むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

瓦當文がおもしろい

2012-03-17 | 書道

漢專文(かんせんぶん)*パソコンでは左が土偏の專が出てきません)、「長楽除凶利生大吉」と書き、墨華書道展の作品としてお出ししました。*漢專文は四角い枠のあるもの。

後日、結果の通知をいただきました。

「墨華会賞」として、入選です。

また、検定試験合格通知として、五段をいただきました。

金曜日にお教室に行き、昇段の1050円をお納めいたしましたので、まちがえは無いと思います。

宿題をお出し、朱を入れていただいている間に、“萬鶴さん、墨友会書展作品のお手本を書きますよ”とのことです。

その後、先生は何やら厚い本をお出しになり、何枚もコピーしています。

“今度は瓦當文(がとうぶん)にしましょう”

*瓦當文(がとうぶん)は丸い枠があります。鬼瓦の文字?のようです。

 

 

先生も楽しいのでしょうか?笑顔で書いていただきました。

“ハイ!自由に書いてください。真似しても上手く書けませんよ~”です。

 

 

いつも、模写のように書き写しているだけですが、それでも上手く書けません。

 

 

↑ これだけ見ていては、書には思えませんよね。

オセロか碁並べしか見えません。

これがおもしろい?作品になるのです。

 

 

右下の升?には¬かっこがありません。そこには雅号と雅印を入れています。

これが先生の遊び心なのでしょう。

“こうやって、自由に書いてください”とのことです。

 

 

墨友会書展用作品に間に合うかどうかは別にして、書道の楽しさを教えていただきました。

最近もサボり気味の私に、書道は楽しいよ!と思わせるように、先生のお心使いかも知れません。

そうそう、追伸があります。

仲間の鶴城さん(私も)を除き、みなさん真面目に月例競書をお出しになっています。

良きライバル?の鶴城さんもお教室に来るようにと、先生がおっしゃっていました。

鶴城さんがいるから、私も続けていられるのかも知れません。

共に、ブービー争うで頑張りましょう!

ね!鶴城さん。

 

*今日のアクセス数(訪問者数)は217人でした。

また、閲覧回数は802件です。(これは凄いことですよ!)

 

(萬鶴)