欧州在住環境ジャーナリストの村上敦・池田憲昭・滝川薫が主催するミット・エナジー・ヴィジョン(MIT Energy Vision)では、2017年6月に下記の日程で募集型でのドイツ視察・セミナーを企画しました。
テーマは「ポストFITの再エネ・省エネ事業」で、下記のようなプログラム概要を予定しています。
ドイツでは小型PVを除いてFITが終了し、FIP・入札制度に移行しています。そんな社会の中での法制度、新事業モデル、進捗中の新しいプロジェクトなどについて視察とセミナーの機会を提供します。
参加をご希望の方はこちらのメールアドレスにご一報ください。
●プログラム概要
6月6日(火) 夕方(18時ごろまでを想定)、フランクフルト空港に集合
6月7日(水) フランクフルト市:
・ 集合住宅団地における太陽光電力の賃貸人への販売事業(賃貸人販売モデル)
・ 省エネ改修についてなど予定、レクチャーと視察
6月8日(木) 黒い森北部:
・ 市民エネルギー協同組合による新電力(再エネ発電&電力小売り事業)
・ 再エネ電力の直売と産業における自家消費事業についてなど予定、レクチャーと視察
6月9日(金) フライブルク市周辺:
・ コージェネによる電力直売
・ ESCO事業
・ 電気自動車のカーシェアリング
・ セクターカップリングについてなど予定、レクチャート視察
6月10日(土) 黒い森南部:
・ 午前中:森林散策と自然の多様性について
・ 午後:フライブルク市内で自由時間
6月11日(日) フライブルク市:
・ 午前中:取りまとめのワークショップ
・ 午後:移動の後、夕方(17時ごろまでを想定)、フランクフルト空港で解散
●参加費用: 2600ユーロ(現地集合、現地解散、シングル利用)
●お問合せ: info@mit-energy-vision.com
※このMIT視察セミナーのプログラムがはじまる直前の5月31日(水)~6月2日(金)は、ドイツ・ミュンヘンにおいて欧州最大規模のソーラーメッセ『インターソーラー』が開催されます。昨年はテスラ社のバッテリーが脚光を浴びたように、今年の注目は、Sonnen社のバッテリー&ヴァーチャル発電所になることでしょう。
http://www.intersolar.de/en/home.html
MIT視察セミナーと合わせてこちらも訪問されると、ドイツ再エネ市場の「今」を垣間見ることができるでしょう。また、「インターソーラー」のアテンド・通訳もMITでは引き受けています。こちらも個別にお問い合わせくださいませ。
MIT Energy Vision のホームページ: https://www.mit-energy-vision.com/japanese/