日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

生体内の炭化水素(分子模型)

2007-03-22 | 分子模型図鑑

白と黒の世界(地味な炭化水素)は今日で終わり・・・

生体内で見つかることはほぼない

と以前書いた炭化水素だが

もちろん例外がある

生体内の有名な炭化水素の紹介

 

リモネン

リモネン

レモンなどの柑橘系の香りの正体だ

発泡スチロールを溶かす性質があり

強力な「ラベルはがしスプレー」などにも使用されている

ゴムも侵すらしく

風船にミカンの皮の汁をかけると割れる

とトリビアで言っていた

 

スクアレン

スクアレン

液体の油

いろいろな動物の体内に存在するが

有名なのはサメの肝油

化粧品などにも使用されているが

この頃は「深海ザメのエキス」とかいって

サプリメントの販売が好調のようだ

もちろんサプリメントに頼るようなことはお薦めできない

 

リコピン

リコピン

ご存じトマトに含まれる赤い色素

これまたサプリメントに頼る人が居るが

本当はバランスの良い食事で取るべき・・・

 

βカロティン

カロテン

人参などに含まれる橙色の色素

カロチンと呼ばれていた筈が

私に断りもなく何時の間にか

カロテンに・・・

「カロチン」「カロテン」?

http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/kotoba_qq_03030101.html

悔しいのでカロティンの表記を使うことにする

さてそのβカロティン

大事な役目がある

2つに分かれてビタミンAになるのだ

ビタミンA

ビタミンA

ちょうど半分のところで

水分子に似た紅白の部品が付いて分かれているね

この酸素(赤)と水素(白)の部品を

水酸基(ヒドロキシ基)という

そして水酸基がついているものをアルコールという

さあ

次回はアルコールの紹介だ

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