            楽しかった。

            

            これから普及するであろう電気自動車。 

            

            電気自動車の前では、           

            説明役のお嬢さんに、皆さんの質問が殺到した。 

            

            太田さんのご主人がみた、ロールスロイスの印象。

            「金ぴか」でふわっとした印象が良く出ています。 

             

           同じく太田さんのご主人の絵です。

                        トヨタ2000GTボデーの色合いがなんともいえません。

            こういうふうに描けたらなんとも楽しいでしょう。 

             

            太田さんの奥さんのトヨタAA型車。

            古い感じが出ていてとても面白く描けています。

            今度はお孫さんと一緒に描きに来たら如何でしょうか? 

            

            徳弘さんは外国製の初期の車を描きました。

            遠い昔の車の感じが出ていて、何とも楽しい絵です。 

                           

             長谷川さんの描いたクラッシックカーです。

            手作りのクルマという感じが出ていいます。

            長谷川さんの優しさが絵に表れていて、いい感じです。

                         

            立松さんが描いたキャでラックの初期のクルマです。

            今でもニューヨーク辺りでこんなクルマを見かけ

            ませんか?乗ってみたいですね。

            金ピカの中に、タイヤの赤がとても映えています。 

                        

           河西さんが描いた電気がなかった時代のクルマです。

           夢のあるクルマですね。

           エンジン始動時に回すハンドルやランプがついていて

           みているだけで楽しくなってくる絵ですね。

           自分もこういう風に描けたらな~と思いました。

 

  絵を描くというのは「上手いか下手かの競争ではない」と思います。

    それぞれの個性で楽しく描けたら、それでいいと思います。

  「絵と会話を楽しむ会」はそういう人たちの集まりです。 

    毎回、スケッチ会や美術館の見学・食事会などで盛り上がっ 

  ています。 う人たちの集まりです。

                  

                 

                          


村木厚子さん「本当に良かった!」

2010年09月22日 | Weblog

今日のニュースで、村木さんが職場に復帰したことを知った。

1年半前に村木さんが容疑者になったとき、村木さんの顔や言動を見て「そんなこと

をするような人ではない」と漠然としたものを感じていた。

彼女は、無罪の判決が出た時も、決して検察を悪くは言わなかった。

本人はもちろん、ご主人や子供さんの喜びはいかほどのものかと思うと胸が痛む。

それにしても、この日本で「こんなに酷いことが起こるものなんだ」と、身震いしてい

る。「村木さん本当にお疲れさまでした!」

 

 

 


あいちトリエンナーレ in 長者町

2010年09月20日 | Weblog

ようやく「あいちトリエンナーレ2010」に行くことができた。

「長者町」という、過っては賑やかだった繊維問屋街を会場にしてアート作

品を見せてくれるのだから大いに期待していた。

会場は「今は使用しなくなったビル」を利用している。

こんなときでもないと「長者町」に入ることはなかったと思う。

繊維問屋街だった長者町はすでに大きく変身していることがわかった。

家族が店の階上に住んでいたであろうビルは、装飾品や古書店などに変

わっていた。

先ずは、空きビルをアートに仕立てた若者たちの感性には感心した。

我々の年代では、何といっても「繊維産業が中国はじめ東南アジア」に

移ったために一つの街がこれほど大きく変わったこと」への驚きがあっ

た。
長者町の変化を見たこと」や「この町を変えようとし
る若者たちとの対話ができた」のも良い経験だった。

て産業の大変革をこの目で確認できたことも。   

                      

            シャッター街だった長者町はアートの街に変わっていた。

                           

            シャッターアートを見ているだけで楽しめる。

                           

            駐車場を利用した、映画看板もどきの「長者町応援賛歌」

                            

                           五階の畳部屋の窓を利用したアート作品          

                             

            吉田商事ビル(?)の中では洒落たアートがいっぱいだ。

                             

             ここでセンスのいい絵を見つけた。                                

 


cop10の結果に期待する 人間が自然に学ぶこと

2010年09月18日 | Weblog

          

                         NHKクリエイティブライブラリー

                      

            NHKクリエイティブライブラリー                   

 

最近は「NHKライブラリー」の 写真をよく使わせてもらう。

昆虫や植物の写真を見ていると、自然のサイクル中で共生してるのが

よくわかる。

人間だけが、自然と共生して生きていないのはなぜだろうか?

その原因は人間だけが、快適に生きて行こうとするからだと思う。

道はアスファルトで覆ってしまうし、室内では冷房をガンガン掛けているし、

車の排気ガスの排出はもの凄い。

その結果、猛暑となって人間に降りかかってきたのだ。

だいたい人間は、自己中心的で欲の塊なので、この問題はそう簡単には

解決しないと思う。

しかし、現在のように毎年暑くなって行き、人類が死滅してしまうような

ことが起こってくれば、話は別である。人間の知恵で必ず解決策が出

てくると思う。

10月に名古屋で開催するcop10での結果に期待している。 

                                       

           


堀美術館と三岸節子 名古屋にこんな良い美術館があった

2010年09月17日 | Weblog

                                

堀美術館をご存じだろうか?

名古屋市東区主税町の「文化の道」の一角にある。それは良い美術館だ。

今は「三岸節子特別展」を開催している。三岸節子については澤地久枝著「好太郎

と節子・宿縁のふたり」を読むと手に取るようにわかる。

ところで、ダイテックの堀社長が蒐集してきた絵は三岸節子が主のようだが、蒐集作

品にはなにか一貫したものが見える。

通常時の常設展では三岸好太郎、中川一政、安井曽太郎、杉本健吉、梅原龍三

郎、鴨居玲、香月泰男などの絵がいっぱいだ。

収蔵作品の内容を見ると、堀社長の感性とかセンスは本当に素晴らしいと思

う。

いま開催している「三岸節子特別展」は収蔵作品をはじめ40点がみられるが、三岸

節子の豪放磊落な絵に圧倒された。

次回の「針生一郎が選んだ愛知60年代の現代美術展」も面白そうだ。


庶民の意識はかなり高い 党首選を見て

2010年09月15日 | Weblog

民主党の党首選で党員・サポーターは、菅氏249ポイントに対して小沢氏

は51ポイントであった。たぶん政治資金問題がとりざたされている小沢氏

を避けたのであろう。

それにしても党員・サポーターなどの庶民は正常に判断するものだ。

このように日本の庶民のレベルが高いのは、マスコミの功績でもある。

政治家はマスコミを悪者扱いにするが、細かいことは別にして良い面の方

が多いと思う。テ
レビ番組を見ても、「ニュース」をはじめとして「朝ズバ」や

「TVタックル」そして「池上彰の学べるニュース」などがゴールデン・アワー

に放送されていることが大きいと思う。

そういうレベルの高い庶民感覚が、「裁判員制度」や「検察審査会」な

どで活用されているのがありがたい。

 

 


今日の夕方は秋だった 

2010年09月13日 | Weblog

           

今日の名古屋の気温は34℃であった。

相変わらず暑かったが、汗をかくこともなかった。

今夜からはクーラーを使わなくて済みそうだ。

暑さからの解放が、こんなにもありがたいことだとは思わなかった。

この写真は、会社の帰りに近くの駅のホームから撮った夕焼けの写真だ。

空気もサラッとした感じで、今日の夕方はすでに秋の気配だった。


「ダーウィンが来た」古い町に住んでいる人々は穏やかだ

2010年09月12日 | Weblog

今日のNHK「ダーウィンが来た」は、イタリアの洞窟の町マテーラで絶滅種である「ヒ

メチョウゲンボウ(ハヤブサの一種)」が、町の人たちに守られて増えてきているとい

う話だった。

「ダーウィンが来た」は、いつも見ているが、その撮影場面が素晴らしく「よく撮ったも

のだ!」と感心する場面が多い。

今日は違ったことで感心したことがある。

それは、「古い町に住んでいる人たちは、性格が優しく穏やかである」ということ

だ。

「鳥の糞などで迷惑がかかる」と住民が言ってしまえば、繁殖はないと思う。

「ヒメチョウゲンボウ」の繁殖を見守って、共存しているいるということは絶滅種を増

やしたいという気持ちだけではないのだ。人間も鳥も同じように共存関係にあるとい

うことがわかっているのだと思う。

長い間古い町に住んでいたから「穏やか」な気持ちになっているのだ。

その証拠に、猫やハトとも共存しているのだ。

違う番組で、ドイツの古城街道の一つである、「バードヴィングフェン」という町の人た

ちの町を愛する考え方や顔付きが実に穏やかであった。

古い町の人々の心を穏やかにするのだろうか?

逆にいえば、人の心が優しく穏やかだから伝統を守り古いものを大切にしてきたの

だと思う。  (以下の写真はNHKのホームページから)  

            

                  イタリア「マテーラの町」

            

            絶滅種の「ヒメチョウゲンボウ」が町の人々に

            守られて増えてきている。 

            

            猫が「ヒメチョウゲンボウ」を狙っている