☆わんこと一緒の想い出と共に☆

シェルティと暮らしていたマールママの記録と記憶のためのページ

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2013年10月18日 | ある日の出来事

この1週間 頭の痛い問題で私の心は揺れた。

叔母宅に 一人の青年が舞い込み そのことで相談を受けていた。

いろいろあった彼だけど 心の優しいいい子である。

聞けば 仕事を辞め親と口論になり家には戻らないと出てきたらしい。

今は一人暮らしの年老いた叔母である。

「用心棒にちょうどいいじゃない。しばらく一緒にいれば~!」と最初は喜んでいた。

ところが、仕事を探しながら放浪しているうちに持ち金が底をついて行くところもなくたどり着いたことがわかった。。

両親も心配しているだろうから、とりあえずそこにいることを伝えた方がいいと言ったが

いろんな事情があって 叔母からは言えないし本人も言わないでくれと言う。

 

 

本人とも電話で話をし いろいろ事情も聴いた。

すぐに情にほだされ かわいそうで説教などより なんとかしてやりたい気持ちになる。

ただ、これまでの彼の過去は 就職難や様ざまな運の悪さもあったけど

本人の意思の弱さや 体力・忍耐力のなさも原因にある。

ガチンコにぶつかる親としてはストレートに厳しいことを言わざるを得ないし

子も親の言うことなど聞かないのは我が子のことで経験済みである。

そんな時、フォローしてくれる人が居なければ救われない。

だれか相談する人がいるのか聞いたら誰もいないという。

つい、また おせっかいなオバサン癖がでてしまった。

彼を励まし いつでも相談に乗るからと。

 

 

高齢の叔母は 年寄りだから言えることもあるからと

昔の苦労話や とにかく仕事を選ばずなんでもいいから汗水流して働いてみるよう

諭しながらも 美味しいご飯をお腹いっぱい食べさせてあげ

夜は一緒にいろんな話をしていたというが 本当は心配で心配で大変だったのである 

 

 

 

昨日 彼から電話があって「寮の付いた小さな会社だけど行ってみることにした」と嬉しい知らせが届いた。

とにかく 体に気をつけて頑張れとエールを送り

冬服を取りに一度家に戻って 両親を安心してあげなさいと伝えた。

でも 私から親に知らせるのはまだ待って欲しいとメールが届いた。

彼の意思を尊重し 私の方から連絡をすることは控えることにしたが

両親の気持ちが痛いほどわかるだけに辛い。。。

今回の職場も決して健康のためにもよくないし 長く勤めが続けられるかも心配。

でも、彼がこれまでの試練や 自分を支援してくれる人がいるという心強さをバネに

これから頑張ってくれることを切に望んでいる。