日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

蛇蜻蛉(ヘビトンボ)

2007-09-27 | 昆虫

「ヘビトンボについては明日の記事を参照のこと」

とか書いておいてなんだが

ろくな写真がなかった ○| ̄|_

Pa100014

R0011196

これがヘビトンボの幼虫

孫太郎蟲として「子供の疳の虫の治療」に使われたりした

ムカデみたいに足がいっぱいあるように見えるが

本当の脚は前の3対だけで

後ろの8対はただの突起物だ

上は「ヘビトンボ」

下はおそらく「タイリククロスジヘビトンボ」

違いは突起のつけ根にわき毛のようなエラがあるかどうか

クロスジヘビトンボはエラがなくて

尻尾を水上につき出して呼吸をする

 

ヘビトンボと呼ばれるけれど

勿論 ヘビではない

さらに トンボですらない

なぜヘビトンボというのかというと

成虫の姿から来ている

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こんな写真しかないが

これがヘビトンボの成虫

首が長いカゲロウのような姿

ヘビが鎌首を持ちあげたようだから

ヘビトンボなのだ

上が「ヘビトンボ」

下がおそらく「タイリククロスジヘビトンボ」

「ヘビトンボ」は翅に黄班がある

 

怖そうにみえるが成虫は

樹液などをなめるベジタリアンだ

幼虫はバリバリの肉食で

トビケラ幼虫などと一緒にしておくと

大きなアゴでずたずたに食いちぎってしまう

人間様にも平気でかみつくので

素手で触る場合はご注意を

コメント
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