会津八一&団塊のつぶやき

会津八一の歌の解説と団塊のつぶやき!

会津八一 1589

2017-11-06 19:28:21 | Weblog
会津八一に関するブログ 505

横田めぐみ 2014・11・15(土)

 會津八一記念館近くめぐみさんの拉致されし場にしばし佇む
            神奈川県 冨田茂子(朝日歌壇入選作)

 北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみ=失踪当時(13)=が新潟市内で消息を絶ってから、15日で37年経った。いまだに解決しない痛ましい事件である。上記の歌は移転する前の會津八一記念館近くの場所で詠まれたもの、消息を絶った場所から推測して、旧記念館のすぐ西にある西海岸公園で詠まれたものと推測する。拉致問題の早期解決を希望するが、政治的に利用されないようにと願っている。

 2007年8月、この西海岸公園を訪れたのは八一の歌碑を見るためで、ここが拉致の現場と考えられていたことは全く気がつかなかった。

 松の雪(第2首)  解説

  みゆきつむ まつのはやしを つたひきて 
        まどにさやけき やまがらのこゑ

  (雪に埋まった松の林を伝って来て、
         窓からすがすがしい山雀の声がひびくよ)

 この碑の建立は平成元年10月22日なので、拉致事件より10年ほど後である。


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