すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

3名の対立候補が登場

2012-09-10 23:36:26 | Weblog
民主党復活会議は組織の活性化を通じて民主党の再生を図る企画だった。候補者の山田正彦議員が最終的に離脱した時は、正直言って「これでとりあえず第一幕は終わったかな?」と思ったものだ。しかし、実は出馬予定のすべての対立候補の推薦人集めが難航している情報が入っていて、週末は地元活動をあきらめて永田町に残った。結果的にそれで戦線に踏みとどまることができたのだと思う。土曜に主力メンバーに上京を促し、日曜に断続的に各陣営と連絡を取りながら推薦人の補充に動いた。最大の問題はやはり政務三役にとどまっている議員がはたして本当に推薦人になれるかどうかで、現実に複数の政務官・副大臣が対抗馬の選挙応援を理由に辞表を出していた。各陣営の推薦人確保はかくも危うい綱渡りだったのだ...
しかし、最終的に三候補が立候補要件をクリアし、現実に総理の対抗軸として登場すると、局面はがらりと変化した。どんなにぎりぎりであっても20名の推薦人が3セット揃うということは、党内で少なくとも60名の確信的反執行部が姿を現したことになる。今日の野田総理を交えた四候補そろい踏みでの討論会はまさに民主党内における批判勢力・対抗勢力の大きさを示すことになった。新聞では総理の優位は揺るがないという記事が蔓延しているが、はたしてそうだろうか?全国の地方議員や党員サポーターの意思はどう反映されるのだろうか?
民主党復活会議の目的が民主党の活性化にあるとしたら、3名の対立候補の登場はまさにその起点になると思う。