むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

武蔵野界隈 昔ばなし  (萬鶴)

2012-03-15 | 書道

知っている方は知っている、昔の写真をご紹介します。

今年は昭和87年です。

↓ の写真はどこだかおわかりですか?

 

 

吉祥寺北口のサンロードです。

きっと、昭和40年頃の写真でしょうね。

あのサンロードにバスが通っています。

北口の駅前広場は、再開発ですったもんだしました。

当時、少し係わっていました(まだ、若き頃です)。

 

 

この写真は昭和28年に撮影されたもので、吉祥寺駅南口です。

東鶴さん、岑鶴さん、萬鶴が入庁したころは、約40年前は井の頭通り(水道道路)は、まだ出来ていませんでした。

当然、国鉄(JR)も平面走行でした。

年配の方は、今でも省線(鉄道省)と呼んでいますね。

 井の頭通り(水道道路)は、地下に大きな水道管が埋められています

多摩川から取水された原水を村山・山口貯水池にいったん貯留し、これを導水して境浄水場で緩速ろ過によって浄水しています。

そして、井の頭通りの下を通って、和田堀給水所(新宿区かなぁ~)に運ばれます。

両脇の敷地より道路が高いのは、地面深く埋め込んだのではないようです。

したがって、道路を造るときは太い水道管が壊れないように、上をコンクリートなどで補強しているからです。

武蔵野市の水道水は、ほとんどが地下水を汲み上げていて、足りない分は東京都(金町浄水場だったかな)からの水道水とブレンドして、各家庭などに給水しています。

ほとんどが地下水ですので、美味しいとの評判です。

 

 

この写真は武蔵境駅北口付近です。

バスも車もボンネットです。

ここで注目していただきたいのは、写真の右側に電柱の看板が半分見えますが、想像して何て書いてあるか分かりますか?

正解は「三輪越」です。

聞いたことがある看板名ですね。

そうです。私の実家の屋号でした。

きっと昭和20数年頃でしょう。

 

さて、水道の話をしましたので、次回は下水道の話をしましょう。

ところで今、津波の被害が多く報道されていますが、武蔵野の地では津波被害は無いかと思います。

武蔵野市の標高は亜細亜大学付近(西部)で、62mくらい。井の頭の「いせや」さん辺りで(東部)52mです。

と言うことは、多摩の山々から東京湾に向かっての傾斜になっていることです。

では吉野大巨先生のお教室付近の標高(海抜)は、53.71mです。

先生の座っているところ(2階)は、タス4mとして、海抜約58m近くなのでしょう。

雑学として参考になれば幸いです。

 

萬鶴でした。


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