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滝川薫の未来日記

スイスより、持続可能な未来づくりに関わる出来事を、興味がおもむくままにお伝えしていきます

4月23日(水)にウェビナー「有機農業の未来を切り開く種子生産~有機種子のパイオニア、サティーバ・ライナウ社」を実施します

2025-03-23 16:42:04 | お知らせ

写真:Sativa Rheinau AG

今日は2025年4月23日(水)17時に開催予定の第14回SJSウェビナーについてご案内します。

ビオ・エコ企業の第四回目となる今回は、スイスの有機種子生産・販売のパイオニア企業であるサティーバ社経営者のアマデウス・ツシュンケ氏を講師に迎えます。

東スイスに拠点を置くサティーバ・ライナウ社は、1998年から有機栽培による、有機栽培のための種子の生産や育種を行い、販売する欧州でもパイオニアとして著名な企業です。

同社では多様な品種の種子をスイスや周辺国の120軒の農家をパートナーとして生産し、有機農家や一般家庭に販売しています。扱う品種は700以上あり、野菜や穀物、雑穀、緑肥、飼料、野草、園芸・造園用植物までにおよびます。有機栽培の条件下で生産された、遺伝子組換技術を用いない種子です。また、同社では有機栽培に適した強健な品種開発も手掛け、成果を上げています。

本講演では同社経営者のツシュンケさんに、同社の活動と並んで、有機栽培のための種子生産の意義や、同社が取り組んでいる伝統品種の保存、有機農業の未来を切り開く新品種開発、社会課題等についてお話頂きます。

私たちの食と農の未来の根本である種子というテーマについて、第一人者にお話しを聞く稀な機会です。またSJS好評の質問タイムでは、参加者のどなたでも講師に質問することができます。

是非、ご参加下さい!

【日時】
2025年4月23日(水曜日)17時00分~18時30分
ZOOMによる生中継

【参加費】
一般 1,000円、学生 500円

【お申込みリンク】
<当日に視聴が難しい場合でも、お申し込みいただいた方全員にウェビナー実施後から2週間、アーカイブ視聴を提供いたします。>

第14回SJS交流ウェビナー4/23(水)「有機農業の未来を切り開く種子生産~有機種子のパイオニア、サティーバ・ライナウ社」


主催:スイスー日本サステナビリティ交流会
協賛:株式会社SAWAYAMA FARM
後援:NPO法人 環境市民、草屋根の会



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【締切間近!】2025年5月11日~17日、第2回SJS欧州視察「サステイナブル・トレイル2025」を開催します

2025-01-28 19:55:55 | お知らせ


今年の秋にSJSでは第一回サステナブル・トレイルを開催し、建築、農業、観光や食、環境、地域づくりといった様々な専門分野からの13名の方々にご参加頂きました。

大変好評であったため、2025年に第二回目を企画しました。あと一週間程度で募集を締め切ります。まだ数名のご参加が可能ですので、ご関心のある方は、早めにお問い合わせ・お申し込み下さい。

SJSサステナブル・トレイル2025
欧州・ドイツ語圏で既に取り組まれている持続可能な社会づくりへの取り組みを現地で感じ、考える。
日本で実践できるヒントを持ち帰るための視察セミナーです。
視察先は地域創生や次世代を見据えて持続可能な取り組みを行う企業や自治体、建築、有機農家や森林での取り組みなど、分野横断的なプログラムとなっています。
通常では短期滞在ができない、☆☆☆☆ビオホテル「シュヴァーネン」での2泊(朝夕食付き)の宿泊体験も含まれています。シュヴァーネンでの滞在では、ホテル自体の視察だけでなく、オーガニックグルメを2日間堪能していただけます。
 
 【視察概要】
視察期間:2025年5月11日(日)〜17日(土) 現地6泊7日
集合解散:スイス・チューリッヒ空港
最少催行人数:10名
視察料金:430,000円〜495,000円/お一人様、シングルルーム利用(*往復航空券は自己手配をお願いします)
募集締切:2025年2月7日
 
【ハイライト】
● スイスのエコ・シェア集合住宅地
● スイスのオーガニック(バイオダイナミック)・ZEBワイナリー・レンツの見学と試飲
● スイスのフォレスターによる近自然森づくり
● 農業学校におけるローテク木造建築と職業教育
● オーストリア・ブレゲンツの森地方の山間自治体における脱炭素化、持続可能な村づくり
● オーストリア・ブレゲンツの森地方のビオホテル・シュヴァ―ネン
● ドイツ持続可能賞を受賞した中小企業における総合的な経営の取り組み
● ドイツの市民エネルギー会社による自然共生型ソーラー設備
● 生ごみ・緑のゴミ・家畜の糞尿の堆肥化・バイオガス設備
● 中小企業における100%再エネやカーボンニュートラルなど
※訪問先は変更になる事があります
 
【企画・主催】SJSスイス-日本サステナビリティ交流会
【コーディネーター・案内人】滝川薫

トップ写真 © Popp_Hackner-Vorarberg Tourismus 

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ビオシティ第100号への記事掲載「欧州のエコロジー建築最前線~スイスの建設協同組合による持続可能な住まい」

2024-12-19 22:51:32 | お知らせ


日本で唯一の環境・地域創造のビジュアル専門誌であるBIOCITYビオシティ誌の記念すべき創刊30年+第100号の特集は、「生命福祉コミュニティ宣言!深化するエコロジーの最前線」です。

本特集に、スイスの建設協同組合による持続可能な住まいの探求についての記事を寄稿しました。計12頁にわたり、スイスの建設協同組合の背景や近年の傾向と並んで、環境・社会・経済を総合的に配慮した集合住宅の事例を豊富な写真と共に紹介しています。

季刊誌ビオシティは、101号でその歴史を終えます。ビオシティに初めて寄稿したのはスイスに渡って間もない2001年のこと。スイスでのバイオマスエネルギー利用についての特集記事でした。その間、様々な環境関連のテーマについてかなり自由に書かせて頂いた他、2022年には連載していたビオホテルについての単行本を刊行して頂きました。

実質上の最終号となる第100号ですが、私にとって長年の想い入れの深いテーマである持続可能な住まいの探求について、特にソーシャルの側面を重点に紹介する貴重な機会となりました。

長年、身を削るようにビオシティを育まれてきた一代目編集長の杉田博樹さんと二代目編集長の藤元由紀子さんに、心より感謝申し上げます。大変お疲れ様でした!



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2025年1月28日(火)に建築家ペーター・シュルヒ教授のウェビナーを開催します

2024-12-19 22:37:55 | お知らせ
第13回SJS交流ウェビナー「持続可能な建築の考え方と実践3~木造建築編」  

SJSスイスー日本サステナビリティ交流会では、1月28日(火)に建築家でベルン州立大学教授のペーター・シュルヒ教授のウェビナー「持続可能な建築の考え方と実践3~木造建築編」を開催します。

2022年7月および2024年1月に開催したペーター・シュルヒ教授のウェビナーでは、持続可能な建築の基礎的な考え方、改修・サーキュラー建築についてお話頂き、ご好評を頂きました。

2025年1月のウェビナーでは第三回目として、シュルヒ教授により現代木造建築についてお話頂きます。今回は、我々にとっても身近な中小規模の住宅建築や公共建築の事例を中心に、経済やフレキシビリティといった側面を含む、持続可能性のための総合的な工夫を解説頂きます。

SJS恒例の講師への質問タイムも充実させていく予定ですので、どうぞふるってご参加下さい。


【講演内容】
・持続可能な建築の考え方のおさらい
・美しい中小規模の木造現代建築での実践例
・経済性、耐火、エネルギー、フレキシビリティを配慮した構造の工夫
など

【日時】
2025年1月28日(火曜日)17時00分~19時00分、ZOOM

【参加費】
一般 1,000円、学生 500円

協賛:株式会社イケダコーポレーション
後援: 公益社団法人 日本建築家協会、NPO法人環境市民



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11月23日(土)SJS第12回ウェビナー 「建物緑化で町と建物をクールダウン~持続可能な未来へのチャンス」

2024-10-24 03:26:20 | お知らせ


今日は2024年11月23日(土)に開催予定の第12回SJSウェビナーについてご案内させて頂きます。

今回は緑化をテーマとして、スイスで著名なガーデンデザイナーであるフリッツ・ワスマン氏に、スイスにおける建物緑化についてお話頂きます。

美しさや暮らしの質、生物多様性、雨水の貯留、エネルギー生産との共存、建物と町の冷却など。屋上緑化や壁面緑化といった建物緑化の様々な側面や傾向を、豊富な事例を交えながら紹介します。

日時:2024年11月23日(土)、16:00-17:30頃、ZOOM生中継
講演: フリッツ・ワスマン氏、「建物緑化で町と建物をクールダウン~持続可能な未来へのチャンス」
お申込みと詳細: https://peatix.com/event/4141412

【ポイント】
・欧州中部における建物緑化の潮流
・建物緑化の様々な効用
・美しい屋上緑化や壁面緑化の事例
・今後のチャレンジ


◆日時◆
2024年11月23日(土)、16時00分~17時30分
ZOOMを使用し、逐次通訳の生中継でお届けします。

◆参加費◆
一般 1000円
学生 500円

◆お問い合わせ◆
SJSスイス-日本サステナビリティ交流会
e-mail: info@sjs-webinar.com
https://sjs-webinar.com/


【講師プロフィール】
フリッツ・ワスマン
北スイス・シャフハウゼン州在住のガーデンデザイナー、エコロジスト、教育者。設計事務所 Atelier für Oekologie und Gartenkultur 共同代表。園芸植物および自然植生のスペシャリストとして欧州中部で知られる。植物、生態系、庭園文化、エネルギーシフトへの深い造詣に基づく視点からの庭園設計や植栽コンサルタント、執筆、教育活動に携わる。80年代にスイス建物緑化専門協会(SFG)を同志と共に設立、今年まで理事を務める。
ガーデンデザイナーとしては、持続可能で、機能的、通年して美しく、多様性に富んだ屋外環境の創出を目指す。邸宅庭園を手掛けてきた経験を経て、現在は公共性の高い庭園や緑化に焦点を置いた活動を行っている。代表的な仕事に、スイスで最も有名な屋上庭園であるコンテック社(屋上および地上庭園)、山上レストラン・ランデンハウスのウェルカムガーデン、世界的にも著名なチューリヒ市の多様な蔓性植物からなる公園MFOパークの植栽設計などがある。
ランドスケープアーキテクトやガーデナーの継続教育にも尽力し、近自然庭園や植栽デザイン、建物緑化に関する先駆的な課程を開発。教鞭をとってきた。
訪日回数は20回を上回り、日本の気候風土を良く知る。1992年にはピーエス株式会社の岩手県八幡平にある建築IDIC(彦根アンドレア氏設計)の室内緑化も手掛けた。


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