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むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

第八回 桃園会書展に行ってきました。(東鶴)

2010-10-24 | 日記
第八回 桃園会書展の見学に行ってきました。



桃園会とは、私たちの師である吉野大巨先生のお仲間の先生、
遠藤桃園先生、長谷川雅峯先生が代表をされている書の会です。

足立区の綾瀬プルミエ ギャラリーで今年は10月22日から24日までの3日間
の会期で開催されました。

比田井天来先生、桑原翆邦先生の参考作品や、淺沼一道先生、吉野大巨先生の
特別出品を始め、会員の先生方の素晴らしい作品の数々が出品され、時間を忘れるほどでした。

会場には「墨華」に「書について」を連載されている高市乾外先生、
大國魂神社に大変おくわしい坂之上翆邨先生がいらしていました。

私が、吉野先生に入門したてのころ、長谷川雅峯先生にはご無理
を申しあげて、先生が篆書で書かれた「遊目」の軸をいただいたこと
があります。その作品は私の仕事部屋に掛けさせていただいておりますが、
部屋を訪れる皆さん「素晴らしい」と賛辞をいただいています。

今回は、第八回桃園会の作品から、長谷川雅峯先生と長谷川紅衣先生の作品をご紹介いたします。

長谷川雅峯先生「一塵」


長谷川紅衣先生
「臨 始平公造像記」


ブログでは、作品の迫力をなかなかお伝えできないのが残念です。   (会田 東鶴)

若手書道家 「内田藍亭」先生

2010-10-24 | 日記




墨華書道会の行事などで、いろいろとお世話になっている「内田藍亭」(らんてい)先生をご紹介します。


現在、若手書道家として、各方面で活躍されている方です。



先生は二松学舎大学 文学部 講師、書宗院 参与理事をされており、お酒がちょっと?好きで、非常に親しみのある先生です。












東鶴師範とは、宴の席では最初は離れていても、最後にはお二人でお酒を酌み交わしているのを見受けます。


いつも意気投合?!されています。










先生と電話で話をしていましたら、ネットサイトで「うどよしの書道放送」にご出演しているとのことです。

“白を書く”がタイトルです。

注釈では、「余白が重要」と書道では良く聞きますが、今回、藍亭先生は「白を書く」と明言されました。

「余白が重要」と「白を書く」には、作家の思考レベルに大きな差があると思っています。

「余白を見る」は普通に書をするとわかることです。

「白を書く」という結論に行くためには、書道は「黒と白の2色で構成されている」ことに気付くまで整理をしていかないといけないです。

・・・と書かれています。


ネットサイト 9/27 うどよしの書道放送 内田藍亭先生「白を書く」 は←こちらをクリックしてください。


また、10月25日、月曜日、夜8時から9時まで、ネット放送「うどよしチャンネル」に生出演するとのことです。



楽しみにして下さい。


                     萬鶴