☆わんこと一緒の想い出と共に☆

シェルティと暮らしていたマールママの記録と記憶のためのページ

旅の途中で

2008年12月19日 | 旅日記
のほほんと“大人の休日”などと綴りながらも
いまひとつ、テンションがあがらず後ろ髪を引かれております。。

連日、報道されている不況による派遣社員の人たちの解雇の問題。
働くところも、住むところも失って路頭に迷う若者たちの姿が報じられています。

一時的に職員に採用したり住宅を提供する自治体も出てきてはいるようですが、それは一握りの人に限られており一時しのぎの対策にしかならないように思えてなりません。

一方で、地方では過疎や限界集落などという問題があります。
IT関連の仕事だけがもてはやされ、都会に一極集中した若者に、大手の企業ですら先行き不安が言われている今、これからすぐに仕事がはたして見つかるのでしょうか? テレビで報じられていた都会のコンクリートの上に毛布をかぶっていた若者たちを地方に呼べないだろうか?と思うオバサンです。

食の安全が叫ばれ、国産の野菜や食糧が求められていながら食糧自給率が50%に満たない我が国において農業に従事する若者は少ない。
国が率先して、就農の指導をすることはできないものだろうか?
住むところがなかったら、いわゆる社会保険庁のハコモノといわれた建物や公共施設の保養所のような施設が赤字で廃止され、売れないままになっているのがいくらでもあると思う。

このような非常事態の、お国の一大事に、つまらないバラマキに使うお金があったら、これからのために、これからの人たちのために使って欲しい。

山は荒れ畑は荒れて豊かな自然も荒廃していくのを、くい止めるためにも、仕事を探している若者に、土に触れゆったりとした自然の中で生きていくすべを教えてあげる時間を、この機会に与えてあげることができないものでしょうか?

心の病を抱える若者も、ますます増えていくでしょう。
そんなとき、田舎の人は温かく迎えてくれます。
農家の人の、忙しい仕事を手伝ってあげながら共に温かい食事をいただくだけでも、きっとなにかが変わるはずです。

お偉い先生方!
縦割り行政のシステムだの、それぞれの政党の考えだの・・今そんなことを言ってる場合ではないと思うのですが。。

   

さて、旅のつづきです。

えーーと・・・ どこまで行きましたっけ 
そうでした。2日目のバスの旅のつづきでした。

下田の海中水族館に行きました。
イルカショーを見に。

イルカは賢くって、とてもかわいい動物です。 
人間とのコミニケイションをとれるところなどワンコに似ています。

なんと、そこで思わぬ出会いがありました。

 あらっ!

 マール(オス)

どことなく似ているような・・ふふふ 

 大きな水槽の中で、ゆっくりと泳ぐイルカ
近寄ってきたり、見ているだけでとても癒されました。

遊覧バスは、団体行動ですから待ち合わせの時間が厳守です。
見学を終えた後、少し早めにバスに戻りました。

中ほどまで進んで座席を見てびっくり!
サスペンスドラマに出てくるような、女性の青白い顔が横たわっているではありませんか?!

よく見たら、ガイドさん!   爆睡中!!!
次々とお客さんが戻ってきても    ただならぬ豪快な いびき・・・
「ガイドさんもつかれてるんだね~~」 と、みんなやさしい。
運転手さんも戻ってきて・・それでも、  
「ガイドさん! そろそろ出発時間ですよ~」と声をかけたら 
やっと我にかえって みんな 大笑い 

やけに、威勢の良い姐御肌のガイドさん!
気合を入れて時間厳守!を訴えておりましたが、さすがにバツわるそうに「え~~!失礼いたしました!ちょっと別の世界にいっておりました」 

そのあとはフリーになって、ロープウエイで寝姿山へ。

伊豆七島はかすんでよく見えませんでしたが地球が丸いと感じる、すばらしい眺めでした。

遊覧バスでの観光を終えて私たちは伊東のお宿(ラフオーレ・伊東)に向かいました。




無色透明の温泉は体が温まり、とてもいいお湯 

お食事は “海楽旬美会席”
新鮮なお造りや、伊勢海老・金目鯛などたくさん入った海鮮鍋、ふろふき大根の上に柚子みそと牛ヒレが乗ったのものなど、とても美味しい和食でのおもてなし。

有意義な旅の2日目を終えました。


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