猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

戦後間もない頃(昭和25年)の子供たち

2010年06月30日 | Weblog

                      

                       

           子供の頃の写真を絵にしてみた。

           確か小学校5年生の頃だったと思う。

   戦後間もない昭和23年頃の子供たちは、着る服もないのでそれぞれ兄たち

   の「お下がり」を着ていた。

   担任の安間先生が運動場で遊んでいた者を集めて撮ってくれた、この一枚が

   貴重な記念写真となっている。

   どういうわけかたまたま写真屋さんがいて撮ってくれたようだ。

   今でも皆の名前や性格などは鮮明に覚えている。

   着ている服などの色も、記憶の中にしっかりと入っているのが不思議だ。

   小学校は昭和20年(終戦の年)に静岡市の北部にある「井宮小学校」に

   入学し、その年に静岡市は空襲にあったので記憶は鮮明だ。

   戦後5年を経過した子供たちの姿をみると、当時は着るものも食べるも

   のもない中で学生服やズック靴を身に着けている。親はずいぶん苦労

   して手に入れたのではないかと思う。

   そんなことを思いながら、絵を描いていた。  

 

 


アイ・ホーンやアイ・パットに印刷機能を

2010年06月26日 | Weblog

どこの家庭でも、家計の中での通信費が多くなってきていると思う。

自分の場合でも、携帯2台とパソコン2台で通信費が2万円近くになるとき

がある。
そこで考えたのは、パソコンを止めてアイ・ホーンすれば、通信費

は半分になるのではないかと思った。

アイ・ホーンは言ってみれば「電話機つきの携帯のパソコン」だから、ひとつ

の家にパソコンを2台置くことはないと思う。

自分はアイ・ホーンやアイ・パットは持っていないので、よくわからないのだ

が、「携帯パソコン」からの印刷をどうするのか、という問題が残る。

世の中が、すべてパソコンでやり取りするのであれば印刷機は不要だが、

町内の回覧や趣味のクラブの連絡などは紙で行っているのでお手上げ

だ。 

是非ともアイ・iホーンやアイ・パット(携帯パソコン)に印刷機能をつけてもら

いたい。そ
うすれば、携帯パソコン(アイ・iホーンやアイ・パット)はもっと普

及すると思う。

 

 

 


夏野菜とアジサイのスケッチ画

2010年06月24日 | Weblog

                

            夏野菜とアジサイを組み合わせて描いてみた。

            我が家ではjジャガイモ・玉ねぎ・トマト・ナス・

            ピーマン・キュウリ・ズッキーニ・トウモロコシ・モ 

            ロッコインゲン・オクラ・モロヘイヤなど11種類

            の夏野菜を作っている。

            肥料は化学肥料は一切使っていないのが自慢だ。

 

           


日本の技術レベルと文化レベル

2010年06月22日 | Weblog

                 

        宇宙航空研究開発機構(JAXA)は事業仕分けで有名になったところ

    だ。そのJAXAが最近では、小惑星探査機「ハヤブサ」や木星小惑星 

    探査計画「イカロス」が成功して話題になっている。

    JAXAのホームページはhttp://www.jaxa.jp/で見ることができる。

    映像あり、写真ありで解説もやさしいので、とても面白く見ることができる。

    いま、JAXAの月・惑星探査機など17個の衛星が飛んでいるようだ。

    是非、見ていただきたい。日本人の技術レベルの高さが良くわかる。

 

             

    久し振りに木曽川の緑地公園の遊歩道に行ってきた。

    今は「カンナ」の花盛りだ。日本人の文化レベルの高さは技術レベルに

    劣らず、むしろそれ以上の高さにあると思った。

    国の公園などの整備や、それを使う住民の社会常識などはかなり高い

    のではないだろうか。                           

               

              「おにぐるみ」の実が出てきている。 

              

              藤の木は花が終わって、種が出来ていた。

    公園が整備され、それを静かに見守っている住民たち、そういうことが「文化

    」というのだと思う。

    


ミニバラのカルメン

2010年06月19日 | Weblog

                  

           となり町の園芸店で「ミニばら」を売っていた。

           名前は「「カルメン」といって、いかにも情熱的

           な花だ。花の色が気に入ったので、観賞用に

           家に置くことにした。

           

           梅原龍三郎の「黒バラ」の絵が好きなので、同じ

           ような色の情熱的なバラが気にいったのかもしれ

           ない。

            

           実は少し前「ナエマ」という優雅で上品なバラが気

           に入って、これにしようかと思ったのだが、結構

           いい値段であったので「カルメン」さんに変えた。

           

           この園芸店に行くと、夏の花が一望できるので、

           見ているだけで季節を感じ気持ちが和む。

           キキョウの花が鮮やかだった。

   花を眺めていると「人間は自然と一体で生きている」ということが

   よくわかる。

   花はいつもそこにあるので、当たり前のように感じているが、いか      

   に花や自然の風景に癒されているかだ。

   ところで、人間も自然の一環なので、「人間が花に癒されている」

   と同じように「人間は人間からも癒されている」のだと思う。

   花を愛でるように「大いに人間と交流したい」と思う。「自然との交

   流」と「人間との交流」は生きてゆくには欠かすことが出来ないこ

   とだ思う。

   人間は一人ひとりが全部違うので、自分と同じ様にはゆかない。

   だからこそ「人は素晴らしい」く「人からもいつも癒される」のだと

   思う。     

           


木造駅舎 名古屋鉄道扶桑駅

2010年06月16日 | Weblog

                                                                                                             

 自分の記憶では名古屋鉄道の犬山線には木造駅舎がたくさんあっ

た。
 この扶桑駅は平成6年に近代的な駅舎に建て替えられたが、そ

れまでは大正元年に建てられた100年近い歴史ある古い駅舎を使っ

ていた。

50年前の犬山線はどこの駅でも、その周辺は真っ暗だった覚えがあ

る。
駅の周辺の商店街は早く閉めてしまって寂しいものだった。

数年前に犬山線の布袋駅が木造だったので、数年前、犬山線の布袋

駅に行って木造駅舎のスケッチをしてきた。

当時は駅舎がまだ現役で使われていたが、最近になって行ってみた

ら、すでに保存用として置かれ木造駅舎は使われていなかった。

この半世紀の技術の変化や街の近代化は目をみはるものがある。

この歳になると実感として感じている。

携帯電話がこれほど普及するとは夢にも思わなかったし、クルマを持

ち運転する時代が来たというのも思いもよらなかったことだ。

Iパットの出現によって技術はまだまだ変化すると思う。

街の様子も大きく変わった。名古屋駅前も50年前は「白い街」であっ

たが、今では高層ビル群の街に変わりつつある。

携帯電話が一般的になったと同じように、これから先どういう変化が来

るだろうか?

予想もつかない面白いことがどんどん起こってくると思う。

           

                 


「雨ニモマケズ」宮澤賢治

2010年06月15日 | Weblog

                  

             サライ7月号は「宮澤賢治を旅する」だ。

            

            「雨ニモマケズ」は死後発見された、黒色の革装

            鉛筆で書きとめられていたそうだ。

               

          この詩の好きなところは、「欲ハナク 決して瞋(いか)

         ラズ イツモシズカニワラッテヰル」 「アラユルコトヲ 

         ジブンヲカンジョウニイレズ」と言っている部分だ。

         そして、「ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ

         クニモサレズ  サウイウモノニ ワタシハナリタイ」

         でしめくくられている。

            

            いま、外は大雨だ。

            雨音が雑音を消してくれているようだ。

 

       


美濃白川四季彩街道

2010年06月13日 | Weblog

            

            道の駅「美濃白川」ピアチューレ。

            白川町内を走る国道41号は「美濃白川四季彩街道」

            と呼ばれ、特にいまの季節は「山の緑」に心が洗われる

            ようだ。「日本風景街道」にも登録されており、自然の  

            山がどこまでも続く魅力的な街道だ。

            

           すぐ横にある「白川野菜村 チャオ」。

           近くの農家の方が価格を自分で決めて売っているので、

           新鮮で安い。ここは9時から開店なので朝一番に入ると

           好きな野菜が買える。

            

            道の駅周辺は懐かしい風景でいっぱいだ。

            先日は530年の歴史がある「大山白山神社」に行って

            絵天井を見せてもらった。            

            

            道の駅に行ったら、錦鯉を見ることができた。

            錦鯉は水野きれいな白川町で昭和30年代から飼育が

            おこなわれている。今日初めて知った。

  「道の駅美濃白川」は新鮮な野菜が安く買えるのでよく行く。

  今日は「水まつり」をやっていて、白川町の特産品や観光地の紹介

  をやっていた。よくいくところだがこれだけ魅力的な所とは知らな

  かった。

  今日、「美濃白川 四季彩街道」というパンフレットをもらったが、そ

  れを見るとホタル
の里や白川温泉など、見どころが26か所あると 

  のことなので、これからゆっくり
時間をかけて見て回ろうと思った。            


ジャガイモと山芋

2010年06月11日 | Weblog

             

            2月上旬に植えたジャガイモを、昨日採ってみた。

            茹でてたべてみたら、小粒ではあるが美味しかった。

            ジャガイモはビタミンCが豊富で、このくらいのもの 

            一個でトマトジュース一杯分が補給できるようだ。

            また、ジャガイモはカロリーが多いので太ると言われ

            ているが、実際はカロリーは少なく、一緒に食べる肉

            やマヨネーズによるものだそうだ。

             

            数か月前に買った山芋から、いつの間にか蔓が

            伸びてきて、こんな風になってしまった。

            山芋はいかにエネルギーがあるかがわかった。

            調べてみると消化酵素を多く含み、高血圧予防に

            もなるようだ。

            また、山芋は昔から若返りの特効薬とされていて、

            白髪や肌の老化を防止に効果がある。

   今日は芋の話題だったが、芋がこれだけ体にいいとは知らな       

   かった。
自分はジャガイモや里芋といったイモ類が好きだ。

   昔から言われている事はあたっていると思った。

   今の時代は先人の知恵を大いに活かす必要がある。

   人間も自然の中で生きているのだから、栄養も自然の中で

   補給すべきである。サプリメントを大量に常用しているアメリカ人

   を真似しているの
は、どう見てもおかしい。

                  


6月「絵と会話を楽しむ会」

2010年06月10日 | Weblog

             

            今日の「絵と会話を楽しむ会」は夏野菜を描いた。

              

            太田さんの奥さんが初めてパステルで描いた絵です。

            赤玉ねぎとモロッコいんげん色合いが何ともいいですね。

            ピーマンの質感も上手く出ていると思います。

            パステルは太田さん好みの画材なので、暫く使ってください。       
             

             徳弘さんはミョウガを真ん中にして、全体を柔らか
            
             な雰囲気で描きました。中でもモロッコインゲンは

             採れたてのみずみずしさが出ています。  

             徳弘さんは「あまりにも奇麗だったので、描いてきた」

             と言って「花のスケッチ」を持ってきてくれた。

             こういうことになるのが、この会の狙いだったのです。

             こんな嬉しいことはなかったです。

             

             太田さんのご主人は自由開放で面白い構図なので、

             いつもながら感心してしまいます。

             「ジャガイモ?」にしてありますが、間違いなくジャガイ
             
             モに見えますよ。 トマト、ジャガイモたちがナスの親

             分に何か複雑な相談をしているようですね。

             

             河西さんの線描きの面白さがよく出ています。

             赤玉ねぎと普通の玉ねぎの色ががお互いに補完

             し合っています。3個の玉ねぎの置き方に動きが
             
             あってとてもいいです。

             玉ねぎのひげを描いたのが効いていると思います。

 

 この会は7月から第四土曜日になります。そして9月からはもっと外

に出て、自然の風景や美術館の絵などを楽しむようにしたいと思いま

す。
大いにしゃべって、大いに食べている間に「いつの間にか絵が好き

になった」と思うようになれば大成功です。