会津八一&団塊のつぶやき

会津八一の歌の解説と団塊のつぶやき!

会津八一 1454

2018-08-03 18:58:48 | Weblog
会津八一に関するブログ 762

南京余唱・第1首(会津八一) 2018・8・3(金)
  
 吉野北六田の茶店にて       解説

  みよしの の むだ の かはべ の あゆすし の 
              しほ くちひびく はる の さむき に
 

 芳野の茶店で食べた鮎鮨は塩辛かった。
“くちひびく”
「“くちにひりつく。この語は『古事記』(712)中巻なる神武天皇の歌の中にあり。「みづみづし、久米の子等が、垣もとに、植ゑしはじかみ、口ひびく、吾は忘れじ、打ちてし止まん」。「はじかみ」は「生薑」”自註鹿鳴集」

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