猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

予想できる老齢化後の生活

2013年04月30日 | Weblog

数日前から歯が痛くてたまらなかった。

振り返ってみると、子供の頃から歯科医にはよく通っていた。

先日歯医者でレントゲンを撮ってもらったところ、大方の歯が治療してあった。

しかし、ここへ来てあらゆる歯が痛みだしてきている。

子どもの頃に弱かった歯が、年を取ってきた今、おかしくなり始めたのかも知れない。

そういうところを見ると、自分が歳を取って来たらどうなって行くかということが想像できる。

自分の場合は、歯と骨が弱いと思うので、これから歯が痛くなって来るか、骨の病気で苦労すると思う。

もちろん、もの忘れはすでに始まっているので、

下手をすると痴ほう症+寝たきりになると予想する。

そうならないために、今から身体を動かしておきたい。

具体的には、常に足を使って外に出かけて行きたいと思っている。

写真をやり始めたのも、てっとり早く外で体を動かすことが出来るという理由だ。

そして、神様から授かった「寿命」までは、人に頼らないで生活したい。


人が行かない静かなところに行く

2013年04月29日 | Weblog

「近くで人が行かない静かなところ」を探していたら、

多治見市の山の中で、人形展があるというので行ってみた。

ギャラリエ アルティストビラージュというところだ。

多治見と言っても可児市に近い、山の中にある。

場所は林の中を数分行った所にあり、木々に囲まれた静かな場所っだ。

そこにはギャラリーとフレンチレストラン、パン工房、陶磁器のアトリエがある。

フレンチレストランは祭日のためか、家族連れの大勢の方々がきていた。

ギャラリーでは紙で人間の顔を作った、創作人形展を開いていた。

帰り道には可児市の花フェスタ記念公園近くの、「萬葉」で麦とろろめしを食べてきた。

この「萬葉」は隣に美濃焼のギャラリーと喫茶サロンがある。

今日は加藤唐九郎や川喜多半泥子の陶器も見ることが出来た。

「なんでも鑑定団」に出てきそうな珍しい陶器が見ることができるのもいい。

いいものを見ていると、気持が洗われる。 


60年ぶりの「遷宮」の年には「いいことが起こる」

2013年04月26日 | Weblog

出雲大社は60年ごとに、伊勢神宮は20年ごとに遷宮が執り行われる。

遷宮とは『神々にいったん神殿を出ていただき、建て替え修理することで、

装いも新たに蘇った神の住まいへとお遷りいただく(遷宮)』(サライ5月)ことのようだ。

ことのほか遷宮の年は「いい年」になって行くと聞いている。

特に出雲大社と伊勢神宮の遷宮が同時に行われる年は、

60年に一回しか来ないのだから、格別に「いい年」であってほしい。

確かに景気は上向きに向かっており、「いいこと」が起こりそうな予感がする。

ところで、普段でも「明日はいいことがあるのではないか?」という気持ちが大切なような気がする。

今日、歯医者に行ってきたが、いつもより皆さんの空気がいつもより笑いに包まれていて、

明るかったような気がした。そのために自分の気持ちまで明るくなってきたような感じだった。

恐らくこの病院は、皆の気持ちが「言うに言われぬ希望」に包まれていたのではないだろうか?

そういう空気の中にいると、自分の気持までが盛り上がる。世の中はいつも「こうありたい!」と思う。

これも遷宮の年のためなのか?何となく世の中全般に希望が湧いてきたような気がする。

「明日は何かいいことが起こるのではないか?」と思いながら生きて行くのも悪くはない。


江南市・曼陀羅寺のふじ

2013年04月24日 | Weblog

昨日は江南市にある曼陀羅寺に「ふじ」を見に行ってきた。

ここは50年近く「藤まつり」を開催している。

曼陀羅寺は由緒あるお寺で、正堂は国指定重要文化財に指定されている。

昨日は晴れていたため、大勢の家族連れでにぎわったいた。

藤の花は既に2mくらいに延びていた。

藤の花を絵に描こうと思ったが、奥びわ湖で観た渡岸寺の十一面観音と

藤の花が重なってしまったので、藤の花に囲まれた十一面観音像を描いて見た。

明日からは天気がよさそうなので、また藤を見に行こうかと思っている。

 

 


心の旅・渡岸寺の十一面観音菩薩を描く

2013年04月21日 | Weblog

 

向源寺の十一面観音菩薩

向源寺

奥びわ湖の渡岸寺で十一面観音菩薩を描いてきた。

日本彫刻史における最高傑作と言われている、観音菩薩だ。

先ずは彦根城の国宝・彦根屏風を見た。毎年4月~5月の1か月間公開している。

これは江戸時代の寛永年間に制作された屏風絵で

当時の庶民の様子がわかる貴重なものだそうだ。

そして、長浜市で宿泊して渡岸寺の十一面観音菩薩を描いてきた。

この菩薩様は天平時代の作で、泰澄の作だと伝えられている。

この仏像は戦火によって堂宇は焼出したために、

本尊は村人によって、土中に埋められ何を逃れたと伝えられている。

実に温和な印象を受ける観音様で、思わず手を合わせていた。

仏師は心が奇麗でなかったら、いい仏様が出来なかったのであろう。

この観音様のお顔を拝見していると、気持ちが休まるのは私だけではないと思う。 

なお、渡岸寺観音堂(向源寺)の十一面観音菩薩についての案内は

http://www.ohmitetudo.co.jp/bus/teikan/kannon.html


サーカスでプロ根性を見た

2013年04月17日 | Weblog

今日は「リトルワールド」に行ってきた。

サーカスの写真を撮ってきたのだが、パソコンの具合が悪くて

ブログに載せることが出来ないのが残念だ。

リトルワールドは、花桃の花が咲きすっかり春だ。

3月~6月には「オリエンタル イリュージョン サーカス」をやっている。

トルコ、ロシア、キルギスから来ている人達が演じていた。

このサーカスは、いつも満員である。

なぜ、サーカスに惹かれるかというと、演技者が「皆をが楽しませたい」という思いと、、

「毎日のひた向きな努力」に皆が感動しているのではないだろうか?

3時ごろにはバスで帰るようだが、皆さんは夫婦そして子供連れの家族が多かった。

サーカス専門の学校に居たと思うが、日頃の訓練は欠かせないはずだ。

家に帰れば夫婦で訓練をし、芸を維持していると思う。

あの芸はとても日頃の努力、そして練習なしではやれるものではない。

プロとアマの違いはそういう所にあるのだな?と思いながら見ていた。


寿命について

2013年04月16日 | Weblog

昨日、俳優の三國連太郎さんが90歳で亡くなった、

という記事を読んで「人の一生」についていろいろ考えてみた。

どうも人には「寿命」というものがあるのではないだろうか?

三國連太郎さんは出生やその後の運命は、複雑なものがあったようだが、

「寿命」に関しては、天から与えられたものを全うされたと思う。

「寿命」は自分が知らないだけであって,天国の住人は皆知っているのかもしれない。

「早く天国に行きたい」と思っても、そうは行かないのが「寿命」である。

医学が発達してきているので、間違いなく「寿命」は伸びてきている。

自分の場合に置き換えてみると、心臓の手術(弁の取り換え)をしてから4年経つのだが、

昔だったら既にこの世にはいなかったと思う。医学の発達で生きていられるのだ。

医学が発達している時代に居合わせたのだから、これも寿命の一つだと思っている。

ところで、「寿命」は何もしないで「寿命」があるというのが一番良いに決まっている。

病気知らずで長寿なのが一番いい。次に医学の発達に助けられている場合も「寿命」があると言える。

平均寿命はというと、医学の発達で男は90歳は確実に行くと思う。

そういう世の中では、70歳代では「年寄り」と言ってはいられない。

既にそういう時代が目の前に来ているような気がする。 


上伊那郡中川村で「日本の農山村の風景」を見る

2013年04月15日 | Weblog

南信州の桜を見に行ってきた。

駒ケ根は雪で覆われ真っ白だった。

駒ケ根を背景にした桜はなんと奇麗なものかと思った。

西丸尾の「しだれ桜」や谷村家の桜、望岳聡そして中川村に向かった。

中川村の大草城址公園では、村の皆さんが店を出したり歌を披露したり

くつろいでいた。桜の下で子どもたちが木に登ったりして遊んでいた姿が印象的だった。

中川村では「日本で最も美しい村連合」の村で、失ったら二度と取り戻せない、

日本の農山村の景観や環境・文化を守る活動をしている。

そういう農山村の風景を見ることが出来たのは、本当にありがたいと思っている。

パソコンの具合が悪くて、写真を入れることが出来ないのが残念だ。

ここは日帰りでも充分行って帰ってこれる場所なので、ぜひお勧めしたい。


うすずみ桜

2013年04月08日 | Weblog

岐阜県・根尾にある「うすずみ桜」を見てきた。

宇野千代さんが愛した桜だ。

樹令1500年、幹廻り10メートル近い大木である。

今日の根尾の気温はは8℃と低く、周囲の山も雪で覆われていた。

今月の初めには満開だったが、今日は花も散り始めていた。

それにしても、この桜にはロマンを感じるらしくて、多くの人々が見に来ていた。

自分も初めて見たのだが、いろいろな人々の思いが込められているように感じた。


桜の花は人の気持ちを優しくしている

2013年04月06日 | Weblog

各務原市の桜を見てきた。

6日の土曜、7日の日曜は「桜まつり」を開催するようなので、前日に行ってみた。

各務原市民公園はよ「桜まつり」の準備はほぼ完了しているようだった。

市民の皆さんは家族連れで公園に出て、思い思いに過ごしていた。

明日と明後日は雨と聞いているので、最後の桜を惜しむようであった。

桜というのは人の気持ちを和ませるようだ。

養老院にいるにいる老人の皆さんも花見をしていた。

おじいさん、おばあさんを連れて花見をしている家族もいた。

皆が桜のお陰で、やさしい気持ちになっていた。