会津八一&団塊のつぶやき

会津八一の歌の解説と団塊のつぶやき!

会津八一 715

2015-05-01 20:50:10 | Weblog
土くれ(第3首)     解説

十月の末つかたなりけむ喜多武四郎予が胸像を作り持ち来りて示すを見るに頗る予が意を獲たり乃ち喜多が携へたる鉄の箆をとりてその背に秋艸道人の四字を刻す

 わが とも が いくひ の ちから かたまけて 
         けづりし つち の かげ さやか なり

        (我が友が幾日の力傾まけて削りし土の影さやかなり)  


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