「鈴柩先生、新種の虫を見つけたあ!」と6年生が駆け込んできた体育館の床で弄ばれていたのは紙魚に似た形の15mm程の虫だった「エビバッタって名前にするぅ」と6年生のテンションは最高潮 だが残念ながらこの虫にはすでに名前がついているのだった「イシノミ」というその名前は石の上で見つかり逃げる時ぴょんと跳ねるからそう付いたのだろうが蚤の仲間ではなくイシノミ目という昆虫としては古参の一族である雄は精液を出しておいてから雌をつれてきて吸収させるという変な生殖行動を行うらしい 子供達に弄ばれてしっぽが切れたりして申し訳なかったがちゃんと外に逃がしてやった
コメント利用規約に同意する
フォロー中フォローするフォローする
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます