summer diary

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自民党の圧勝

2012年12月17日 | Weblog

 さて、日曜日の衆議院総選挙の結果は自民党の圧勝だ。 2/3の議席を獲得した自民党。 安倍晋三が再度首相として日本のトップに立つことになった。 今回の選挙の投票率は60%を割っていて、県によっては40%そこそこの投票で決まってしまった。 民主党は今回の選挙で維新、みんな、未来などの新党と同レベルで戦わないといけない状況を理解していなかったようだ。 また、自民党に票を投じた人の多くは何処へ投票したらいいのか解らない人がとりあえず自民党といった安易で曖昧な結論から投じたことも自民党が圧勝する要因となった。
原発や消費税、憲法などほとんどを民意ではない政策を掲げていた自民党が勝利する理由は・・・。 結局まだまだこの国は明日へ、未来へ賭ける意識がないのだろう。
これは今現在がそれほど逼迫した生活をしている人がいないことの証明だ。 国民のほとんどがそれなりに満足出来るレベルの生活を送れているからこそ、明日、未来、将来を本気で変えて行こうといった意識が無いのだろう。
かつてあれほどに国民を馬鹿にし、愚弄した政権を再び復活させたことはこれからこの国の国民はしっかりと覚悟する必要がある。 少なくとも、景気はどんなに政府が頑張ってもこの先数年間は絶対に回復することなんてない。
前にも書いたけど、日本だけが景気が回復することは有り得ない。 世界が豊かにならない以上、絶対に経済は向上する余地がない。 まだまだこの先は苦しい時代が続くだろう。 
にもかかわらず、膨大な借金をして公共事業や福祉に回してもそれは後の若者を苦しめること以外にない。
その時は始めて今回自民党に投票した人は愚かさを実感することになる。 でも、その時はもう遅い。 これは福島の原発事故と同じで、起ってしまってからではどうすることも出来ないのだ。 

自分のことは自分でする。 自分は自分で守る。 これからはそんな時代だと感じる。 人を当てにしないことだ。
政府を批判するのではなく、政府なんてなくたって、しっかりと生きていく力を自分で築いて行くことだ。
自分の甘さを棚上げして、政府の政策や対策に注文をつけるのは子供じみている。