goo blog サービス終了のお知らせ 

むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

古典臨書研究会報より

2014-07-19 | 書道

もう、7月も半ばを過ぎました。

梅雨明けは近いと思いますが、来週末になるのかな?

昨日、古典臨書研究会 代表 米田英石先生よりの会報が届きました。

 

 

 

楽しみに読まさせていただいております。

 

 

今回は「大海を知らず」が表題になっていました。

・・・書に向かう時間が殆ど確保できない農作業の忙しい時、ストレスが溜まる。

そんなとき寸刻でも書に向かうことのできる古筆の臨書をする。

硯に水を数滴落とし、直ぐ勉強できる。

有り難いことであり、本当に楽しい。

時間があればあるように、なければないように、まさにあるべき様にでしょうかね。・・・・

ところで・・・

して四月十九日にご丁寧なるお手紙と書展の素晴らしい冊子を賜った。

東京は「むさしの墨友(すみとも)会・代表者 会田東鶴先生であった。

 

 

そのお手紙には「・・・略・・・第二回目の特徴としては、メンバーの殆どが『誰々展』に出展経験があることから、『誰々展』コーナーを設けたことが挙げられます。

・・・略・・・

『誰々展』の趣旨をご来場の方々にご理解いただけるように工夫をしてみました。

 

 

誰々展コーナーは、まるで学生達が正副で整列しているかのような清々しさが感じられ、多くの先生方からも良い試みであるとおほめをいただきました。

これに気を良くして、第三回展においても踏襲したいと一同一致しているところでございます。

・・・略・・・」でした。

 

 

「誰誰書展」のコーナーはじめ、その趣旨までも刷ってくださり、発信くださっての営みに我々は本当に有り難く、深く感謝しております。

 

古典臨書研究会報(338号)米田英石先生よりのご感想を拝借いたしました。

 

 

書を始めて間もない仲間が集まり、まるで幼稚園の発表会のような感じで、書展を開催させていただきました。

決して、大きな会場で盛大な書展とはほど遠いものと感じております。

逆に、素人的な発想と、いかにご来場いただいた方々に楽しんでいただけるかなどを考えております。

書を通じて楽しき仲間が集まり、研修会と称しては小旅行や飲み会なども頻繁に?行っています。

 

 

これらの冊子も手づくりで、今回はホッチキス止めです。

安価で楽しむことも考えています。

しかし、たび重なる飲み会の方が高くつきますね。(笑)

近々、梅雨が明けていないのに暑気払いをやろう!との声も上がっています。

今回は小さな仲間うちの書展を、会田東鶴さんを通じて米田英石先生のお目にとまり、会報までにご紹介くださり深く感謝しております。

第三回 むさしの墨友会書展も力まずに、このような雰囲気で開催できればと思っております。

重ねて、米田英石先生 当会をご紹介くださりありがとうございました。

 

(萬 鶴)


あぁ~7月も半ばになっちゃいましたね。

2014-07-16 | 書道

忙しい?とは心を亡くすと書くのですね。

別にそんなに忙しかった訳ではありませんが、月日の流れの方が早いようです。

最近は特にそう感じます。

今日のことは覚えていても3日前は忘れています。

だけど、昔のことはハッキリと覚えているんですよ。

不思議です。

 

 

 

お稽古場の雰囲気も季節を感じますね。

これって、写真の撮り方が上手なのでしょうか?

良いアングルかと思います。

きっと、素敵な?(もちろんですよ!)お稽古場と想像できることでしょう。

 

 

 

雙暢展へお出しする作品を書いています。

先生の書かれたお手本とにらめっこしています。

何枚書いたか・・・25枚くらいかな?

とりあえず4枚ほど選んでいただきました。

もう一度、時間を置いて書いて見て下さい・・・とのことです。

頑張ってみます。

いつもの団扇を見せていただきました。

 

 

今年は少し遅れているとのことです。

300枚(本)書くそうです。

萬鶴さんもお好きなモノをお持ちください。と2枚いただきました。

 

 

「潤影見松竹」

 

 

「微風拂面生」

これをいただきました。どちらも涼しさを呼ぶ言葉です。

梅雨明け宣言はいつなのでしょうね。

今は天気予報関係者も断言はせずに、梅雨明けした模様?などとの言葉を使っています。

私としてはハッキリと言って欲しいと思いっています。

多少違っても責任を取れなんて言わないですよ。

時代の流れなんですかね?

こんなことが多い時代になりました。

それを感じるのは、それだけ自分が歳をとったからですかね?

気に触ったらゴメンナサイ!

 

(萬 鶴)


ギリギリの世界

2014-07-07 | 書道

土曜日のお稽古場です。

この日も、秋山彩翠さん・会田東鶴さん・中田仙鶴先生・私(萬鶴)の順で、ご指導を受けております。

みなさん沢山の書を提出していました。

私はお月謝と雙暢展用の作品をお見せ(一回目)しました。

私は午前の部の最後のようです。

 

 

全紙四分の三の大きさに6文字です。

それでも10数枚は書きましたかね。

その中から3点を選んでいただきましたが、まだ時間がありますので次回は第2回目をお出しする予定です。

次の方がいらっしゃらないので、みっちりと2時間ほどご指導いただきました。

その中で、先生は「篆書の面白サ ギリギリの世界」とコメント書きしてくださいました。

まだ、しっかりと理解はできませんが、わかる様な気もいたします。

 

 

そして、緩急・広狭・濃淡などの話です。

良く言われますが「広イ所ハ 馬オモ通ス 狭キ所ハ 風オモ通サズ」とのご説明がありました。

実際に朱を入れていただくと良く理解できます。

 

 

 

ただ平凡に書くのではなく、全体を見ながら変化をつける・・・。

最後も山で閉める。

谷で閉めるなどを考えて見ましょう。と・・・。

そして、何やら奥の部屋から桑原翠邦先生の書を出して来られました。

 

 

「乗此清風」と書かれています。

八十三歳の作品です。

 

 

なんてコメントして良いのかわかりません。

筆捌きの音が聞こえるようです。

 

 

 「風」

凄い筆使いですね。

桑原翠邦先生は下敷き(毛氈)を三枚重で30年もお使いになっていたとのことです。

その30年お使いになった毛氈がこのような字を書くとも言っておりました。

新しいツルツルの毛氈とは異なるようです。

あえて、毛氈を緩ませて書くとか・・・。

うむぅ~です。

この段階で1時間以上のお話がありました。

そして、検定試験用のお手本も3種類を書いていただきました。

いつも生徒さんの性格や書風?を思いながらお手本を書かれているとのことです。

期待に反しないように頑張らなければ!

 

(萬 鶴)

 

 

 

 

 

 


自己流から一流へ

2014-07-01 | 書道

週に3日ほど、羽田空港近くまで通勤しています。

個人的なことですが、通勤時間は1時間50分~2時間くらいですかね。

今までが近すぎたのか(自転車などでは20分くら)、遠距離に感じます。

家を出るのも6時10分くらいです。

 

 

通勤時に見かける看板です。

(モノレールの浜松町駅)

「自己流から一流へ」と書かれています。

何でもそうかも知れません。

自己流で大成する方は少ないのでしょう。

 

 

別に一流を望んでいる訳ではありませんが、お稽古事や習い事は自己流には限度があるのでしょう。

私はそれにしても、お稽古不足は否めません。

いま、雙暢展(そうちょうてん)用の作品を書き始めました。

5~6枚書きましたが、これからが本番です。

先生のお手本を見ながら、そして書いていただいているときの息遣いや筆の運びを思い出しながら挑戦しています。

この土曜日に先ずは、第一弾を見ていただく予定でいます。

きっと、まだ時間はありますよ。と言われることでしょうね。

 

(萬 鶴)


初夏はまだかな?

2014-06-24 | 書道

6月も下旬になりました。

今日も東京地方は雨が降っています。

水滴の写真を撮りましたので、ご紹介いたします。

少し筆を休めてご覧になっていただければ幸いです。

 

 

何も変哲もない草花や葉っぱでも、水滴があるだけで絵になりますね。

何故でしょうか?

 

 

この水滴が次の動きを予測させるからでしょうか?

まんまるの不思議さもあります。

 

 

ついでに、プランターで育てているキュウリもご紹介いたします。

可愛いでしょ。

あと4~5日すれば収穫できます。

 

 

雨の日に、ビニール傘をさしてパチリしました。

気持ちが安らぐ画像かも知れません。

 

 

自作の蚊取り線香立て(外用)です。

 

 

家用もすでに活用していますよ。

梅雨明けはいつになるのでしょうか?

書道の紙もかなり湿り気を含んでいます。

この湿り気を利用するのも良いのでしょうね。

 

(萬 鶴)


焼き鳥屋で「明鏡止水」

2014-06-21 | 書道

筆勢ますます高まる頃・・・

と言いたいのですが、喉の渇きを感じるこの頃です。

友人と待ち合わせて、武蔵境の焼き鳥屋に行きました。

 

 

何故か、先ずはビールですね。

何故なのでしょうか?

風習?習慣?・・・分かりません。

 

 

消化が良くなるように、ジアスターゼの入っている、大根おろしが付け合わせです。

これも日本食(文化)の知恵なのでしょう。

何でも知恵って大事ですね。

 

 

やはり、旬のモノは美味しい。

今どきの枝豆はGOODです。

きっと、産地にも拘っているのでしょうね。

 

 

続いて・・・

隣の席の方が「とろろサラダ」を注文していました。

これが本当に美味しいのですよ。

家でも作れますので、お試しを。

さて、酒は何にしようかな?とメニューを見ました。

 

 

有るじゃないですかぁ~!

吉野先生が揮毫されたラベルの「明鏡止水」が!

もちろんこれにしましたよ。

 

 

なみなみと注がれる酒「明鏡止水」

いいですねぇ~。

これもこだわりです。

おかわりもしちゃいました。

 

 

焼き鳥はお任せコースでお願いしました。

普段、焼き鳥屋さんですと煙もうもうで、帰る時は衣服に臭いがつくことが通常です。

でも、このお店は焼く場所はガラス張りで仕切られており、煙が店内に充満しません。

備長炭で焼く姿と塩をふる格好も絵になります。

 

 

2時間ちょっといましたかね。

美味しい焼き鳥と会話。

そして、「明鏡止水」をいただき、満足な夕刻でした。

 

(萬 鶴)


漢字の源

2014-06-19 | 書道

時代は変わっても、面白いことは面白!

先日、6月14日付けのA紙に面白い記事がありました。

「漢字の源 タッチでたどる」です。

 

 

まぁ~いろいろとご意見はあるかと思いますが、これも時代の流れです。

私もパソコンもipadを活用している一人です。

分からない意味なども、検索するとかなり載っていますね。

大変便利な時代になりました。

このブログだって、パソコンで送って基本的には全世界の方が見ることが出来るのです。

さて、本題です。

読むと「漢字の成り立ちマスターになろう」と言う授業です。

「象形文字!」ものの形からできた字

「上」  横棒の上に点があるから・・・。

「鳴」 口+鳥の合体漢字だね先生。

 

 

こんな風にipadを使って・・・

はってんして・・・

鉛筆で書いて・・・

興味のある人は筆を持って・・・

やがて、書道の素晴らしさを感じていただければと思います。

私も書道の素晴らしさを少しずつですが、理解しはじめました。

しかし、道遠くです。

先日、全紙の下敷きを買い求めました。

半切から全紙(正確には全紙四分の三)のお手本をいただきました。

雙暢展用です。

 

 

さて、書宗院展のお知らせが同封されていました。

7月22日(火)~27日(日)

東京銀座画廊美術館です。

 

(萬 鶴)


秋山彩翆さん カルチャーセンターの講師に!

2014-06-16 | 書道

土曜日の稽古場です。

吉野先生より秋山彩翆さんが地元のカルチャーセンターの講師に選ばれたとの話がありました!

我がむさしの墨友会のメンバーが講師になることは嬉しい情報です。

すそ野を広げるには良い機会だと思います。

 

 

場所は西新井の駅前です。

みなさま、お声かけください!

よろしくお願いいたします。

 

 

 

土曜日のお稽古場です。

私がお伺いした時は、玉村鳳春先生がお稽古を受けておりました。

吉野大巨先生も頷いています。

何点もお出ししていましたね。

さすがです!

 

 

ご存知の中田仙鶴先生です。

“春は花 秋は月”と書かれた扇です。

萬鶴さんこれ差し上げますよ!

いただいてよろしいのですか?

どうぞ!でした。

ラッキーな土曜日のお稽古です。

 

 

 

夫唱婦随と書かれていました。

我が家には無縁の言葉かも知れません。

勝手にどうぞ。と言う言葉は無いのでしょうか?

それが我が家です。

 

 

私のあとはいらっしゃらなかった様子で、先生といろいろなお話をしました。

桑原翆邦先生の書かれた写真を見せていただきました。

先生は萬鶴さん、これを雙暢展用にしましょう。と全紙 四分の三(小雅箋 聯落ち)にお手本を書いていただきました。

この時間を費やしたのは2時間半でした。

時計は午後1時を過ぎていました。

特別なお稽古だと思います・・・。

 

 

萬鶴さん 裏技もありますよ。

全体のバランスを考え左から書く時も・・・です。

先生もこのような裏技を使っていたのですね。

 

 

 

 先生が大きく深呼吸しました。

4枚目でお手本の完成です。

「断塵俗愛静」と言う字です。

些細なことを気にせず、静かな境地を愛すると言う意味のようです

良いお手本をいただきました!

さっそく、廣悦堂さんへ行って紙類を仕入れてきました。

あとは・・・

書くだけです。

 

(萬 鶴)


「聴月」

2014-06-13 | 書道

 梅雨に入り長雨が続いています。

みなさまも体調を崩さぬようご自愛ください。

 

 

 庭のカンパニューラと言う花も雨に打たれて可哀そうです。

 

 

 

女房も洗濯物が干せず、困っている様子です。

やはり、コインランドリーに行かねば・・・と思っています。(私が)

 

 

半切を乾かす吊り場所も、洗濯物の干し場になってしまいました。

エアコンをかけて乾かしています。

これが現実感の生活です。

昨日の夕刻からやっと晴れ間が出てきました。

 

 

午後7時ごろの月です。満月でした。

辺りは薄明るく、お月さんも赤く見えます。

 

 

午後10時近くの月です。

コンパクトデジカメで撮りました。

やはり、腕でなく性能がいいのでしょう。

 

 

我が家の玄関に、内田藍亭先生に書いていただいた「聴月」を飾っています。

書いていただいたのは秋でしたでしょうか?

眺める月

聴く月

風流ですね。

こんな年齢にもなったのでしょう。

さて、「聴月」とはです。

良く分かりませんが、ネットで調べてみると、中国清朝時代の末・・・と書かれています。

ここでは“聴月楼”で説明がありました。

文中には面白いやりとりが書かれています。

月が何か言うわけはないから聞くことなんかできないと・・・

・・・「聴月の二字は大きな意味があるんです・・・

・・・聴月楼空に接し、楼高く月を聴く、穏やかな羽衣の楽、桂伐る斧音静静、・・・

 

昨夜の満月を眺めて、聴く月を勉強?してみました。

ネットも便利です。

書って面白いですね。

 

(萬 鶴)


鶴嶺さんからDVDが届きました!

2014-06-07 | 書道

六月に入り、東京地方も梅雨入りしました。

体調も崩しやす時期ですのでご自愛ください。

 

 

庭の草花はたっぷりと雨水を受け、元気に成長しています。

草花にとっては恵みの雨かと思いますが・・・・。

何ごとも度を超すと思わぬ結果が出てしまいます。

 

さて、先日 山崎鶴嶺さんから、第36回墨華書道展のDVDをいただきました。

 

 

吉野先生より、コピーしてお仲間にと渡されたものを、ダビングしていただきました。

パソコンで動画を見ながら、デジカメでパチリです。

一番簡易な(幼稚)方法でのDVD写真の取り込みです。

 

 

このビデオは遠藤史佰先生のご友人が撮影したそうですが、銀座画廊美術館の入口付近からエレベーター前など全体の雰囲気が良く分かる内容です。

吉野先生のご説明(解説)が始まりました。

 

 

 

丁寧にゆっくりとご説明されています。

比田井天来先生・桑原翆邦先生の若き日の書も、いろいろな視点でのご説明です。

 

 

へぇ~そうなんだぁ~。そうだったんだぁ~。と思うことがシバシバです。

その内容につきましては、何かの機会にご覧いただければと思います。

 

 

きっと、このようなデーターが大事なのでしょうね。

記録に残すことも、「温故知新」 継承と未来へのつなぎになります。

私も写真(カメラ)が好きですが、ストーリーを考えながら撮るようにしています。

入口から始まり、会場の雰囲気、作品の展示の仕方、個々の作品、そして その時のちょっと目に入ったモノなどもです。

書もそのストーリーが必要なんでしょうね。

いつも反省ばかりです。

 

(萬 鶴)


 ブログも更新しないと・・・・

2014-06-01 | 書道

ブログも更新しないと、お出でいただく方にも失礼かと思います。

さりとて、むさしの墨友会としてのブログですので、本来なら墨友会の活動などをご紹介するのが筋かと思います。

最近、みなさんの環境も変化し、集まって何かすることも以前ほどは無くなりました。

これも流れかと思います。

でも、アップしないことには意味がありませんので、私(萬鶴)の個人的なことが多くなっていることをお許しください。

私も個人のブログを持っていますので、時には重複することもあります。

さて、今日は我が家の古いものをご紹介いたします。

 

 

私が生まれた頃にはあったようですので、もう70年以上前のものだと思います。

戦中に使われていたのか、コンクリート製の防火用水です。

セピアでパチリしてみました。

 

 

今でも使っています。

赤い字が薄くなりましたので、ペンキを入れてみました。

さしずめ、我が家の塼文?かも。(笑)

 

 

以前、ご紹介しています。

隣の実家です。

先日、千葉で震度5弱の地震がありましたよね。

瓦の一部がずり落ちました。

そのくらい古い家です。

東日本大震災の時は、屋根瓦で棟の所が5~6か所崩れました。

 

 

廊下の電灯傘もレトロです。

レトロと言うより、昔のままです。

 

 

下駄箱もこんな風に

 

 

何も入っていない蔵。

もの置きになっています。

 

 

蔵のニ階から外を眺めるとこんな風に。

三重の扉になっています。

 

 

先祖代々、熱心な仏信徒でした。

檀家の総代も続いています。

とりあえず、私もやらされています。

こんなことを言ったら罰あたりですね。

仏壇には曼荼羅が三幅かけてあります。

 

 

一つは慶応二年と書かれています。

約150年前のものです。

 

 

これは明治五年。

 

 

もう一つは明治十一年です。

 

 

 

そして、先代が使っていた硯箱です。

覚えていますよ。

お爺ちゃんは達筆で、すべて筆で書いていましたね。

お婆ちゃんも、親父も、母も、姉も・・・。

何故、私だけが・・・と感じています。

突然変異なのでしょう。

 

 

これは携帯用の筆入れです。

最後に何とか、書道に関することで締めくくりました。

 

 

そんな萬鶴もこの顔から60数年経ったことにまります。

今日も萬鶴がなんとかまとめました。

 

(萬 鶴)


全く関係ない話(段位とランク)

2014-05-26 | 書道

今日は書道とは全く関係の無いダンスの試合の話です。

書道の段位を取得するのは、みなさんご存知のとおりです。

では、競技ダンスでランクを取得するにはの話です。

 

 

JDSF 日本ダンススポーツ連盟と言う団体があります。

もちろん世界連盟も上部組織にあります。

競技に出場する人は市など連盟か都などどこかの連盟に所属していなければなりません。

書道で言えば、どこかのお教室に所属しないと書道展には出せないと同じです。

試合は日本全国(世界)の何処にでも出場できます。

アマチュアのランクは6級・5・4・3・2・1・D・C・B・A級の10ランクがあります。

ちなみに、私はスタンダードのC級です。

書道では級から始まり段・教範・師範・準同人・同人となっていますね。

 

 

さて、試合に参加するには申込をします。

自分のランク戦のある都合の良い日とか会場をネットとか資料で選びます。

大会当日、会場で選手受付を行い、↑ のような背番号とタイムスケジュールをもらいます。

昨日のC級戦は117組の出場でした。

種目はタンゴとスローフォックストロット、準決勝からワルツも加わります。

書道で言えば行書・草書・隷書・かな・・・・なんでしょうね。

 こんなことはありませんが、書道でイメージすると大きな会場で、先ずは12名が行書を書きます。

それを7名の審査員が筆の運びや出来栄えを評価し、それぞれの審査員が6名を選びます。

そうやって、次の12名・・・計117名を評価して行きます。

次に草書の審査になる訳です。

最後に行書と草書を合わせた点数が発表され、(半分の人数になり)2回戦目に入ります。

こうやって、予選を行い、準決勝、決勝(6名)に進み優勝者が決められます。

同じランクで、1年間で2度決勝に進むと上のランク(段)になります。

逆に1年間内に一度も初戦を突破できないと、ランクが落ちます。

ランクを維持するだけでも大変なんですよ。

なんとなく、イメージは分かりますか?

 

 

女性は髪もダンス用にセットします。

ちなみに3,500円+消費税。

そうそう、出場する参加費は4,500円が必要です。

女性のドレスはピンキリで、それなりのお値段です。

男性のエンビ服は10数万円ですかね。

レッスンは、まぁ~1時間1万円と思ってください。

月に4回、プロのレッスンを受けています。

ふぅ~です。

 

 

書道と異なるのは、同じランクの人と戦います。

私は関脇くらいかな?

関脇が117組で戦うと思ってください。

上のランクは大関とか横綱級です。

117組を10ヒ―ト(組)に分けて1ヒートあたり12カップルづつで踊ります。

 意味が分かり辛いと思います。(ごめんなさい!)

 

 

最初はタンゴでした。

12カップルがフロアーに出て踊るのですが、7名のジャッジがこれを思う人(上手な人)を6人選びます。

1回戦は12カップルが順次出場します。そして117カップルが踊り終わるのです。

次に、スローフォックストロットも同じように行います。

 

 

1回戦目の発表が掲示されます。

77番は私です。

13点入っていました。(満点は14点です)

さい先良いですね。

こうやって、2回戦目は約半分に振り落とされます。

 

 

2回戦目のスローは満点でした。

書道と異なるところは、フロアーの12カップルの中で目立つことですね。

それも上手に踊ってです。

演技・表情・基本・運も必要です。

 

 

目立つって・・・ですが、姿勢も女性のドレスも髪型も総合的なものです。

どこからスタートするかも大事です。

当然、ぶつかることもありますが、ぶつからないように踊るのも技術です。

これには日頃のたゆまぬ努力(練習)が必要なんです。

私は書道もダンスもたゆまぬ努力が足りません。

 

 

結果、あれよと言っている間に、準決勝まで進みました。

*他のブログでも紹介していますので、画像処理しています。

117組が準決勝で17組が残りました。

この中に入っていた訳です。

このあとの決勝では6組となります。

残念ながら、ここで敗退です。

 

 

決勝戦を見ている女房です。

いつかはこの決勝戦で踊りたいですね。

年齢が増すと若い方にはどうしても負けてしまう世界がダンスです。

若さのバネとか表現力が見栄えになる訳です。

身長の高い方も目立ちます。

基本的には年齢制限がありませんので、時には子どもや高校生、大学生も出てきます。

敵う訳ありません。

書道では年齢が増すと、風合い味わいが出てより良い作品が書けるのでしょうね。

そろそろ、書道に没頭する時かも知れません。

意味の分からない内容かと思いますが、他の趣味の話で失礼いたしました。

 

(萬 鶴)


飲みに行っても気になる字

2014-05-22 | 書道

ちょっと間が空いてしまいました。

何かをアップしようかと思いましたが・・・。

書に関する話題が乏しいものですからお許しを!

 

 

浜松町の鳥専門のお店です。

お品書きが出されました。

ちょっと気なる字です。

ご意見はろいろとあろうかと思いますが・・・。

美味しきゃ良いんです。

 

 

そうそう酒も豊富でしたが、明鏡止水が見当たりません。

結局、天狗舞をいただきました。

 

 

予約しておりましたので入店できましたが満席です。

お値段もまぁまぁ~です。

 

 

鳥専門店だけあって、やはり美味しいですね。

これが一番ですよ!

画像見てお分かりいただけるかと思います。

 

 

このグラスから零れる瞬間に笑顔になります。

墨友会の多くは同じ考え?なのでしょう。

特に豪鶴さんは・・・。

 

(萬 鶴)


花が美しいのはなぜ?

2014-05-17 | 書道

昨日の画像です。

庭でパチリしました。

 

 

純白無垢の芍薬

 

 

庭に広がるノ―スポール

 

 

香り漂うジャスミン

 

 

 

 荒々しく見えるおしべとめしべ

クレマティス

 

 

小粒ですが、可愛らしいブラックベリーの花

 

 

色鮮やかな花?

名前を忘れました。

 

 

プランターのキュウリも花が咲き実が付いています。

 

 

それは子孫繁栄と守るため、風や蝶、そして虫などがやって来るようにしているのでしょうね。

見せる

香り

鮮やかさ

大きく

小さく

たくさん散りばめる

書道もどこかに共通点があるのでしょうね。

私はまだ臨書と言うより模写の段階です。

今日は筆を持とうかな?

 

(萬 鶴)

 

 

 


表具の心 桑原翆邦 小品展

2014-05-15 | 書道

 

桑原翆邦 小品展に行ってまいりました。

会場は銀座美術画廊です。

 

 

 

品格と純度の高い世界でした。

 

 

 

表具の技と桑原翆邦先生の書のコラボ。

凄い!

 

 

先生の書をはじめ、歌人の50作品が展示されています。

 

 

 

作品はさることながら、内容も面白い。

最近は飲んでくだを巻くことも無くなりました。

当然、女房からも言われなくなりましたよ。 

 

 

 

秋灯や夫婦互いに無き如く

我が家もこの世界に近づいてきました。

いつの世も同じなのですね。

 

 

 

 

表具の奥深さを拝見いたしました。

 

 

たまたま、この日は一人でお伺いしましたが、自分のペースでゆっくりと拝見できました。

 

(萬 鶴)