会津八一&団塊のつぶやき

会津八一の歌の解説と団塊のつぶやき!

叔母の随筆

2005-03-24 00:54:16 | Weblog
 87歳の奈良の叔母が、通信教育の「随想」を勉強して小冊子「晩年の私」を作った。
 「茶花・抹茶を楽しむ」の冒頭でこう書いている。『私の故郷は三重県四日市市。実家はお茶屋を営み普通の緑茶は勿論抹茶。抹茶、煎茶の道具一式を細ごまと美しくガラス越しに陳列している。若い頃四日市に帰り、駅を出ると有線が、いろいろ名文句を並べて「武蔵野園の爽やかなお茶をどうぞ」と宣伝していたものだ。・・・』
 当時、一番街通りと公園通りの交差する所に近鉄諏訪駅があった。懐かしい風景だ。
 喜びの桜、悲しみの桜を語る「桜の思い出」が出色、ページの都合上紹介できないのが残念だ。ともあれ意欲的な叔母の活動には頭が下がる。

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1 コメント

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ふらり道草 (MichiKusa)
2005-03-31 11:03:46
中学時代の先生(83歳)が「年を取ると、小説より随筆の方がすんなり頭に入る」と仰っていました。やはり、フィクションより事実である事が、読む人の心に訴えるからでしょうか。もしそうであれば、年齢は関係ないでしょうけど。

 私が下手な随筆を書き始めた動機は、子供たち(娘二人)に自分の小さい頃の事を聞かせてやりたい、との気持ちからです。太平洋戦争を隔てた半世紀以上も前の私の子供の頃は、今の時代とは文字通り隔世の感があります。過ぎ去った遠い昔の様々な事柄(良い事も悪い事も)を知って、子供らはどう感じるか。何を思うか。

 私の拙い文章では、そんな大それたことを望むのは、身の程知らずかもしれません。自己満足とは察しつつも、少しずつ書いています。お笑いください。

 叔母上の随筆を是非読みたいですね。
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