尺取虫である
人間が親指と人差し指で
長さを測るときのような動きをすることから
その名が付いた
シャクガというガの幼虫である
同じ場所で色違いの幼虫も見かけた
色は違うが彼らは両方とも
蓬枝尺蛾(ヨモギエダシャク)のようにみえる
尺取虫はなぜあんな動きをするのかというと
体の構造に秘密がある
チョウやガの幼虫は
基本的にはこんな構造をしている
胸部の3節に1対ずつ
腹部の4~7節、10節に1対ずつの
脚を持っている
ところがシャクガの幼虫は
4から6節の腹脚が存在しない
長い体の中央を歩行に利用できないために
尺を取るのである
ところで尺取虫のユーモラスな動きを見ているうちに
どこかで見たことがあるような気がしてきた
ゆうらゆうらと体を左右に振っている
どこで見たのかな
写真を回転してみた
あ
これは
ムーミンに出ていた
ニョロニョロではないか
似てるよね(^_^)