オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

贅沢な時間

2005年07月31日 21時33分01秒 | 過去ログ
昼過ぎから夕方へ移り変わる頃、家族で昼寝をした。
雨上がり。なんにも予定が無い午後。曇り空と今し方まで降っていた雨の所為でいつもよりひんやりした空気。時折部屋の中を吹き抜けていく風。
ベッドにごろん、と横になる。
ほんとは寝茣蓙を出してその上に寝転びたいところであるが、そうする為の特等席にはすでに先客(「だー」)が寝息をたてていたので。あと、寝茣蓙なんていう情緒溢れるモノは我が家にはない。せいぜいタオル地のシーツがいいところだ。
横になって目を閉じる。
眠気なんてなかったはずなのに、次第に目を開けるよりも閉じている方が自然な感じに、瞼同志がくっつく。
油蝉の声に混じって、ひときわ澄んだ、高い鳴き声が一つ、耳に届いた。
蜩の声。
吹き抜ける風が、さらに涼しくなったように感じた。
昼寝なんかしたくない、とゴネていたこじこじが言う。
「あれ、何?」
「ヒグラシ。ヒグラシっていう蝉」
「綺麗な声やなー」
「なんかちょっと涼しなったやろ?」
「うん。ええ気持ちー」
それからすぐ、くらいに眠りに落ちたと思う。
30分ほどして目が覚めたが、体は横になったまま目だけを開けた。
いつの間にか蝉時雨は止んでいて、かわりにかすかな空気音が一定周期で繰り返されている。
こじこじの寝息。
その邪魔をしないようにそうっと起き出して台所に立つ。
…ああ、なんて贅沢な一時なんだ!
米をとぎつつ、一人悦に入る夏の日の夕方でありました。

「しゃばけ」

2005年07月30日 09時16分16秒 | ほぼ、文庫本

しゃばけ/畠中恵/新潮文庫


表紙を見てもお分かりでしょうが、おばけ(笑)が出てきます。妖怪。本書では「妖」と書いて「あやかし」と読ませています。
厳密にはお化け、幽霊、妖怪、物の怪、亡霊…、それぞれに全部違うらしいんですね、いやおいらは全く知りませんが。なので、おいらは「そういうもの」をまとめて「人ならぬもの」と呼んでいます。
人ならぬもの、の話は子どもの頃から好きです。(とはいえ、小学生の頃、クラスに一人はいたような「妖怪大百科」みたいな本を好んで読み漁り、妖怪の名前とそれがどんな妖怪か、を解説できるほどのことはありませんでしたが。)
大体が、この世の出来事森羅万象をすべて、理論的に説明がつく、と考えるのはどうかと思うんです。よくテレビの特番などで超能力者VS大学教授、みたいな対決モノを組んで、超能力といわれる力やそれによって引き起こされる現象について科学的解明する、とかいうのがあるでしょ?あれはおいらにとってナンセンスこの上ないものです。
いいじゃないですか、説明がつかないことがあったって。
よく分からないけどそうなるもんはそうなる。見える人には見えるし、聞こえる人には聞こえるし、分かる人には分かる。
…ってこの手の話をすると非常に長くなりますから割愛しますが。

この本は、人ならぬもの、にまつわる話、というだけではなく、それを使って、人間の業とか欲とか、生きていくってことはこうだ、みたいな事を書いたものです。ですから、様々な妖怪達がなんともイメージしやすい描写で登場してきますが、それらの「お化け話」というだけではない。あくまでも描かれているのは人の世の話、そこに妖怪達と(それとは知らぬ間に)共存している人間の話です。
実際、おいらは「お化け話」のつもりで読み始めて、人間の方には、妖怪が見えている(妖怪であると分かっている)若旦那以外にはあまり気を配りませんでした。そしたら、途中で何度か前に戻って読むハメになりました。後半を過ぎてから、どんどん話が込み入ってくるんだもん。
ある意味、捕物帳っていうか、推理モノっていうか、スリル?サスペンス?な話になっていますから、犯人の謎解きみたいな楽しみもあるといえばあるかも。
おいらの数少ない読書遍歴を引っくり返して、たとえば京極夏彦の巷説百物語、みたいな感じが近いかもしれないけれども、あれよりも全然、出てくる妖怪達が大人しくておどろおどろしくないです。妖怪に限らず、人間もどちらかといえばかわいいもんです。
ああ、そうか、京極作品のライト版、て言うと本書のイメージとしては近いかも。入門書、みたいなさ。

この世の中、目に見えているもの、耳に聞こえているもの、手足に触れているもの、…人間の五感に感じられるものだけが存在しているわけではない、とおいらは思います。そんな、あーた、いくら科学が進歩して、人間が宇宙を飛びまわっているとしても、世の中全部を理屈で割り切ってしまおう、というのは傲慢というものですよ。

いらっしゃーい

2005年07月28日 23時34分42秒 | 過去ログ
朝顔。蝉。
どちらも夏の定番アイテム(あ、アイテム!?)ですが、二つとも揃っちゃうとこんな図になります~(笑)。
早朝の珍客。こじこじは大喜び。さっそく「蝉丸」って名前までつけてました。(学童クラブで坊主めくりが流行っているらしい)(ははは)
彼(=蝉丸。オスでした)は結局、夕方までずーっと朝顔にとまっていたようで、6時前に帰宅した時もまだそこにいました。こじこじとどうやって逃がすか(蝉を手でつかむのがこわいらしい)、の算段をしていて、うっかり朝顔の鉢をがん、と蹴飛ばしてしまったら、大慌てで飛んで行きました。

風の夜

2005年07月26日 22時25分36秒 | 過去ログ
台風は幸いにも、思ったよりも全然影響が少なかった。予想より進路を東にとったからだそうで。ここらじゃ海も近くにないし、雨も朝方ざー、と降ったくらいで、それも9時頃にはやんだし。
おまけに、今(夜です。海猿見終わってから書いてます)すこぶる気持ち良いです。風がひょうー、と抜けていきます。下手すると朝起きて喉が痛い、ってなるかも。そのくらい涼しい風が吹いてます。
この涼しい風、というのがキーだな。だってここらじゃ、湿度が高くて無風のサウナ状態か、風があっても熱帯顔負けの温風、いや熱風が吹くか、て感じですもの。いやほんとですって。大袈裟になんて書いてませんって。
日中がんがん暑くてもさ、夜にはこのくらい風があると、随分楽だよねえ。そこいくと、やはり海のそば、というのはいいのかな。でも潮風って後からべたべたするんだよな。
…ええ、分かっていますとも。夏は暑いんですよね。分かってますってば。

「夏の庭」

2005年07月25日 22時25分22秒 | ほぼ、文庫本
夏の庭/湯本香樹実/新潮文庫

タイトルにひかれて衝動買い。文庫だし、いっか、というのと、夏だし、ま、いっか、のノリで。ちょっとはヒネれよ!というくらいに、どストレートだなあ。
解説を読んで知ったんだけど、映画にもなったらしい(勿論、見ていない)。

この本を読んだのは、電車の中だ。
仕事が休みなので、前から頭の中だけで考えていた、ひたすら鉄道に乗るだけの旅をやってみたのだが、その道中(車中)の暇つぶしに読んだのだ。旅っていうか、ローカル線を乗り継いで乗り継いでぐるっと廻って戻ってくる、遠足みたいな規模だけど。これについては、また別の日に書くかもしれないけれど、これが意外に楽しかった。気分はすっかり夏休みの一人旅だ。
その、遠足やら一人旅やらの印象の方が強くて、この本についての読後感はなんともあっさりしたものだった。
一言で言うと「子どもの頃の夏休み」だ。(そのまんまやがな!)
ただ、肝心の主役である子ども達が、どうにもピンとこなかった。時代設定が今の平成なのか昭和なのか、多分この平成なんだろうけれども、それにしては子ども達がどうも古くさい感じがする。作者は私より少しだけ年上なのだが、25年前の私がその年齢で今現れたらこんな子どもかな、というような感じ。でも全面的にそうか、というとそうでもない。「子ども」という言葉の持つ普遍的なイメージ像とでもいうか。
その為に、出てくる子ども達の印象がどうにも薄い。それはそれで、各々キャラクターも立ってるんだけど、どうも子どもじゃないような感じ。ま、単に私のそばにいる子ども(=こじこじ。小学1年生)の印象が強い所為も、あるっちゃあるんだけどな。
大人が読んで、ああ、そうそう、子どもの頃の夏休みってこんな感じだよなあ、と懐かしく思い出す為にはぴったりの本かも。
大人になった「元・子ども」が大人の目線で、自分が子どもの頃の夏休みってこんな感じでした、みたいなことを想像して書いたって感じかなあ。それだったら平凡でもいいから、自分(=作者)の夏休みを思い出して書いたものの方が、よっぽど生々しくて、ピンとくると思うのだが。
なんだろう。この本だって体験を素にして書かれているだろうに、なんでこう、印象が薄いんだろうなあ。
…そうか、やっぱり電車に乗るだけの旅、なんてことをやっていて、そっちの方ですっかり「夏休み気分」を満喫していたからか!

「八犬伝」

2005年07月24日 23時26分53秒 | 漫画だって本だし。
八犬伝 1巻、2巻/碧也ぴんく/集英社


や、やってしまった…。
この漫画だけは買うまいぞ、と思っていたはずなのに。
魔が刺した。
悪魔が手引きした。
心に棲む鬼の仕業だ!(何を大袈裟な)

八犬伝。
滝沢馬琴の原作で、古くは某国営放送局の人形劇にもなった。ちなみにおいらはそれを見ている世代で、おそらく見ていたんだろうと思うが、その記憶はさっぱりありません。でも母親の趣味から言っても見ているに違いないのだ。
様々な人が学術的な研究をしたり、何人かの作家が口語訳の本を出版したりしている、超長編ウルトラなんでもあり大活劇大河小説。
おいらはこの「八犬伝」にちょっとした思い入れがあって、読むなら、原作に忠実な本を読みたいと思っている。なるべく他の人の思考が入らない様に。なぜならおいら自身が思考を入れ(て読み)たいから。
で、今まで読んだのは、2冊の八犬伝研究本(新書)と、平岩弓枝による口語訳(文庫)。
あと、ひょんなことからアニメのビデオは全巻見てしまいました。
言い訳するようだけど、アニメはいいの。アニメはしゃべるでしょ?動くでしょ?そこまで創られると、おいらの中で完全に別格と認識されるから。でも文字(小説とか)とか絵(漫画)みたいな二次元だと、原作にそれぞれの思考が入り込んだなんちゃって原作、みたいに認識してしまって、おいらなりのイメージが持てなくなってしまう。それが嫌なの!そういうのは、ちゃんと、おいらなりの八犬伝のイメージを固めてからじゃないと!(なんでそこまで思い入れがあるかって、それは知りません。おいらにも分かりません。なんか、琴線に触れるものがあったのでしょうよ。)
なのに。
なのに、この漫画。
ああ、おそるべし、夏休みの本屋!
夏休み~、な気分で本屋に行くと、ついつい本を買ってしまう。各社競って文庫本フェア、たとえば新潮文庫の100冊とかさ、集英社のナツイチ文庫とかさ、そういうのをやってどどーーん!と平積みで並べてあるじゃないですか。そんなの素通り出来ませんよ!オマケにつられて買っちゃうんですよ!それに、どうしたって夏休みっていうと「読書感想文」の宿題を連想しちゃって、やっぱり本を買いたくなるんです。読んでない本を読みたくなるんです。
てなわけで、どうしたことか、漫画文庫のコーナーにまでふらふら立ち寄ってしまったのが運の尽き。全5巻(だと思う。そこには5巻まで並んでた)のうち1、2巻を手に取ってしまって、他2冊の文庫本とともにレジに持って行ってしまいました。
これが魔や悪魔や鬼の仕業でなくて、なんでしょう!(だからそんな大袈裟な)

…肝心の感想ですが、まだ途中ですからなんともかんとも。
それに大雑把ではあるけれど、ストーリーそのものはおいら知ってますから、展開によってハラハラドキドキ、なんてのはないんです。ハラハラしたりはするけど、それは先を知ってて、次はこうくるぞこうくるぞ、来たーーーーーー!っていうハラハラだし。
ま。
嫌いな絵柄じゃないから、救われてます。いやいや、嫌いな絵柄だったら買わないってば(苦笑)。あと、登場人物の印象が作者と少しニュアンスが違うところがあって、それを楽しんでるといえば楽しんでるかな。
でも2巻まで買ってしまったからには、最後まで読みたくなるのが人の情(ほんまかい)。少なくともあと3冊は買わねばなりません。…古本で捜します。…とか言いつつ、面倒臭くてきっと新品で買い揃えるに違いない。…い、痛い!(いろんな意味で)(笑)

追記)今さ、いろんなブログを漁ってたらさ、八犬伝て来年の新春ドラマなんだって?TBS系列だったかな。で、タッキーが犬塚信乃なんだって?あと仲間由紀絵とか出るって?
…だぁーめだよぉうーーーー、あれドラマになんて絶対できませんって!あんな長いの!
どこの話をドラマ化するか知らんけど、あーーーー、小文吾とか毛野とか道節とか大角とか…キャスティングされちゃう(されちゃった)んだよね。ぅあーーーーーー!見たくねえ!!いやいっそ笑い話として見るか(そんな失礼な!)。
どちらのファンの皆様もごめんなさい、おいら随分失礼ですね。でもでも、思い入れがある分、これはおいらにとっていただけないんです。ぅあーう!決してタッキーが嫌だとか言いません。寧ろタッキーが信乃だというのは、きれいどころで多いに賛成なんざます。
頼むよTBS。しょぼい脚本にしてくれるなよ。お願いしますよってばよー!!

「茄子、アンダルシアの夏」

2005年07月23日 23時52分54秒 | 水曜日は映画の日
「茄子、アンダルシアの夏」
 声の出演:
 (メモってません。故に分かりません)(笑)

今さっき見たところです。レンタルしてきました。
なーんか妙なタイトルだなあ、語呂も良いとは言い難いしなあ。
でも、ジブリ作品だし。…だよね?宮崎駿や高畑勲が監督じゃないけど、ジブリだよね?
ジブリにして、この妙なタイトル!というのがちょっと気になってて、ずっと。で、丁度夏だしってんで借りてきた次第です。

面白かった。
さらっと見られました。(注:「見れました」とは意地でも言わないぞ)
素麺をつるつるっとすするように。
お茶漬けをさらさらっとかっ食らうように。
ただ、これお金出して映画館で見たら「えー!これで終わりー!?物足りなすぎーーー!!」って絶対吠えてるぞ。でも映像としては大きなスクリーンで見たかったな、とも思ってみたり。後半、独走していた主人公が全選手の集団に飲み込まれていくシーンとか、見応えあったろうな。テレビの狭い画面で、目をちかちかさせながら見てました。
おまけについてたこの映画の予告編を見て、ああ、そういえばテレビでもやってたぞ、と思い出しました。
…あの予告編はずるい(笑)。あの予告編を見て、その気になって、映画館でこれを見てたら、ほぼ間違いなく「金返せー!」て吠えてると思う、おいら。
でも、さらっと見るには最適。短編の小説をさらっと読むように、空の青さと灼熱の太陽、美味い(けど素朴な)ワインとシンプルな酒肴(日本ではさしずめ茄子の浅漬けや糠漬けってとこかな)と愉快で痛快で豪快な人達で、あー夏!夏だよねー、夏!!とか思えたらそれでいいじゃないですか。という感じの映画。
余談になりますが、空の青さと云々で夏!というのをスパイスにして、本筋では男の浪漫をがっつり描くと「紅の豚」です。

グッさんビール

2005年07月23日 09時18分15秒 | 過去ログ
こじこじが学童の一泊二日イベント(キャンプっていうか、お泊まり体験っていうか)に参加しているため、家呑み(いや、家を呑むわけではないよ、念のため)。
こういうおつまみ系ならちーっとも作るの苦にならないんだよねえ。
ちなみに、映っているのは
かぼちゃの煮付け(左手前)
前の日の残り。冷蔵庫で冷え冷えのもの。かぼちゃの煮たのって冷やして食べた方がいいらしい。先日テレビでやってた。詳しいことはすっかり忘れました(っていうか聞いてませんでした)。
トマト醤油ドレッシング和え(右手前)
醤油ドレッシングの作り方/油・醤油・酢各100cc、砂糖大さじ3 を混ぜるだけ。これがトマトに合うらしい。冷蔵庫で2週間くらいもちます(が、うちではもっと置いてます)。この分量で作ると多すぎるので各30ccと大さじ1くらいでやってもいいと思うよ。ただ、油が多い気はします。しかも冷蔵庫で冷やすので油が分離しちゃうの。これもテレビで見ました。
胡麻和え(左奥)
ちくわが中途半端に余っていたので、縦半分に切ってさらにななめの薄切り。もやしがあったので、二つを炒め合わせて中華味の素ベースで味付け、ちょっと水を入れて(蒸し煮っぽくなります)最後にゴマをがんがん入れました。こういう時にすりごまがあると便利だよー。
ズリ塩焼(右奥)
ズリ。言わない?砂肝?おいらは幼少の頃から「砂ズリ」と覚えてます。うちの母がそう言ってます。焼いて塩・コショウ。これも水を入れて蒸し煮にすると柔らかくなる、と言われていますが、焼く前にフライパンをカンカンに熱しますね?煙が出ますね?そこに油をひいて、ズリを放り込んで、ふたをしてから中火にしますと、自然に水気が出てきます。ので、改めて水を加えることはしない。

あと、冷蔵庫にあったので、玉子豆腐オクラ納豆(オクラをゆでてみじん切りにして混ぜる。納豆についてるタレでもいいが、めんつゆでも美味い)、ラッキョウ(たまに無性に食べたくなるの)、ニンニクチップ(うすぎりにして多めの油でゆっくり火を通し、ペーパーの上で油を切りながら塩をまぶす。その後の油で炒め物をするとニンニクのいい匂いが移ってます)、豚切り落としショウガ炒め(ニンニクの油で炒め、ショウガのすったのを入れた。味付けは塩・コショウ、ちょっとめんつゆ)。

…ねえさん、カロリー考えようよ…。(いいんだよ、夏だし!)(え)

ルパぁン三世ぇ

2005年07月23日 01時54分53秒 | テレビがお守り
毎年、夏になると(テレビで)やりますから必ず見ます。しかも必ず録画します。昨年まではビデオでしたが、今年からはDVDです(さりげなく自慢してみたりしてな!)。
ここ2、3年でしみじみ実感することは、声優さんがお歳を召されたよなあ、ということです。銭形のとっつぁんは言わずもがな、ですが、不ゥ二子ちゃんの増山江威子さんとかね、五右衛門(井上真樹夫さん)も次元(小林清志さん)も、やっぱりいつまでも変わらない、てわけには参りませんやね。
だってね、朝、再放送しているアニメの「アタックNo.1」、もう30年は前の作品、下手すりゃもっと前かもしれないけど、それに出演されてましたよ、増山さん。声を聞いてもしやと思い、エンドタイトルでお名前を見て吃驚。うわ、不二子だ!て。
ルパン軍団(笑)の声、主役のルパンの山田康雄さん以外はもうずーっと結成時のまんまなんですよ。放送当初のまんま。おいらが子供の頃に見た(聞いた)ルパン達のまんまなんですよ。そりゃ寄る年波にはなんとやら、です。当り前だ。地球の自転は止められないんだもの。
ドラえもんの声優がそっくりごろっと代替わりした時(この春でした)も話題になりましたが、おいらとしては、ルパン軍団の声優が代替わりするのも時間の問題だと思うし、そっちの方が(ドラえもんよりも)大問題です。おいらとしちゃ。だってーーーー!次元大介は小林清志だし、石川五右衛門は井上真樹夫なんだもの!もちろん銭形のとっつぁんは納谷悟朗以外の何者でもなく、峰不二子は増山江威子でなきゃ駄目なんです。かといって、山田康雄→栗田貫一のように、抜群にモノマネの巧い人が後を継ぐ、というのも無理だろうしなあ。

さて、今年のルパン。

面白くなかったよ。
新聞の番組紹介でも、最後のどんでん返しも規模が小さくて、意外性に欠ける、みたいなことを書いてあったけれども、まさに。
ルパンならでは、の奇抜さがなかったと思いました。
せっかくさー、UFOの金属、ていう夢ふくらむアイテムがあるのに、蓋を開ければ、なんだいそれかい!みたいなオチ(にもならないオチ)でさー。
それにそれに、それぞれを主役にもってきすぎだと思いますよ、今年。
もっと誰か一人をごごん!とメインにしておいて、同時進行でちょろちょろっと他のメンバーのエピソードを挟んでいくだけにした方が、メインのキャラをがっちり書き込めるんじゃなかろうか。その方がどっしりした骨のある話に出来たんではなかろうか。
敵キャラにしても同じ。そもそもなんで女だけのテロ組織なんだろう?ボスキャラもただのイカレた女にしか見えなかったし。ああ、勿体無い。
…とかなんとか生意気にも分析しちゃうくらい、今年のルパンは面白くなかったです。来年に期待してます。ええ、今から(鬼が笑うぞ)。

劣悪な環境下でも

2005年07月20日 21時04分21秒 | 過去ログ
ちまちま頑張るおいらって、モノグサタロウで、しぶとく出来てるんだなあ(ほんまかい)。

もう、夜間の接続状況が駄目駄目。ぶちぶち切れる。繋がっても一瞬で切れる。
今は「だー」のマクオくん(MAC。PCに名前つけちゃいけませんか)でアクセスしてるんだけど、快調。すこぶるつきで。でも、こいつは油断すると突然落ちる。止まる。
さっきも、さあ投稿しよう、としたところで落ちちゃった。(当然、書いたものは全部消えた。おおう!)

夜間もだめ、早朝もだめ。
うーぬ。いつ書けっちゅーねん。

でも、ま、ぼちぼちやります。