日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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大人の社会科見学・岬めぐりはオープントップ二階建てバスで

2020-12-11 20:00:00 | ノンジャンル
 「岬めぐり」という有名なフォークソングがあるのをご存知ですか。何となく、あれは都会から遠く離れた、例えば北海道の襟裳岬とか四国の足摺岬とかを想像していたのだが、後に聞いた「制作秘話」では三浦半島でできた歌だとか。正直がっかりした。何とチープなのかと(三浦半島の方ゴメンなさい)。でも「この旅終えて」なんて書かれれば、どっか遠い場所の気がするじゃないですか。せめて犬吠埼とか石廊崎にして欲しかった(房総半島の方ゴメンなさい)。

 その三浦半島の先っぽ、三崎や城ケ島を回る二階建てオープントップバスを京急が走らせており(ご案内)、バイクで金谷から久里浜へフェリーで渡ってきたついでに乗ってゆくことにした。あ、もちろんライダーだけですよ(笑)。このバス、オープントップなのもすごいがバスが古いのもすごい。10年前に製造を終了した三菱ふそう・エアロキングの、さらに先代モデル、ほぼ四半世紀前の車両。ちなみに同じタイプのバスの色違いを横浜でも走らせており、そちらは乗車済み

 と言うわけで、塩原温泉に続く今月2度目のオープントップ二階建てバス乗車であります。乗るのは1日3本のバスのうち、1本だけ運行の長時間巡回コース。これならバイクを置いて戻ってきて再び走り出せる。
 千葉から朝のフェリーで久里浜に渡り、まず三崎口駅で乗車券を購入しておく。ちょうど1,000円で、昨日いただいたGoToトラベルのお土産クーポンで購入。三崎港へ行って昼食のあと三崎港から出る海中遊覧船「にじいろさかな号」に乗船、戻ってきたら桟橋に見覚えのあるヨットが係留中、毎年お世話になっている艇で、オーナーと久しぶりにお会いすることができた。何という偶然!

 三崎口駅に戻りバスに乗車、先日の塩原は地元の観光協会のボランティアガイドが乗車したが、当便はちゃんと京急の制服を着たガイドさんが乗車。本格的な説明で素晴らしい。昨日に続いて天気良く、西日のシルエットながら大島はおろか新島まで見えた。そして広大な大根やキャベツ畑。こんな道を?と言うルートを走る二階建てバス、面白い!これはバスマニアな友人にお勧めしなくては。
 約1時間の周遊で三崎口駅まで戻って来、下車後に少しだけ運転士さんとお話ししたが、やはりご老体で…とのことだった。距離は短いが、アップダウンの厳しいコースをほぼ毎日三便運行しており、予備車はないので無事で生き永らえて欲しい車である。今回はバイクで行ったので、一瞬だけバスの横に停めさせていただき、ツーショットの記念撮影ができた。
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2020年11月28~29日 【バイク】YBR125(FI#2)で坂東三十三ヶ所巡りツーリング(9ー完)千葉その2

2020-12-11 06:00:00 | バイク・自転車
 7月に走り始めた坂東札所巡礼ツーも、積極的に走った甲斐あって本日が最終工程。千葉県の残り4ヵ所を、後半戦ずっと一緒に走ってきた後輩クッチーと走る。

(30)第30番 平野山 高蔵寺(高倉観音):木更津市
 5時45分に出発、最初は木更津、アクアラインで行けば1時間なのに、下道でぐるっと回ると距離も時間も3倍かかる。原付二種(125cc未満)の悲哀を最も感じる目的地である。R357の船橋渋滞は変わらんなあ…途中の牛丼屋で朝食を摂り、9時集合の10分前に到着。「かずさアカデミアパーク」のすぐ近くにあったとは知らなんだ。立派な本堂の下が展示施設「観音浄土巡り」となっているが、観音さまだけでなく民俗信仰的なものもあったり、雑然とした展示で面白くはあったが有り難い感じはしなかった。

(31)第31番 大悲山 笠森寺(笠森観音):千葉県長生郡
 県道33~R409と走って。ここの観音堂はすごい、急な木の階段を上ると天守閣に登ったが如き展望、高所恐怖症の人には無理。

(32)第32番 音羽山 清水寺(清水観音):千葉県いすみ市
 今日もGoogleナビは好調…たぶん県道148~85~274~154と繋ぎ(細かすぎて不明だった)到着。快晴の田舎道を気持ち良いライディング。ここも本堂は立派だった。千葉のお寺は本堂が立派なところばかりな気がする。

(DQ)鴨川シーワールド
 県道154~R465~県道82と走り、ようやく海沿いのR128に出た。海が青々と綺麗だ!33番に向かう途中に、クッチー君がやってるスマホゲーム「ドラクエウォーク」の千葉県内で残されたポイントが移動コース上にあってラッキー。彼がポイントゲットするのを待ってそそくさと発車した。彼を焚き付けたので、これで神奈川に次いで千葉も各4ヵ所をコンプリートだそうだ。

(33)第33番 補陀洛山 那古寺(那古観音):館山市
 ラストは館山。R128~県道296と走って到着。納経帳をきちんとチェックされ「結願」の印をいただく。別にお布施することで「結願之証」が頂けるというので迷わず千円。ケース入りの証と、記念の香を授かった。坂東三十三ヶ所巡りツーリング、これにて結願(けちがん)!

 帰宅できる時間ではあるが、打ち上げに飲むため、泊まってゆく手配をしておいた。COVID-19第三波の折、とっとと帰るのが筋なんでしょうがスミマセン。ボロ宿だったが食事は良かった。翌日は浜金谷から久里浜へフェリーで渡り、三崎へ行って食事をして解散した。

 ところで四国遍路の結願後には「お礼参り」で高野山へ行くのまでが巡礼と言われているが、坂東にはそのような場所はないのだろうか?と思って調べたらありました!長野の善光寺と北向観音、メチャ遠いじぇじぇじぇ!…よく調べてみるとどうやらこの二ヶ所は「坂東・西国・秩父」共通のお礼参り先らしい。となれば自分の場合、例の「百観音納経帳」が全て埋まってから行けば良いんじゃね?ちょっとホッとしたような、残念なような。

 今回の巡礼箇所:4
 巡礼箇所の合計:33(完了)
 今回の走行距離:約324km
 巡礼ツー合計走行距離:約2,259km
 坂東三十三観音 公式Web:https://bandou.gr.jp/
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