日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【映画】君は彼方

2020-12-18 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 幽体離脱って信じますか?肉体と霊魂が別個に存在することを信じますか?僕は、そういうことがあっても不思議ではないと思っています。いわゆる霊感の高い人が「何かがそこにいる」のを見えたりすることも、そうかもしれないなと思うのです。僕は超鈍感なようですがw

 交通事故がきっかけで、どうやら幽体離脱してしまった女子高生。初めはその事実が信じられないが、どうやらそうと認識してから現世に戻りたいと願うようになる。が、強く願えば戻れるはずが戻れない。なぜ…果たして彼女は現世に戻れるのか、このまま往生してしまうのか。

 良く言われるじゃないですか、成仏しきれない魂がそこらへんに残って悪さをするとか、或いは誰かに語り掛けてくるとか。きっと、本作のようなことが起こっているのでしょう。確かめる術はないし、仮に自分がそういう身(魂?)になったとしてもどうしようもないわけですが。

 舞台は池袋、リアルな描写は知ってる人なら嬉しいはず。ビックカメラにアニメイト、TOHOシネマズ等しっかり描かれてます。そして声優さんには竹中直人とか夏木マリとか、意外な顔ぶれもあって興味深かった。ところで本作の演出、どうも他作と被って見えてしまう。空中を泳ぐペンギンやクジラ、水面を行く電車、雲の上、空高く舞う人物…そういう表現になってしまうのかな。

 2020年12月6日 TOHOシネマズ川崎にて
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2020年12月5日 大人の社会科見学・千代田区内あちらこちら

2020-12-18 06:00:00 | ノンジャンル
 先日参加した千代田区図書館スタンプラリーのポイントで、 千代田区の施設やレストランのガイドパンフを入手した。見ると、興味深いが 行ったことのない施設が幾つもある。それならばと再び千代田区へ向かった。昨夜は四谷三丁目でライブ、今朝は虎ノ門からスタートなので、GoToトラベルキャンペーンを利用してこちらのホテルに泊まったのでした。朝食を摂ってのんびりして、開館時間に合わせてチェックアウト。生憎の雨。

(1)領土・主権展示館
 北方領土、竹島、尖閣諸島それぞれが日本の領土である歴史的根拠を詳説。なんで中韓露の不法占拠を許しているのか本当に解らない。もっと国民に訴え、連中を排除する行動に移さなければダメだ、ナメられっぱなしは良くない。経済水域的にも。

(2)衆議院憲政記念館
 帝国議会の成立から現代までの歴史を解説。国会議事堂内のジオラマも。最近の国会は国としての在り方でなく政党のパワーゲームの場でしかない気がする。

(3)日本カメラ博物館
 初期の輸入物を始め、日本のカメラの歴史的展示。コレクターには堪らないだろうが最近はカメラへの興味はなくなっているため、昭和末期くらいから見覚えのある製品が懐かしかったくらい。ニコンもキヤノンもそれぞれがコレクションを公開しているしね。

(4)旧東京国立近代美術館工芸館(写真)
 歴史ある建物だが、中身は石川県に移転済みで敷地は閉鎖。外から眺めるのみ。いわゆる赤レンガと言うよりは焦げ茶色のレンガで、より落ち着きが感じられる建物。何らかの形でリノベーションされ再公開されることを願う。

(5)昭和館
 60余年の昭和のうち、戦中から戦後しばらくまでをターゲットにした展示。展示スペースは綺麗で素晴らしかったが大きなモノは少なく、紙の資料とデジタルアーカイブがメイン。展示が綺麗でそっけなく、少なくとも大都市ではもっとドロドロした大変な生活だったはずなんだけど、それが伝わって来ない。

(6)しょうけい館
 戦争の傷病兵と家族の苦労を偲ぶ資料を展示。手足を失った元日本兵が帰還し、その後どのように生き抜いたか、国がどういう支援をしたかが説明されている。歯を食いしばって生き抜いた方もいれば、生還したものの失意のうちに生涯を終えた方も少なからずいただろう。何より、こういう人々を生み出した戦争行為について考えることを忘れてはならないと感じた。

 随分と見残していたものだ。そしてさすがは超都心、さまざまな施設がある。小さな資料館が点在する墨田区とは対照的だが、どちらも興味深いことに変わりはない。また都内を歩いてみたい。

 本日の歩行距離:約8km(このほかに各施設内見学)
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(Live)堀尾和孝

2020-12-17 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 2月以来、年内たぶん最後の堀尾和孝さんライブに行ってきた。先週の三浦半島で知り合いに会った時と同様、すぐに私と認識して頂けなかった…マスク取って挨拶しても判って貰えないってどゆ事!?そんなに人相変わるのか…

 今日から、毎月第一金曜日のライブでは西川伊都子さんがオープニングアクトをレギュラーで務めることになったそうで、先日の肥後功輔さんライブの飛び入り演奏でも聴いたが本当に上手くなっているのに感心。ちゃんとメロディラインとバッキングの強弱が付き、演奏姿勢も堂々としてきた。

 堀尾さんの演奏が始まるが、演目メモも取らずのんびりワインを飲みながら熱演を楽しむ。イタリアのワイン新酒「ノヴェッロ」、3種類で飲み残したのを頼もうと思ったら「もう無くなった、遅いよ!」とまたマスターに怒られた(笑)。

 インターバルではお会いするの3年ぶりくらい?のタジユキヒロさん、そして堀尾さんのお弟子さんが演奏。自分も水を向けられたが、今年は本当にギターを弾いてないため固辞。

 今日はL.M.T.のライブでもおなじみのHamberが来ていてテナーサックスで堀尾さんとのコラボ、この店で堀尾さんは10回以上聴いているが、この組み合わせは初めてじゃないかな?アクション入り(写真)の「Spain」を始め、何曲も愉しませてくれた。

 COVID-19の自粛要請に応じ、ライブは21時30分にアンコールなしで終了、後飲みの余韻も味わえない22時に閉店。残念な幕切れだったが、堀尾さん始め何人もお知り合いと会えて楽しいライブだった。来年はもう少し余裕を持って愉しめますように。

  2020年12月4日 四谷三丁目・ソケースロックにて


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【本】田中辰雄, 浜屋 敏著 「ネットは社会を分断しない」(角川新書)

2020-12-17 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 一般的(と思われている)意見に反し、10万人へのアンケート結果を基にした「ネットは社会を分断しない」と言うのが著者の主張。本当にそうだろうか。各章を読んでそう思う。疑ってかかればキリがないが、そもそも10万人の選び方がどうなの?とか、それらの人のネットへのかかわり方ってどうなの?ってレベルからして根拠とするには無理がある。自分が「分断する」と言い切れるだけの論拠はないが、ネット依存度とか年代別とか年収別とか、本書でも一部は試みられているアンケート分析の切り口によって、見え方は変わるのではないか。ほぼ一年前、同じような記事が出ていた。(こちら)

 内容に賛同はできないが、考えるきっかけと手法を示唆してくれた本書には感謝したい。

 2020年12月4日 自宅にて読了
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2020年12月3日 【バイク】6ヶ月点検とオイル交換2回目(10,944km)

2020-12-16 06:00:00 | バイク・自転車
 納車1ヶ月点検を経て今度は6ヶ月点検のためショップを訪れた。前回点検と違うところはアンダーカウルが着いたこと、キャリアが黒くなりトップケースが前よりにセットされたこと、右サイドを中心にステッカーが増えたことくらいかな?ここまでの総走行距離は10,944km、納車からはちょうど7,000km。平均して月1,000㎞以上、レジャーユースの下道ばかりにしては良く走っていると思う。

 点検結果は、左ウインカーのインジケータ電球が切れていること以外は異状なし。電球は自宅に手持ちのLEDがあるためキャリーオーバー。ついでに2回目のオイル交換をして貰った。あと、ブレーキ&クラッチレバーを黒色のもの、ヤフオクで購入したのを持ち込んで交換して貰った(写真)。外した純正品はスペアとして持ち帰り。

 寒くなってきたのでバイクの使用頻度は下がる一方。夏は気持ち良い山中のワ インディングも、この時期は凍結が怖い。吹き付ける風が冷たいかもしれない が、陽射し豊かな南房総へ向かうのがライダー共通の心理かもしれない。晴れた冬の休日、南房総はけっこうな台数のバイクが走っているのだ。
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【映画】劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン

2020-12-15 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 毎月1日「映画の日」で鑑賞料金が安かったこともあり、今夜は映画をハシゴ。本作もそろそろロングラン末期だと思うし。「外伝」を観たのだから、「本編」も観ておきたいし。

 放火の大惨事に見舞われた「京アニ」作品だが、本作は放火直前に完成していた。完成していたが、制作に携わったスタッフの多くが事件の被害者となった。しかしそのことは、作品評価に影響を及ぼすものではない。それとは無関係に、評判に違わぬ素晴らしい作品が出来上がった。

 本作を評価する人の多くは愛を描いたストーリーを、次いでそのストーリーの表現技法を称賛すると思う。もちろん本作中で描かれる主人公と元上官の、そして劇中に登場する何組かの親子の愛情は素晴らしく、観ていてホロリとさせられはするのだけど、それよりも、と引っ掛かってしまう。

 ハッピーエンドが、周囲の人の傷を疼かせる結果になるのは許されるのだろうか。もちろん当人たちは十分意識し悩み苦しんできた。自分が生きていて良いのでしょうか、しかも人と人とを結ぶ代筆者などになって良いのでしょうか、と。もう良いでしょう、過去に囚われるより未来を見て生きてゆきましょう。あなたのした過去は消えないけど、代筆者としての功績もまた消えないのですよ、とアニメ放映編では言われている。やはり「赦そう、けれど忘れない」が正解なのですか。そう思えない自分は心の小さな人間なのでしょう。「あの人は死んじゃったけど、生き残ったあなた方はもう悩まず、彼らの分も生きてゆきなさい」と言える人はどれだけ立派なんだろう。自分の中で折り合いが付くまで、何度か見返さなければならないようだ。

 そうは言っても、ラストシーンは素晴らしかった。「人形(ドール)」と言う劇中の職業は、一方で感情のないという暗喩もあったはず。常に抑制した物言いで表情を変えることも少なかった主人公(ヴァイオレット)が、感情の赴くままに走り、飛び、壊れたように涙を流す。涙は迸る愛情の発露。殺人兵器は、人間になれたのだ。このシーンだけでも、もう一度観に行く価値あるかもなあ。

 2020年12月1日(映画の日) 川崎・チネチッタにて
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【映画】罪の声

2020-12-15 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 テレビ「逃げ恥」は観なかったし、星野源も小栗旬もとりたててファンと言うわけではない。が、社会派映画と言うことと、題材が明らかにグリコ・森永事件をしており、リアルに知っていたことから興味を持ち本作を観に行った。

 京都でテーラーを営む、妻子持ちのスーツ職人(星野)と、社会部記者から「脱落」して今は文化部でスカスカの記事を書いている新聞記者(小栗)。それぞれが35年前の菓子製造メーカー脅迫事件を「いまさら」調べ始める。

 関係者から別の関係者へ、どんどん過去の調査が進んでゆく様は「そんなポンポン上手いこと調べがつくもんかい」と文句がつきそうだが、小気味よい反面で物足りなくもある。だがこの映画では、謎解きを楽しむわけではない。謎解きの結果、犯人の動機の意義、青春の価値、そんなものを問いかけてくる。

 世の中に、犯罪の直接の被害者だけでなく、間接的な被害者も少なくないことだろう。どんな理由があろうと、他人の人生を狂わせる行為に正義はないという厳しい断罪。グリコ・森永事件の犯人も本作品を観ただろうか。

  2020年12月1日(映画の日) 川崎・チネチッタにて
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2020年12月1日 【仕事】iPhone SE(第2世代)が来た

2020-12-14 20:00:00 | 仕事
 これまで社用ケータイはガラケーを使ってきたのだけど、いよいよスマホに交換となった。年度初めには代わる予定だったのがCOVID-19騒ぎでメーカーの在庫が枯渇、社内でも新規やMNPのものが優先され(きっとケータイ会社との契約の関係だろう)、同一キャリアで機種変更の自分は順番が最後になった次第。

 今回支給されたのはiPhone SE(第2世代)。3年間出向していた会社で初代iPhone SEを支給されていたが、使う機会はほとんどなかったため、未だiPhoneの操作には慣れない。そもそもApple IDって何だよ、面倒くさい。「設定」を見ても、Android文化な自分には直感的に解らないし。電話だけならガラケーの方がよっぽど使い易いんだけどなあ。

 唯一のメリットは、クルマやバイクで出かけるとき、予備の地図ビューワーに使えるであろうことかな。残念ながらカメラ機能は使用不可だし仮に撮っても社外にファイル送信はできないので、iPhoneご自慢の高画質写真には縁がなさそうである。はぁ、一々パスコード入力って面倒くさい。
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(Live) M.N.G.(水岡のぶゆきグループ)

2020-12-14 06:00:00 | 音楽、ギター、カラオケ
写真左2人目から津島周平(カホン)、高健太郎(b)、Camaru(vo)、水岡のぶゆき(pf)

 師走となり様々なミュージシャンに年末の挨拶をすべく聴いて回りたい。今夜は水岡のぶゆきさん、今年は7月に1回お聴きしたのみ、ご無沙汰傾向でした。そして最近はソロを聴くことが多かったため、このメンバーで聞くのは本当に数年ぶり。

 セットリストも取らずウットリと聞き惚れていました。Camaruさんはオリジナル曲の印象が強く、スタンダード曲の印象があまりなかったのだけど、柔らかいのだけどハッキリとした歌唱で良かったです。楽器のユニゾンがばっちり決まったヴォーカル入りの「Spain」が今日のベストアクトと個人的には思いました。僅差で続くのが「情熱の日々」かな。

 また来年も聴ける環境がありますように。初めて訪問したお店でしたが、ベテラン揃いのスタッフがフレンドリーかつ暖かく接して下さったのも好印象でした。

 2020年12月11日 自由が丘・韻毎来譜(インマイライフ)にて
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大人の社会科見学・岬めぐりはオープントップ二階建てバスで

2020-12-11 20:00:00 | ノンジャンル
 「岬めぐり」という有名なフォークソングがあるのをご存知ですか。何となく、あれは都会から遠く離れた、例えば北海道の襟裳岬とか四国の足摺岬とかを想像していたのだが、後に聞いた「制作秘話」では三浦半島でできた歌だとか。正直がっかりした。何とチープなのかと(三浦半島の方ゴメンなさい)。でも「この旅終えて」なんて書かれれば、どっか遠い場所の気がするじゃないですか。せめて犬吠埼とか石廊崎にして欲しかった(房総半島の方ゴメンなさい)。

 その三浦半島の先っぽ、三崎や城ケ島を回る二階建てオープントップバスを京急が走らせており(ご案内)、バイクで金谷から久里浜へフェリーで渡ってきたついでに乗ってゆくことにした。あ、もちろんライダーだけですよ(笑)。このバス、オープントップなのもすごいがバスが古いのもすごい。10年前に製造を終了した三菱ふそう・エアロキングの、さらに先代モデル、ほぼ四半世紀前の車両。ちなみに同じタイプのバスの色違いを横浜でも走らせており、そちらは乗車済み

 と言うわけで、塩原温泉に続く今月2度目のオープントップ二階建てバス乗車であります。乗るのは1日3本のバスのうち、1本だけ運行の長時間巡回コース。これならバイクを置いて戻ってきて再び走り出せる。
 千葉から朝のフェリーで久里浜に渡り、まず三崎口駅で乗車券を購入しておく。ちょうど1,000円で、昨日いただいたGoToトラベルのお土産クーポンで購入。三崎港へ行って昼食のあと三崎港から出る海中遊覧船「にじいろさかな号」に乗船、戻ってきたら桟橋に見覚えのあるヨットが係留中、毎年お世話になっている艇で、オーナーと久しぶりにお会いすることができた。何という偶然!

 三崎口駅に戻りバスに乗車、先日の塩原は地元の観光協会のボランティアガイドが乗車したが、当便はちゃんと京急の制服を着たガイドさんが乗車。本格的な説明で素晴らしい。昨日に続いて天気良く、西日のシルエットながら大島はおろか新島まで見えた。そして広大な大根やキャベツ畑。こんな道を?と言うルートを走る二階建てバス、面白い!これはバスマニアな友人にお勧めしなくては。
 約1時間の周遊で三崎口駅まで戻って来、下車後に少しだけ運転士さんとお話ししたが、やはりご老体で…とのことだった。距離は短いが、アップダウンの厳しいコースをほぼ毎日三便運行しており、予備車はないので無事で生き永らえて欲しい車である。今回はバイクで行ったので、一瞬だけバスの横に停めさせていただき、ツーショットの記念撮影ができた。
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