暑寒の戯言

北海道の空から・・・・

黒花半鐘蔓

2007-08-02 | 暑寒の花達

クロバナハンショウヅル(キンポウゲ科)「黒花半鐘蔓」2007.07.22雨竜沼湿原

キンポウゲ科のつる性草本。北海道以北の山野に生える。茎は葉を密生、他物にからんで伸びる。葉は対生し有柄、羽状複葉でまばらに二~四対の小葉をもつ。小葉は卵形または長卵形で先端がとがり、しばしば二~三裂し裏面には短毛を生じる。葉軸の先端は巻ひげになる。夏、葉腋から花柄を出し、頂に黒色細毛を密生した暗紫色の鐘形花を一個半開する。果実は楕円形で細毛がある。

別名、エゾハンショウヅル「蝦夷半鐘蔓」

名の由来は、蔓性で花の色が黒い紫色で花の形が半鐘に似ていることから。