FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊たちへ愛を込めて

人生、刹那の時間を教えてくれた

2018-03-23 18:40:19 | 映画感想
あっという間に終わっちゃう人生。

人生100年時代というけれど、、、どんだけ。

高校生の時、友達も作らず、部活もやめて、毎日がつまらない学校生活だった時の精神安定剤が映画館だった。

新宿の映画館へ一人で行く。カップルとカップルの間の席は大抵空いている。

だから時間ギリギリに行ってもいい席が取れた。

それって寂しい人間?

いやいやボクの隣のカップルだってなんだか冷え切った会話していて彼女が途中で席たって男置いて

帰ったりしてたよ。

どっちもどっちだよ。

そんなの気にせずじっくり観た名作だった。

どこが?

そうこの映画は、人生時間はあっという間だということと

女は好きでない男と例え豪華なレストランで貸切で食事をしても高級楽団を貸切って男とアマポーラを踊っても

心はあげられないのだということを彼女なしの高校生の男子に教えてくれた。

それがいい。

デニーロの演技が絶好調の時。最高に切ないフラれ方したやく。フラれる事には一家言あるボクでもこんなフラれ方なかった。

感動した。

ものにならない彼女は、どんなことやったってものにはならない。

劇中でデニーロはアヘン中毒になりかけていたが、僕は酒に溺れそうになっていた。

酒も映画も問題は解決してくれない。でも一瞬の寂しさを埋めてくれる。裏切らない存在。

映画音楽は泣きながら寝ている夜の子守唄。

登場人物は思い出の中の本当に知り合った友達。

物語はボクの生きた人生。

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