すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

いろんなことがありました。

2011-02-22 22:55:17 | Weblog
朝に地元の小学校の国会見学。小学生に大人気の国会見学だが、時間のゆるすかぎり顔出して挨拶し、国会の意義について説明するのが常だ。つぎつぎと小学生が到着する待機場で、みなさんに国会とはどういうところかを説明するのは結構難儀。雑踏の中で大声で説明すると、朝から声がかれたりする。それでも小学生の熱い瞳をみるとこちらもこの子達の未来をしっかり守らねば、と思う。しかし、小学生への挨拶というのは同僚議員も意外とやっていない。選挙権を持つ年齢まで10年もかかるから無駄だと思うのかな?こちらは党名も言わないし、自分の宣伝をするわけではないのに、「選挙も近いのに...」なんてクレームする先生がいたと後で聞いて驚いた。これまで、数多くの小学生への挨拶で、「政治家というのを近くで見、話を聞けてよかった」と言われて嬉しかったが、苦情なんてものははじめての経験で、正直ショックを受けた。そんなに選挙目当ての活動に見えますかね?
もっとも、選挙が近いと言っても、それは4月の地方議員選挙だろうと思うのだが、あんがい、もうすぐ衆議員選挙も近いなんてテレビで言っているのかなと疑心暗鬼。
テレビでは小沢さんの民主党倫理委員会での弁明のニュースばかり。議員室では二台のモニターで日本のニュース+国会中継それにBBC放送をチェックしているのだが、ここ2日ぐらいリビア騒擾ばかり、そこへ突然、BBCからニュージーランド地震の映像が飛び込んできてびっくり。しばらくして日本のニュースも追いついてきたが、しばらくは日本人被害は把握されていなかった。だんだんと状況が明らかになるにつれて、倒壊ビルに語学研修生が閉じ込められているというテロップが流れてきて騒然とする。
夕刻に就活に苦しむ学生の院内集会があり、出席。これは文部科学分野だけでなく、経済界も含めて早急に対応しなければならない..と同時に、若者も自分たちの現在社会が一体どういうものか認識して人生の準備をする必要があると感じた。ヨーロッパではフランスなどでも大卒者が定職に就くのに平均7年という時間がかかるといわれる。これが成熟社会の現実だから、若者もそうした社会に自分が生きていることの自覚が必要と思う。会社や業界がセットした就職活動に振り回されること無く、自分の人生をどう組み立てるかを自分で考える時代にあると思う。未曾有の好況決算を自慢しながら、一方では若者の雇用に取り組まない会社には、智恵を働かして対抗する手段をヒントとしてコメントした。「あいつまた過激なこと言ってらあ」なんて同僚議員の謗りが背後で聞こえそうだ。
久しぶりに時間のとれた多忙女房と赤坂で落ち合って会食。ちっちゃナ長崎ちゃんぽんの店なので客でいっぱい、カウンターでビールを一本頼み皿うどんに餃子を腹いっぱい食べた。なんか幸せな気分だなあ。