FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

思い出に浸って、いいよ。

2022-09-15 23:55:59 | 創作詩
お互いが、時間もないから。



過去の栄光も、モルヒネになる。


モテキもあったし。


痛みは、消してあげてよ?


初秋が好きだ。




寂しさが、自分に相応しいから。




仲間から外れた時に、自分の人生が始まる。





電話が懐かしい。



スマホも、ケータイも要らない。



黒電話がいい。


切なさが、痛みを和らげてくれる。演じてくれる。






録音も、拡散もない。



静かな夜があった。


きみは、憶えているよね。




今日だけは、ぼくの君に捧げる「ラストショー」

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さらば、愛しき獣たちよ、成仏せよ。

2022-09-15 23:43:19 | 創作詩
全てを失った、時のことも。今は、愛おしい。

傷ついた、死の目の前も、今は、夢のまた夢。


好きなのは、柔らかい優しい女ではなく。



火傷しそうな、汚い男たちだ。

嘘つきで、ひとの痛みが我が喜びのような獣たちが忘れられない。



朗らかで、可愛くて、清潔な、女は、俺の人生には要らない。





つまらなく、眠たい存在だから。



普通に、素敵な女なんか、消えてしまえ。






汚れた、悪臭に満ちた、カモメが好き。

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いつでも「野性の証明」を秘めて

2022-09-15 23:34:53 | 創作詩
理不尽を下さい。


私を殺してください。


貶めてください。


家族を、恋人を、近づけないでください。

私に、災難を。



血の涙を。




狂気の雄たけびを。





そして、戦いに明け暮れた暁には、安らぎを。




すべて失った男の、骨の髄まで獲られた男の痛みを。





誰にも知られたくない。

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さよならを言うには遅すぎない

2022-09-15 23:28:19 | 創作詩
いつも


いつも


その繰り返しだから。



すっきりと、区切りをつけような。





所詮男と女だから。



笑える。




そして、きみには感謝しかないよ。




おれには普通の生活は、苦しすぎるよ?



おれにはいたわりは要らない。



助け合いは、君たちだけでやってくれ。





一人で生まれて、一人で死んでいきたいよ。




自由になりたいよ。



金も、酒も、戦いも、女も、奪い合いも、ウンザリだ。




疲れた。飽きた。




次の、出会いと、別れが、必要なんだ。

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どうしてこんなに?

2022-09-15 23:19:14 | 創作詩
自分の欲しいものを手に入れたいだけなのに。

こんなに、失うものがあるのでしょうか?



あいつには、涙も見せないで生きてきて来た。


笑って、朗らかに、過ごしていても、見抜いていた。


去っていくのも、ありだと思うよ。




オレは、媚びは売らないよ。




それをやったら、おれ自身が俺でなくなるから。




だから、いまは静かに、そっとお別れをしたい。




涙も君には見せられない。



君と最初に出会った時に、言ったね。


オレは男だから。馬鹿だから。泣かないよ。





辛くても、寂しくても、痛くても。



君とおれは違うから。



でも、譲れないことがあるよ。




宿命のあいつと、決着をつけないと。



だから、きみとはサヨナラなんだ。



今は、あいつの立っているリングに行かないと。



ありがとう。

さよなら。

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