この国の近未来を想像し、身震いした澤地を40年来の友、作家・小田実の死が襲う(19・7・30)。その衝撃からの立ち直りは、小田の遺志を継ぐ活動からだった。戦争までやりかねない大きな力をもった大きな人間たちとではなく、力は小さいが「破滅への道」には「私は嫌だ」と言いうる隣の小さな人たちと手をつないでいく人間でいようと語る。
年金や医療費問題にも怒りを隠さない。「・・・・一生懸命働いて、ある年齢に達したら、穏やかな老後があるというのが、本来の国のあり方だと思う。・・・・」
有識者の言葉を連載した毎日夕刊の「おちおち死んではいられない」は澤地で完結した。9月刊行のこの本はずっしりと重い。
年金や医療費問題にも怒りを隠さない。「・・・・一生懸命働いて、ある年齢に達したら、穏やかな老後があるというのが、本来の国のあり方だと思う。・・・・」
有識者の言葉を連載した毎日夕刊の「おちおち死んではいられない」は澤地で完結した。9月刊行のこの本はずっしりと重い。
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