宮澤賢治の里より

下根子桜時代の真実の宮澤賢治を知りたくて、賢治の周辺を彷徨う。

108 シャーマン山について(北上山地の北部分)

2009年02月02日 | Weblog
 ”シャーマン山について(西根山の北部分)”の続きである。  では、今回は花巻から眺められる北上山地の北部分を報告する。  まずは、花巻の天下田の東北自動車道に懸かる陸橋から眺めたのが次の山並みである。 《1 姫神山方向》(平成21年2月1日撮影) ではここから北上山地を時計回り(南側)に眺めてみる。 《2 早池峰山方向》(平成21年2月1日撮影) 《3 胡四王山方向》(平成21年2月1日撮 . . . 本文を読む

107 シャーマン山について(西根山の北部分)

2009年02月01日 | Weblog
 ”シャーマン山について(西根山の北側)”の続きである。  ところで、”シャーマン山”という山の名が出てくる賢治の作品はまだ他にもあって、「春と修羅 第三集」の中に『〔おしまひは〕』という詩があり、その中身は    「おしまひは     シャーマン山の第七峰の別当が     錦と水晶の袈裟を着て     じぶんで出てきて諫めたさうだ」         青い光霞の漂ひと翻る川の帯    . . . 本文を読む