雄踏歌舞伎より「恋飛脚大和往来」を、今回の「封印切りの場」と
次回の「新口村の場」との2回に渡ってご紹介いたします。
大阪の飛脚屋亀屋妙閑の養子忠兵衛は、新町井筒屋の遊女梅川と深い中に
なっている。
既に身請けの50両を渡してあるが後金ができない。
今日も堂島の武家屋敷に届ける三百両を懐に梅川のもとへ来てしまいました。
そこへ忠兵衛が居るとは知らずに丹波屋八衛門が来て忠兵衛の悪口雑言。
実は八衛門は梅川に惚れて身請けをしようとしていた。
八衛門の悪口雑言にいたたまれず、忠兵衛は奥の部屋から飛び出してくる。
忠兵衛は八衛門の挑発に乗り、お屋敷の三百両の封印を切ってしまう。
飛脚屋がお客の金の封印を切れば横領と見なされ、死罪は免れない。
死を覚悟したした忠兵衛はその金で梅川を身請けする。
誰も居なくなった座敷で、忠兵衛は今の金はお客の金だと打ち明け、
共に逃げようと告げる。
共に逃げる覚悟を決めた忠兵衛と梅川は養父や親方に身の不孝を詫びる。
梅川は井筒屋に別れを告げ、
目立たぬ様に一人ひそかに落ち合う約束の場所へと向かう。
梅川の後を忠兵衛また落ち合う場所へと向かうのでした。
大量に投げ込まれた「おひねり」(投げ銭)がこの場をを寄り一層盛り上げていました。
次回(1月30日・木)は「新口村の場」です。
雪の降り積もる中、追っ手の目を逃れながら忠兵衛の実父の住む新口村にたどり着い
た二人、
まさに近松門左衛門の世界が繰り広げられます。
是非見てくださいね。
今から又寝るんですが(笑)
解説があるとわかりやすい
おひねりもカラフルで綺麗ですね~
良いとこで続きですね~(笑)
忠兵衛さん演じてるのは女性でしょうか?
丹波屋八衛門 悪そ~な顔~
そうです。
忠兵衛や梅川をを演じてるのは高校生のお嬢さんです。
女の子が大好きな飲兵衛、もう鼻の下が伸びっ放しでした。
あの「おひねり」は受付で売っていて、出演者の家族や友人が
見せ場で投げ入れてました。
悪役の丹波屋八衛門、悪口雑言を並べる科白が超長いのですが
よくもまあ言えたものだと感心しました。
スマホとPCの両方で拝見しました。
やはりPCのほうが、迫力があっていいです!
飲兵衛さんの語り口のような説明で、その場で見ているような気がいたしました。
コメントを見て、高校生が演じていると知り、ビックリです!!
おひねりも凄いですね。
続きが楽しみです♪
拙い解説にお褒めの言葉、
もう穴があったら入りたいです。
高校生のお嬢さん達なかなかの名演技でした。
次回の「新口村の場」は降り積もる雪の中を新口村へと
逃げ延びてきた二人の名場面、とても素晴らしかったですよ。
実は雄踏歌舞伎の主体だった中学生が3年生となり
高校受験のため今年は出演できませんでした。
来年はその子たちも高校生として出演が期待できます。
どのような演目になるのか楽しみです。
そうは思えない真に迫った本格的な歌舞伎ですね。
解説付きでしたので内容が良く解りました。
実際に観ていたら涙が出てきてしまうかもしれないですね。
おひねり投げちゃおうかな!
忠兵衛と梅川の二人は高校生のお嬢さんが演じて
いました。
次回の「新口村の場」では梅川は別のお嬢さんに
入れ替わりますがこのお嬢さんがこれまた名演技。
降り積もる雪の中、実に艶やかで、
飲兵衛老体の身ながらゾクゾクしてしまいました。
おひねりは田舎芝居の醍醐味!
特にこちら雄踏歌舞伎のおひねりは色鮮やかで
場を盛り上げていました。