宮澤賢治の里より

下根子桜時代の真実の宮澤賢治を知りたくて、賢治の周辺を彷徨う。

賢治が悲憤している夢を見た(2/26)

2017年02月28日 | 賢治の新たなる真実
 賢治は悲憤しながらこう言っていた。  トランプ政権はこの2月24日の定例記者会見でCNNテレビやNew York Timesなどを除外した。真実を伝えようとしているのに、自分たちに不都合な報道をするということでそれらの一部メディアを排除したのだろうが、嘆かわしい限りだ。ただしこれは対岸の火事ではない。賢治研究でも似たようなことがいま起こっているからであり、それは次のようなことだ。  ある人物が、 . . . 本文を読む

外臺(とだい)の悲劇(2/18)

2017年02月19日 | 賢治の新たなる真実
 外臺の圃場整備が着々と進んでいる。 《1 》(平成29年2月18日撮影) 《2 》(平成29年2月18日撮影)  さぞかし附近の農家の人達も喜んでいるだろうと思っていたが、私は自分の浅はかさを知った。  お話しをお訊きしたそのご老人は、圃場整備がされたからといってちっとも喜んでなどいなかった。  やむを得ずその整備事業に従っているだけであり、米余りの今の時代に何で新たに田圃を作らねばならない . . . 本文を読む

今まで知られていなかった賢治に関すること

2016年07月19日 | 賢治の新たなる真実
 私は約10年ほどかけて今まで宮澤賢治に関する検証作業を行ってきた。  このことを通じて、今まで「賢治研究」という観点からは公になっていなかったことで、多分私が?初めて公に指摘したり、明らかにしたりした主な項目は以下のとおり。  ・賢治の甥である岩田純蔵が、『賢治はあまりにも聖人・君子化され過ぎてしまって、実は私はいろいろなことを知っているのだがそのようなことはおいそれとは喋られなくなってしま . . . 本文を読む

賢治が甚次郎に贈った『春と修羅』発見さる

2014年06月29日 | 賢治の新たなる真実
《↑ 宮澤賢治が松田甚次郎に贈った『春と修羅』(石川博久氏所蔵)》 石川博久氏による大発見  この度、東京在住の石川博久氏が昨年山形市の古書店から入手された松田甚次郎という署名入りの『春と修羅』は、実は宮澤賢治が昭和6年に松田甚次郎に贈った『春と修羅』であることを石川氏は明らかにされた。つまり、賢治が甚次郎に贈った本『春と修羅』が石川氏によって改めて発見されたと言える。  どういうわけか、昨今松田 . . . 本文を読む