苦手だ。
好きじゃない。
永遠のチョンガーでいい。
孤独に震え、自由を取る。
好き勝手に生きてると、言わせておけ。
ただ人間の顔ぶれの不思議さには面白みを感じる。
複数の人間の集まりの中一人が抜けて後の顔ぶれが一緒なのに良い空気が流れ始めるなんてのはよくあるのか?
三人でいたときはピリピリしていたのに一人脱退して二人残された時息が合い始めたなんて今まで経験してこなかった。
本当に友達付き合いが下手で苦手だったから社会人になっていろんな経験遅まきにしてきた。
親友なんて幻想と勘違いだと確信し家庭なんて絶対に持たんと決めていた。
だから同窓会も欠席だ。
もう無いが昔は大学時代の知り合いの結婚式も出たが途中でやめた。
結婚も失敗した。
全部世間体だ。自分に嫌気がさした。嘘ついて生きてきた。親の目を気にした。自分の気持ちをないがしろにしていた。
他の人がするから自分もするという生き方が苦しくなった。
人間嫌いは人好きとコインの裏表。
酒を断つと人が大嫌いになる。
その症状はいつものことだ。
鬱陶しい人たちが、愛おしい人に変わる。
酒が私を錯覚させる。
愛おしく思えた時、人生捨てたもんじゃないと思える。
だから長続きしない。
寂しいなんて言っている暇はない。