しばらく先と言いながら、結局我慢できずに日曜いっぱい使って交換作業を実行してしまいました。(^^; サンワとセイミツのどちらにするか迷いましたが、シューティングメインで使用するので今まで殆ど使ってなかったセイミツ製レバーに決定。
作業に取りかかるまでかなり躊躇いましたが、腹をくくってレバーの土台をハンダコテでざっくりカット。もうこれで後に引き下がれない状況になってしまいました… あとはひたすらカット面をカッターやヤスリで出来るだけ平坦に仕上げるのみ。
今度はレバーを取り付けるためのベースプレートを、ホームセンターで探してきた"300×100×1.5"のアルミ板(300円)で作成します。ニッパーでもいくらかカットできる柔らかさですが、通常のレバー操作では十分耐えられる強度です。これをジョイスティックケースと"LS-32"のネジ穴に合わせて、金切ノコとドリルでカットしていきます。上写真でのレバー周りのくぼみは"65×65"なので、ケースへのネジ取付スペースも含めて上下に幅を持たせてます。
プレート形状はレバー下のケース補強部分をカットすれば四角形でよかったんですが、360コントローラの設置で既に半分カット済みのため、これ以上は強度を落としたくないので削る事ができません。そのため見た目が悪いですが、半円状の補強に合わせてベースプレートの下半分を台形にカットしてます。
あとはレバー操作時に掛かる力とケースの強度を考慮して、ケースに4mmの皿ビスを取り付ける穴をドリルで空けて、実際に固定位置を合わせてみます。皿ビスの頭がケース表面から飛び出さないよう、穴周りもちゃんと削ります。
これでようやくレバー取付完了しました! しかし、左のVM側とレバーの間がギリギリなので、ここのマイクロスイッチの端子だけ上下に曲げなおしてます。(^^;
この時点でのケース表面とベースとの寸法差は、ケース厚み分の"2.5mm"ほど。これから表面の天板プレートまでをセットしてみたら、ボール首下から天板表面までのレバー軸の長さは"24mm"。かぶせ持ちはもちろんワイン持ちでも、よほど手が大きいか長さを拘らない限りはこれで問題なさそうです。念のため、M6の丸ワッシャーとスプリングワッシャーをボールと軸のネジの間に挟んで長さを延ばしてみましたが、あってもなくてもあまり差を感じない気がします…
実際にプレイしてみましたが、やっぱり今まで基板で使っていたサンワレバーより若干ですがレバーが重いというか固い気がします。ケースに取り付けて底蓋を閉めてしまうと、レバー単体時のスイッチ音と操作感は大して気になりませんが、マイクロスイッチの音はサンワが"カチッカチッ"なら、セイミツなら"バチッバチッ"と言ったところでしょうか。(笑)
感触になれたらそれほど差は気にならないのかもしれませんが、正確なレバー操作を要求するシューティングやアクションにはセイミツ、と言われるのも確かに頷けます。
これでDCアーケードスティックに対しての交換・改造が、一通りは済んでしまいました。これで今週のライデンファイターズへの用意は万全です。(^^)
・オマケ
今回の作業のため、ケース加工で削ったりするための電動ルーター(リューター)欲しいなぁと思ってたので、ダイソーに売ってあった単三電池2本で動く「ミニルーター(12000rpm)」と各種切断用カッター等を試しに買ってみました(全部で975円)
で、実際に使ってみましたが、ケース加工面を削ろうと先端を押しつければ、表面に筋が出来る程度は削れるものの、それ以上押しつけるとモーターが止まってしまうわ、カッターの刃に交換してアルミ板を切断しようとしても、ダイヤモンドカッターだろうが切断砥石だろうがやっぱり同じで全く役立ちません。
ダイヤモンドカッターなんか、厚さ3mm程度のガラスやプラスチック、金属や軽金属などを切断できると書いてありますが、この宣伝文句は全くのデタラメか?? と思いつつ、裏の説明を見ると…
「使用のミニルーターがとまらないほどの力で何回にも分けて、根気よく、くり返し作業をしてください」
この通りにやると、ルーターが先に電池切れするんじゃないかと思うぐらい、気の長い作業となりそうです。やっぱりダイソーの工具に過度な期待をするもんじゃないですね…
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