白と黒の世界(地味な炭化水素)は今日で終わり・・・
生体内で見つかることはほぼない
と以前書いた炭化水素だが
もちろん例外がある
生体内の有名な炭化水素の紹介
リモネン
レモンなどの柑橘系の香りの正体だ
発泡スチロールを溶かす性質があり
強力な「ラベルはがしスプレー」などにも使用されている
ゴムも侵すらしく
風船にミカンの皮の汁をかけると割れる
とトリビアで言っていた
スクアレン
液体の油
いろいろな動物の体内に存在するが
有名なのはサメの肝油
化粧品などにも使用されているが
この頃は「深海ザメのエキス」とかいって
サプリメントの販売が好調のようだ
もちろんサプリメントに頼るようなことはお薦めできない
リコピン
ご存じトマトに含まれる赤い色素
これまたサプリメントに頼る人が居るが
本当はバランスの良い食事で取るべき・・・
βカロティン
人参などに含まれる橙色の色素
カロチンと呼ばれていた筈が
私に断りもなく何時の間にか
カロテンに・・・
「カロチン」「カロテン」?
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/kotoba_qq_03030101.html
悔しいのでカロティンの表記を使うことにする
さてそのβカロティン
大事な役目がある
2つに分かれてビタミンAになるのだ
ビタミンA
ちょうど半分のところで
水分子に似た紅白の部品が付いて分かれているね
この酸素(赤)と水素(白)の部品を
水酸基(ヒドロキシ基)という
そして水酸基がついているものをアルコールという
さあ
次回はアルコールの紹介だ
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