会津八一&団塊のつぶやき

会津八一の歌の解説と団塊のつぶやき!

会津八一 1226

2016-10-20 21:09:33 | Weblog
会津八一に関するブログ 140

室生寺の歌 2009・5・9(土)

 昨日の室生寺は降り続いた雨で、シャクヤクは終わっていた。静謐とした寺の塔と仏たちをと思ったが、シャクヤク目当ての観光客の銀座だった。

 室生寺にて(第1首)   解説 

  ささやかに にぬり の たふ の たち すます
       このま に あそぶ やまざと の こら  

  (ささやかに丹塗りの塔の立ちすます木の間に遊ぶ山里の子ら)

 室生寺にて(第2首)   解説

  みほとけ の ひぢ まろら なる やははだ の
       あせ むす まで に しげる やまかな     

  (み仏の肘まろらなる柔肌の汗むすまでにしげる山かな)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿