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酔いどれの誇りと踊る熊たちへ愛を込めて

4月17日ぶりの村上春樹に

2023-09-15 18:24:28 | 読書感想
『街とその不確かな壁』を読了。

五ヶ月かかった。

中断とかいろいろで再開して今日読了。

考察はもう世の中に出尽くしているので任す。

僕は村上春樹を読む。

弱っている時。精神的に参っている時。心がささくれている時。

地方の湯治場に行くように。

傷口を塞ぎに行くがごとく。


一文一文薬草を傷口に当てるようにゆっくり読み込んでいく。


物語があり人物が動く。


ストーリーは追うがそれはそれだけ。


面白い面白くないは二の次。


湯治場で身を委ねて体を回復していくのを待つだけ。

何度も何度も。


それが村上春樹とのつき合い方。


効果があるから今でも続いているのだろう。




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