日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

尺蛾(シャクガ)

2007-09-21 | 昆虫

8月に撮った写真

Dsc02452

尺取虫である

人間が親指と人差し指で

長さを測るときのような動きをすることから

その名が付いた

Dsc02455

シャクガというガの幼虫である

Dsc03109

同じ場所で色違いの幼虫も見かけた

色は違うが彼らは両方とも

蓬枝尺蛾(ヨモギエダシャク)のようにみえる

 

尺取虫はなぜあんな動きをするのかというと

体の構造に秘密がある

チョウやガの幼虫は

Photo_316

基本的にはこんな構造をしている

胸部の3節に1対ずつ

腹部の4~7節、10節に1対ずつの

脚を持っている

ところがシャクガの幼虫は

Photo_317

4から6節の腹脚が存在しない

長い体の中央を歩行に利用できないために

尺を取るのである

 

ところで尺取虫のユーモラスな動きを見ているうちに

どこかで見たことがあるような気がしてきた

ゆうらゆうらと体を左右に振っている

どこで見たのかな

Dsc03099

写真を回転してみた

Photo_318

これは

Photo_319

ムーミンに出ていた

ニョロニョロではないか

似てるよね(^_^)

コメント
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