☆わんこと一緒の想い出と共に☆

シェルティと暮らしていたマールママの記録と記憶のためのページ

高齢者時代

2013年12月13日 | 旅日記

 

”大人の休日パス”4日間の旅 最終日は藤沢の姉宅で 朝を迎えた

 

 

いつもなら ゆっくりするためのお宿なのであるが今回は本当に お泊りだけ

その日は大宮から帰りの新幹線に乗るまで 2か所の介護施設を訪問する予定が立っていた

 

姉も一緒に行動する予定でいたのだが 孫の大ちゃんがお泊りで来ていたこともあり

午前中 横浜の叔父さんとの面会に車で送ってもらい昼食までは一緒の行動

 

埼玉のhumi叔母と従妹のreiちゃんに合流  横浜の叔母(叔父の奥さん)も来てくれた

 

 

車椅子に乗った痩せ細った顔が 痛々しく・・・・

父の末弟だった叔父は 皆に信頼され慕われる存在だった

認知症のような症状はみられず しっかりしているだけに かえって辛いだろうと思う・・・

多くは語らず じっと口を閉じ目に涙をためていた

退院後に入所したという施設は いずれ別のところが決まるまでの仮の住まいのようである

 

 過日 NHKスペシャルのドキュメンタリーで ”認知症800万人時代” を2夜連続で取り上げていた

 軽度の人を含めると 65歳以上の4人に1人が認知症 だという

国の5か年計画では 認知症の人を施設や病院ではなく自宅や地域で介護する方針に転換しようとしている

 

私は両親も亡くなり 要介護5の義母は施設でお世話になっているので 

今は介護の問題で悩むことはないのだが 周りも見たら高齢者ばかりである

 これまでは親の介護の問題として見ていた番組が 自分のこととして見るようになった 

 他人事ではない

 

 

その後、向かった 埼玉の1号toi叔母 の入所していた老人ホームは

環境も設備も申し分のない快適なホームで 誰しもが私もこんなところに入所したいと言う

叔母は認知症はあるが 自分のことは自分でできるし健康上も問題なく

一年経って そこの生活に慣れたようで 本当によかったと思う

  

子どもの居ない1号・2号の叔母二人が暮らしていた生活をのぞいたのが

そもそも  大人の休日パスで お出かけした姉と私 こちら

その後 このままにはしておけないと こちら

( 叔母たちのことは 『三婆通信』 として記録してある )

 

あの頃は 私も姉もまだまだ元気で 今思ってもよくぞあそこまで動けたものだと思うほど

それから わずか数ヵ月の間に 叔母たちのその後を予知していたかのような

今にしてみれば奇跡的な救出劇があった

その後 姪であるreiちゃんが 施設やすべてのことをやってくれた 

うまくバトンタッチされた叔母たちの介護の問題はスムーズに運び今に至る

 

そして気が付けば 我が身の介護を心配しなければならない世代になってきている

なにが心配かといったら 認知症が一番こわい  

長生きすれば認知症は 避けられない問題である

高齢化社会において介護する側である担い手不足が今後の課題でもあるようだ

 

認知症は なってしまってからでは自分ではどうしようもないし何もできない

周りの人も一見しただけでは気が付かないし 正常な時もあるだけに気が付くのも支えてやるのも難しい

元気なうちに 家族や周りの人と話し合っておく必要があると思う

 

 

 



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