さて、噂の「ダビンチ・コード」が映画で封切りになったようですね。Lunaは去年の夏、偶然見つけたイギリス系の本屋さんで「ダビンチ・コード」の本を買ったのですが。(もちろん、英語) それは小説ではなくて、解説書みたいだったんです。でも、店員さんに聞いて買ったので、それが「ダビンチ・コード」だとずっと信じていました。
が、文庫になったので本屋で立ち読みをすると、小説ではないですか? それもLunaが大好きなルーブル美術館を舞台にした…。
’あれっ? 私の「ダビンチ・コード」は小説形式ではないのはなぜ?’
よーくタイトルを読めば、「ダビンチ・コードの解読」とあった…←ダビンチ・コードにそんな色々タイトルがついた異説があるとは。でも、面白かったから許す。というわけで、本家本元の「ダビンチ・コード」が分からないまま、「最後の晩餐」に秘められた謎なんぞを知りました。
今度こそ、本家本元を読もうと、洋書で注文です。でも、分厚いので読み終わるのでしょうか? そう言えば、ハリーポッターも一巻の最初で挫折。シリーズ7作目が?発売になったというのに。昔はファンタジー好きだっんですが…。最近は歴史系に走っています。
ついこの前まではフランスの歴史をものすごーく簡単に述べた年表を読んでいました。(英文で書かれたものです) 国王の名前と事実だけが淡々と書かれた年表なので、ふんふんと流れだけが分かって、これと以前から知っていた英国が微妙に一致しました。ヨーロッパの歴史は各国が複雑に絡んでいるので、わかりにくいったらありゃしない。
後はネーデルランドとドイツあたりの歴史とイタリアが分かれば、横の流れが繫がるかなぁと思っています。なにしろ、高校で世界史をとっていないため、世界史は皆目?状態。大学でもなぜか日本史。すっかり脳が鎖国しています。
しかし、これを自力で何とかしようと「世界の歴史」だのテレビで「世界史」にトライしましたが。長続きせず、途中でやめるため、分からないまま。(すでにエジプト文明から分からない…←ので、ルーブル美術館でも大英博物館でも展示品を理解するのに苦労しまくりました。特に大英博物館では係員につききっきりで説明をして貰ったのですが、厳しかったです)
先日、長崎に行った際、なぜ、ポルトガル人やオランダ人だけが貿易できたのかという質問を受けたのですが、そこで絡んでくるのが、キリスト教のカトリックとプロテスタントの関係。日本史なのに世界史が分からないと説明できない事実に、こっそり’ありがとう。イギリスとバチカン’でした。
Lunaは宗教画がとても好きで、イタリアのルネッサンス時代おたくなんです。イギリスの歴史は学生時代、イギリスに行く機会があった際、猛勉強しました←そのためか、ネルソン提督とサー・ウェリントンに敬意を示し、フランスの英雄ナポレオンを無視していました。けれど、ここ数年フランスに行く機会が続き、ナポレオンについて少し勉強しようと、現地でナポレオンの伝記を買いました。もちろん、フランス語版は読めないので、英訳されたものです。それで、自分が持っていたナポレオン像が少し変わりました。彼なりに悩み苦労をしたのだと、改めて実感したと同時に、彼が自分の国を一番に愛し、国民のためを思って動いていたのだと知りました。フランスでどうして彼がそこまで愛されるのか、すこーし分かったような。
そんな人物が果たして日本にはいたのかな? と歴史を振り返ったとき、やっぱり世界史をしておけばよかったと後悔です。
現地に行ったとき、そこの本屋さんに行くと私も友人も時間を忘れて、本選びに没頭してしまいます。歴史に関する本はそれぞれの国で手に入れたがいいのを、私はナポレオンのお陰で知りました。