宮澤賢治の里より

下根子桜時代の真実の宮澤賢治を知りたくて、賢治の周辺を彷徨う。

8 (2)胡四王山(その2)

2008年09月24日 | Weblog
 「経埋ムベキ山」胡四王山(その1)の続きである。

 胡四王山の三角点頂上の脇にある
《1 宮沢賢治記念館の案内標識》(平成20年5月23日撮影)

 この大石の傍にある標識の左手が
《2 記念館へと続く”シグナル”のある小径》(平成20年5月23日撮影)

であり、ここを歩いてゆくと直ぐに
《3 宮沢賢治記念館》(平成20年5月23日撮影)

《4 〃 》(平成20年5月23日撮影)

が現れる。そこには
《5 よだかの星の彫刻》(平成20年5月23日撮影)

などもある。
 中には入らず、
《6 賢治記念館正面ゲート》(平成20年5月23日撮影)

を出る。ここからは山を下りるわけだが
《7 下りのイメージ》(平成20年5月23日撮影)

の掲示板があり、この
《8 下り口》(平成20年5月23日撮影)

から下ることになる。
《9 木洩れ日のコース》(平成20年5月23日撮影)

を下りると出会う
《10 賢治句碑》(平成20年5月23日撮影)

俳号は"風耿(ふうこう)"と云うらしい。
 なお、句碑は近くにもう一ヶ所あり、重複した句がある。その句碑については後ほど出てくる。
《11 南斜花壇案内》(平成20年5月23日撮影)

《12 南斜花壇》(平成20年5月23日撮影)

《13 日時計花壇案内板》(平成20年5月23日撮影)

《14 日時計花壇》(平成20年5月23日撮影)

《15 下りてきたコースを振り返って見た風景》(平成20年5月23日撮影)

モザイクタイルに注目すると、タイトルは例の
《16 "山男の四月"》(平成20年5月23日撮影)

なそうだ。
 この付近には幾つかの山野草が咲いており
《17 ヤマオダマキ》(平成20年5月23日撮影)

《18 キツネノボタン》(平成20年5月23日撮影)

《19 木洩れ日が当たったキツネノボタン》(平成20年5月23日撮影)

《20 コケリンドウ》(平成20年5月23日撮影)

《21 ハナニガナ》(平成20年5月23日撮影)

《22 アズマギク》(平成20年5月23日撮影)

などがあった。また、
《23 イーハトーブ館掲示板》(平成20年5月23日撮影)

がある。見廻すと
《24 イーハトーブ館入口表示》(平成20年5月23日撮影)

があるから、ここから
《25 イーハトーブ館》(平成20年5月23日撮影)

に向かう。ただし、ここも入らずにイーハトーブ館を回り込んで牡丹園に向かう。 途中には
《26 別の賢治句碑》(平成20年5月23日撮影)

があり、その
《27 刻まれている句の中味は》(平成20年5月23日撮影)

というものである。比較してみると、前掲の句碑の句が全て含まれている。なんでわざわざ直ぐ近くに2つも句碑を建立したのだろうか。
 さて、句碑を過ぎるとかなりだだっ広い牡丹園がある。
《28 牡丹園のボタン一輪》(平成20年5月23日撮影)

 牡丹園の脇の林の中には
《29 コウゾの花》(平成20年5月23日撮影)

が咲いていた。もじゃもじゃの方が雌花で、ぶつぶつの方が雄花らしい。
 そういえば、この近くでは”成島和紙”という和紙が今でも細々と作られているはず。
《30 イーハトーブ館ゲート》(平成20年5月23日撮影)

を出ると広い道路があり、その法面の
《30 藪の中にいままで見たこともないような花あり》(平成20年5月23日撮影)

木苺の木の棘に刺さりながら潜り込んでみると
《30 オオアラセイトウの花》(平成20年5月23日撮影)

だった。
 この道路を新花巻駅方面に戻ると、右手に
《30 童話村》(平成20年5月23日撮影)

がある。

 ここを過ぎると、やはり右手に花巻市博物館があり、さらに進むと釜石線の踏切がある。もうここまで来れば東北新幹線の新花巻駅がほどなく見えるはずである。

 ところでこの胡四王山(三角点標高176.6m、胡四王神社標高183m)であるが、「経埋ムベキ山」の2番目に書かれてはいるものの、不思議なことに賢治の作品に「胡四王山」は一度の登場していないようだ。
 「歌稿B」の中に
   山上の木にかこまれし神楽殿
   鳥どよみなけば
   われかなしむも

という短歌があって、この神楽殿が胡四王山の神楽殿ではないかと言う人もあるが・・・。

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