突貫工事だよ人生は

準備万端なんて最後はその時自分の気分次第だよ。

用意周到なんて狙いすぎていて浅ましい。

どこまでやったら気が済むの。

結局その時その場の気分で蹴り付けて。

見切り発車で出発進行だろいつだって。

準備完了死の扉。

やっとスタートしたと思ったらもう時間切れ。

予想外の連続だろ。

人生想定外。

だいたい気が付いたら生きていたボク。

怪我して転んで泣いて覚えた体で覚えた。

人はいつからか転ぶことを恐れて準備を始める。

終わりのないプレステージ。

時間なんて砂時計。

サラサラスルスルすっからかん。

遊びせんとや生まれけん。

遊びの準備はいらねーぜ。

未完成の作品を作る為に終わらない準備をするなら俺の前から消えてくれ。

秋の修羅、酒場の楽園、大嘘の会話

実は自分もそういう風に

危うかった出来事を感じたかった。

そんな気がした。

しかし妙に自分の心は静まってしまった。

自分の心には、何かしら死に対する

親しみが起こっていた。　　　志賀直哉

半分記憶をなくし気絶するように眠りに落ちる。

友人にほどほどにしておけとたしなめられても止めることはできない。

スポーツジムも行きたくない早朝草野球なんか失くしてしまえ。

ラグビー中継もサッカー中継もシャットアウト。

新聞も週刊誌も遠ざけろ。

カラオケも消してくれ。

ずぶ濡れのKAWASAKIのバイクだけが俺を待っていてくれる。

水を一杯。それだけでいい。死に水なのか。

夜迷いごとを遺言にかえて。

ガソリン満タンにして震える指先押しとどめアスファルトへ飛び立つ。

風の知る音が俺に囁く。

寂しいなんて思う暇ない。

クラッチ切ってギヤ入れる。

夜の酒場から遠ざかる。

高速ＳＡの古い自動販売機でコーヒーを無理矢理飲み体温上げてひた走る。

錯覚が楽しいのだ。

勘違いするから生きていられるのだ。

400ｃｃのエンジンの塊りにしがみつき生を取り戻すのだ。

嘘と見限りと嘲笑の中でまた生きるのだ。

錯覚こそ真実也。

愛情と憎悪

洋画「ドクタースリープ」がもうすぐ封切られる。

原作S・キング。

父親と息子の物語。

邪悪な亡霊と酒に夢を見せられて地獄へ突き落された父親と

幼児の戦いを描いた「シャイニング」の続編。

きっと早々と打ち切りになるだろう。

「JOKER」とは、かけ離して語るべき映画になるだろう。

しかし

人には観るべき映画がある。

そして私個人にもある。

そして

人には切り離せないテーマがある

それは男も女も関係ないそういう核心がある

「シャイニング」も「ドクタースリープ」も

私の大切なテーマがある。

スタンリー・キューブリック「シャイニング」とは

比べもにないくらいな作品であろう。

それは

父親の強さと弱さと圧力と酒と憎悪と暴力との裏腹の物語

息子と父親の戦いと愛情の物語

重要なことだ。

今夜は

この街の、そこかしこの

安っぽいBARでは

「ラグビー試合」を酒の当てにして

老若男女が

大騒ぎしている

それは静かな

部屋で

「ホワイトルーム」で聴きながら

これを書いている

アルコールがあればラグビー中継も女客もオネエチャンも要らない。

あ、スミマセン。

これって男女差別発言でしたっけ。

どうでもイイのです、失うものは無いのですから。

人は二つ分かれます

見たくないものを見ようとする者と

絶対に見ようとしない者とに

だから

ガラガラの

映画館で観ますよ

「ドクタースリープ」

僕にとって大事な作品に成りそうですから

「JOKER」よりも

場合によって

大切な

映画になりそうです

あとでまた書くよ……

・・・・・・・・・・

…

嵐の夜に

停電になるのかならないで済むのか

自分ではどうすることも出来ない

命を守る行動をとる

やれることはもうない

あとは祈るのみ・・・ってか～

暴雨風で建物が揺れてるのかと思ったらさっきの地震だった

ずっと朝から頭によぎっていたことある

昔からあることわざなのか知らんが

地震　雷　火事　親父

なんでこれに台風がないのか

気圧のせいで偏頭痛がしてる頭で考えてる

遠くでハリケーンの絶叫が聞こえる

分厚い窓が風圧で唸りをあげる

祈りやり過ごすことしかもうない

8年前を思い出す

夜が長くなりそうだ

今夜は停電でパソコンが使えなくなるまで書く

ヒカキンよりホワキン

「JOKER」を観ろ！

観ろ！見ろ！みろ！ミロ！

行く先々で吠えている酔いどれ探偵です。

仕事場にいると外の音が全然聞こえない。

それたのかと思って表に出ると全然暴風豪雨真っ只中だ。

明日の酒場は混むだろう。みんなウズウズしてんだろう。

ラインもケータイもメールもしなくてもお前たちが琥珀色の魔法の水に

恋い焦がれているのは100％察知できてるんだよ！

イイじゃないか…じっとしているのも悪くない。おれも飲まない今日は。

自然の力には無力なんだということを皮膚感覚でまた思い出す。

誰彼言われずに一人静かにそう思えるからイイんだ。

傲慢になりすぐ調子に乗り自分の人生時間と肉体を雑に

扱うこの俺には良い薬だ。

畏れる対象を持っている人間でありたい。