昨日、野田さんが新しい首相となった。
首相の仕事と建築家の仕事は、かなり共通するものがあるように思う。
この絵は「旧古河庭園」で、大正時代に英国人のコンドルが設計したものだ。
実際に建てた大工は日本人であると思われるが、やはりコンドルが総監督したであろう。
家の設計は、あたかも首相の国づくりに似ていると思う。
住む者は国民であり、住んでいると人生観までが変わってしまうのが家である。
だから設計者は住む者の幸せを考えて設計するのだ。
特に明治・大正・昭和の建物は是非観てみたい。
実際にみると感心するだけでなく、人生観が変わってしまうというのがよくわかる。
建築物の見学と合わせて音楽を聴かれることをお勧めしたい。
旧古川庭園では毎年秋のバラフェスティバルを開催する。
10月22日(土)にはライアーの演奏が、10月29日(土)にはアコーディオンの演奏がある。
いずれも12時と15時に演奏される。
詳しくは下記、東京都公園協会のHPを
http://www.tokyo-park.or.jp/event_search/detail/e_search_dt000829.html